町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

小田急70000形GSE車を初撮影

2018年11月16日 | 小田急電鉄

本年3月18日より、小田急の新世代特急車両である70000形GSE車が運用を開始してから早くも8ヶ月余りが経過しました。筆者は運用初日に運良く上り・下りの特急券を確保でき、乗車だけは済ませていたのですが、撮影の方は気が向いたらいつでも撮れると思い、カメラを向けることはありませんでした。しかし最近、仕事の出勤時間が上手いことGSE充当列車と被ったため、初めての撮影に臨んで来ました。

爽やかな秋晴れの空の下を快走するGSE70000形。小田急ロマンスカーの伝統である前面展望席を採用しながらも、オーソドックスな20m車体の連結車として設計されました。50000形VSEと共に箱根への観光輸送を担うイメージリーダー的存在ですが、朝晩はJR東日本でいうライナーの小田急版といえるホームウェイにも充当され、マルチな活躍を見せています。

最初のイメージが発表された時は、名鉄パノラマカーの再来か?と言われたこの先頭部ですが、限界まで大きくした窓とアクセントが無い1色仕上げに小さなライトがポツポツと配置されているせいか何とも不安定な感じを抱いてしまいます・・・。60000形MSEまではそのような違和感はありませんでしたが、どうしてこうなったのか。

客室内はVSEからのコンセプトであるドームを思わせる高い天井にポップな座席のモケットが印象的です。座席自体の構造はさらに改良されたようで、掛け心地が向上していました。観光輸送と通勤輸送の両面のニーズに応える車両ということで、この辺は合格点ですね。

今も昔もロマンスカー最大のセールスポイントでもある展望席。VSE車とこのGSE車は窓にピラーが入らない大型曲面ガラスの採用で遮る物なく前面展望を楽しめます。

現在は最古参となった30000形EXEの大規模リニューアルが進行しており、ロマンスカーはしばらくEXE・VSE・MSE・GSEの4車種体制が続くことでしょうが、次の世代に登場する特急車両の登場とコンセプトはどのようになるか、色々と想像が膨らむところです。

 

 

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