二つ星の空

(旧「風からの返信」-11.21.09/「モーニングコール」/「夢見る灯台」/「海岸線物語」)

「トクソウ第4話」急展開のその先に!(次回最終回!)

2014-06-02 00:15:09 | 吉岡秀隆
トクソウ第4話、すごく面白かった。

いや、人が死んで「面白かった」なんて不謹慎ですな。とても引きつけられて、集中してみました。


ドラマの展開が、原作と同じようでいて、細部が異なっているため、原作読んでいてもドキドキしながら見ることができる。
(まぁ、原作読んだのも4月頃なんで、細部は忘れている、ということもある^-^;)

織田にとっては、元恋人の死、協力してくれた記者が容疑者、という展開は、非常に辛かろうと思う。
しかし、織田のすごさは、その大胆な行動力(爆)。

警部に対しても、妻に対しても、鬼塚副部長に対しても。

織田の振り切ったバカ正直さ(中学生か高校生か、おまえは!と思うぐらいの潔さ)がすごい。
とても真似できんが、見ていていくばくかの爽快感があるのは事実だ。

いや、でも、上司じゃなくても、誇りを持って仕事してるしかもめっちゃ偉い社会人に対して、あの言い方、、、すげぇ。
むしろ、黙って聞いてくれている鬼塚副部長こそ人物だと思えてしまう。
絶対、鬼塚副部長、織田に甘いよな。織田が自分でも聞いてたけど「なぜ、織田にここまで教えてやるんだ?」って思う。
鬼塚さんにとって、過去の因縁を含めて、織田はやはり「特別」なんだろうと思う。だから、特捜に呼んだのも、鬼塚さんなんじゃないだろうか。


今回の描き方は、むしろ、視聴者を「織田」というキャラクターから分離させ、「鬼塚」への共感を促す意図があるようにも見えた。


そしたら、今日付で更新された「トクソウ」のウェブサイトの特集ページ「「トクソウ」の舞台裏」で、吉岡秀隆氏がまさにそんなことをコメントしていた!

「吉岡は結末について「観ている方は最初は織田の視点から物語に入っているので、鬼塚のしていることをとんでもないと感じていると思います。でも話が進んでいくと、最終的には鬼塚の味方になるんじゃないでしょうか。」と意味深な発言も。最終話で織田と鬼塚の運命はどう交錯していくのか?」
以上、「「トクソウ」の舞台裏第7回」より引用。

第4話の対決についても、このコラムで、吉岡は非常に冷静に分析している。
そっか、視聴者と同じように感じてたんだ(笑)。織田を演じながら、織田の極端さに気づいている吉岡、すごいな。本当に、この人の感覚は信頼できる、と再確認した。


鬼塚さんは巨悪なのか、それとも(矛盾も含めた)正義の象徴なのか。
今回の最終部分では、明らかに視聴者のミスリードを誘うような(苦笑)あからさまな展開があったが、それはそれで面白い。
最終回、どんな風に見せてくれるのか。非常に楽しみだ。

そして、今日も、道上先輩は渋かった。(おいらは道上先輩が困りながら迷いながらも、ちゃんと地検の仕事を汚れも含めて遂行してるのを見るのが大好きだ(笑))
そして、マムシとカチワリのコンビもいい味出していた。この二人も人間的だし、仕事人なんだよな。

山下がはねられたときは、「げげ、死人に口なし?!」とあせったが、生きてて良かった。だが、実際、だれがはねたんだろう。そこが一番不気味だ。


日曜夜の「トクソウ」すごくいいドラマだ。来週が最終回だなんて残念だ。もっと見ていたい。

さて、明日から、おいらも、現実のしがらみを受け止めて、しっかりと頑張ろう。
おや、もう「今日」だっけ。ドンマイ。

みなさん、よい夢を。
コメント
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