首都圏鉄道マニアには恒例行事となっている東武ファンフェスタが今年もまた南栗橋車両管区で開催されました。今年の車両撮影会には、20400系への改造が進む日比谷線直通車20000系と、東上線への転属を控えた30000系が展示されることになった他、事前予告で6050系リバイバルカラー編成によるツアーの告知が出たので筆者も休暇を取って参加して来ました。
まずは31606Fと21804F。31606Fの方は自動分併装置が撤去済みなことからも分かるように、東上線への転用改造中で、反対側のクハは乗務員室の機器やライト類が全て撤去されています。21804Fも転用されるのは先頭車のみの為、新製時からの8両編成での展示はこれが最後の機会になります。
御馴染み100系日光詣編成と、634系スカイツリートレイン。634系は運用に入る際に必ず2両×2本を連結した4両で使用されますが、今回展示されたのは2両のみでした。100系は新型特急車による置き換え計画と、634系は種車の6050系の老朽廃車が進行しているので、今後の行く末がどちらも気に掛かります。
もう前と同じなので書くこともないですが、リバティ500系と野田線60000系、日比谷線直通車70000系。3形式ともここ数年は必ず登場してますね。
さて、筆者はこの後6050系リバイバルカラーのツアーに参加することになっている為、受付に行ったのですが乗車前に参加者だけのミニ撮影会がありました。本日のツアーの主役、6050系と共にゲストで並べられた10000系。ヘッドマークを付けての展示です。
久しぶりに見る6050系の“団体専用たびじ”表示。8000系幕車にも存在する(した)表示ですが、特別感があって出しているのを見るとワクワクしますね。
フェスの車両撮影会は自社車両のみでしたが、こちらには特別ゲストに東急8500系伊豆のなつ編成が並べられました。10000系と共に、昭和のコルゲートステンレス車を並べる辺り非常にツボに来る展示で、担当者は分かっている人だ・・・と強く感じましたが、こちらを撮影したかった方も多いのではないでしょうか(笑)