町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

東急クマ

2016年04月03日 | 東京急行電鉄

開け放たれているデハ3456の戸袋に目をやると、懐かしい以前の注意喚起ステッカーが現在でも残っていました。

東急電車では御馴染みクマのキャラクターのドアステッカー。東横線に9000系が登場した辺りから現れたもので、文字の変更など微細に変化はしているものの、30年余りの長期に渡りドア際で乗客に注意を促し続けています。某大手イラストサイトでは「ノーパン熊」「はいてない」と残念なあだ名を付けられているこのクマですが、イラストレーターの原田治さんが東急からの依頼でデザインを手がけたもので、ご本人の日記にその顛末が書かれていました。

http://d.hatena.ne.jp/osamuharada/20120907 どうも何処かで見たようなクマだと思っていたら、日立ルームエアコンのクマの流用だったんですね。

ちなみに2代目がこちら。1998年頃にリニューアルされ、子供に配慮したのか注意を促す文章が平仮名と片仮名に変更されました。また駆け込み乗車防止のステッカーは広告に変更され上下に離れて貼り付けられるようになっています。ちなみにこのステッカー、秩父鉄道の7500系のもので、この他には伊賀鉄道など譲渡されて他県へ行ってもまだ変わらずに注意を呼びかけているのですから実に働き者です(笑)

現行のクマがこちら。新しい東急のゆるキャラ「のるるん」が登場したので取って代わられるのかと思いきやデザインはそのままに灰色の枠線が消えて車内側から貼り付けられるようになり、裏面(車外)には新たな注意書きが追加されました。何の気なしに見ている注意書きですが、実は裏で結構色んな考えがあって作られているんですね。

コメント
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