町田営業所業務日報

地元周辺の鉄道・バス車両について気紛れに綴ります。

空港関連輸送で活躍する京浜急行バス・2代目いすゞエルガ

2023年07月25日 | 京浜急行バスグループ

日本全国で普及している2代目いすゞ自動車製エルガが京浜急行バスに導入されたのは2016年度のことで、東京都内・神奈川県内の双方に在来車の代替なども兼ねて導入された為一気に主力車両になっており、OEM供給車である日野自動車の2代目ブルーリボンと合わせて勢力は拡大の一途を辿っています。今回は地域輸送の他に空港関連輸送を担っている羽田営業所所属の2代目エルガを捉えました。

川崎駅〜羽田空港を結ぶ空51系統で運用中のH2848(2KG-LV290N22018年式)。東京オリンピック開催に伴って登録ナンバー品川23120-20となっています。京浜急行バスのノンステップバスは正面の左側に"らくらくくん"のイラストが表示されていましたが、ベビーカーマーク掲出に伴い窓下に移されています。

穴守稲荷付近を回送中のH2771(QKG-LV290N12017年式)2代目エルガが初登場に設定された型式です。一般路線バスではありますが、羽田営業所は空港ターミナル間無料連絡バスを担当しており、専用車に指定されている日野ブルーリボンハイブリッドとブルーリボンシティノンステップ仕様車が車検などの際に写真のように連絡バスの表示を掲げて代走を務めます。

リア部から見るH2942(2KG-LV290N32019年式)QKG-規制車と比較して外観上の変化は無いですが、ドライバー異常時対応システムの標準装備など更に改良が見られます。

車内設備は他社でも見られる標準型の内装で特筆すべき点はありませんが、床がフローリング調仕上げになっており青系の柄が入った座席モケットと合わせて瀟洒な雰囲気を出しています。

かつては関東地方初の試作ノンステップ車を初め、近隣の大森営業所には通勤対策で中扉を両開き仕様にしたスーパーワイドドア車など、極めて特異な車両が見られた東京都内の京浜急行バスですが、現在はすっかり標準仕様の車両で整理されてしまいました。これもまた時代の流れですね


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 歌わなくなって久しい京急新1... | トップ | ロングボディで京浜工業地帯... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。