町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

青葉台営業所の長尺ブルーリボン・ノンステップ車

2020年07月10日 | 東急バス

神奈川県内の東急バスは、巨大な団地や新興住宅地と鉄道駅の連絡輸送に当たる特性から朝夕の通勤ラッシュ対策で長尺車を古くから導入しています。2015年にフルモデルチェンジを行った新型いすゞエルガと、そのOEM供給車である日野自動車のブルーリボンでもその流れが踏襲され、20163月には初めて長尺車体のブルーリボンが青葉台営業所に導入されました。

東急初の長尺車体のブルーリボン・ノンステップ車AO1519(QDG-KV290Q1・2015年式)。それまで導入されていた中4枚折戸のワンステップ車が廃止されたことを受け導入が始まりました。

ラッピング仕様になっている上と同型式のAO1620(2016年式)。ホイールベース6000mmのQ尺仕様は都区内路線に配置されているN尺(5300mm)車よりも堂々たるスタイルが魅力的です。上のAO1519は青31系統鴨志田団地線、下のAO1620は日体大線に充当されている姿で、いずれも平日日中は5〜6分間隔、土日祝日でも10分程度の間隔で運行され平日に限り午前1時台まで深夜バスも運行される基幹路線で通勤・帰宅時間帯は長尺大型車が威力を発揮します。

ホイールベースが延長されノンステップエリアの座席が増設された車内。後部の中ドア付近は1人掛け座席とし、流動性に配慮しています。

少々意外だったのはこちらの停留所名表示器で、都区内の営業所では大型液晶ディスプレイに換装されていますが、青葉台営業所管内では旧来からのLEDスクロール表示のものが現在も使用されていました。筆者は後ろの席からも見やすいので割と好きですが、このタイプの表示が見れるのはいつ頃まででしょうか。

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