昨年11月、俳優高倉健さんが亡くなられた時、「一番好きだった映画」と紹介した映画が、本日テレビ放送されるそうです。
昨年の11月の日記
それに先立って、公開当時にメイキングなどを収めたドキュメンタリーの番組が、先日放送されました。
その中で驚いたのは、中国の俳優はみんな素人だったということ。
子役ヤンヤン役を決めるのに、監督張芸謀は、7万人の子供に会ったということ。
今までの映画作りにない手法で撮影を進める監督の熱い思い。
憧れの「高倉健」と仕事ができる幸せ。
何度もTAKEを繰り返しながら、粘り強くそのシーンを作り上げる張芸謀監督。役者が素人なので、それはそれは何度も何度も失敗する。
でも、健さんは呆れるどころか熱心にやり取りを見つめる。
監督からOKが出ると、拍手が起こる。
後半のシーンでは、撮影の合間に、何度も白いハンカチで涙を拭く健さんがいました。
「千里以上走ったね」
予告編の動画を貼っておきます。
ああ、予告編を観ただけでも泣ける~。
北海道では、札幌のシアターキノで、2週間上映されていました。
見逃した方、是非ご覧ください。