Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

イタリア料理教室【基本中級編・2月】

2016-02-12 23:13:09 | イタリア料理
今夜は夫に娘の世話をお願いして、イタリア料理教室へ行かせてもらいました


先月は通いたいコースのレッスン日が、仕事の集中日と重なってしまってお伺い
できなかったので、12月以来2か月ぶりのレッスンです


まずは前菜から作ります。今日の前菜は「Insalata di calamari e borlotti」。
エミリア・ロマーニャ州の郷土料理で、うずら豆を使った冷たいサラダです


まずは下準備として、うずら豆を一晩たっぷりの水につけておきます。その豆の
水気を切り、ひたひたになるくらいの水と一緒に鍋に入れ、丸ごとのニンニク・
ローズマリー・塩を加えて、アクを取りながら弱火で20~30分茹でます。


トマトは湯剥きしてタネを取り1cm角にカットしておきます。この時期はあまり
トマトの状態が良くない場合が多いのでミニトマトで代用しても良いそう


トマトを湯剥きしたお湯を使い、7mm幅の輪切りにしたイカも茹でておきます。
ボウルに茹であがって冷ましておいた豆と合わせます。


さらにトマト・2mmのスライスにし塩もみしたセロリ・みじん切りのイタリアン
パセリを入れたら、塩コショウ・オリーブオイル・レモン汁で味を整えて完成。
食べる時間まで冷やしておきます


次にメインを作りますね。メイン料理は「Maiale e prugne all’agrodolce」。
アグロドルチェは甘酸っぱいお料理をさしますが、今日は豚バラ肉をプルーンと
赤ワイン&バルサミコ酢で煮込みます。

イタリアでは豚バラ肉はパンチェッタにするか煮込み料理として使うのが主流だ
そうですよ。脂身が多いのでそれ以外の使い方が少ないのです。今日のお料理は
冬の家庭料理の定番だそうですよ




鍋にオリーブオイルをひき、スライスした玉ねぎを炒めます。しんなりとしたら
小麦粉を加えて粉っぽさがなくなるまで炒めます。豚バラ肉は両面塩コショウを
して、フライパンで全面をきつね色になるまで焼き、鍋に移します。



フライパンの余分な油をふき取って、赤ワインとバルサミコ酢を入れて沸騰させ
鍋に移し、プルーンを加え、ひたひたくらいまで水を入れて沸騰させます。沸騰
したらアクを取り、落し蓋と蓋をして弱火で1時間ほど煮込みます。


最後はパスタ。今日のパスタは「Penne con crema di salmone affmicata」。
サーモンとほうれん草のパスタは日本でよく見かけますが、イタリアでも定番の
パスタなのだそうです。

秋に生鮭で作るのも良いですが、スモークサーモンのほうが燻製の香りがあって
オススメだそうです。パスタはペンネに限らず、フェットチーネなどもOK



フライパンにバターを溶かし、みじん切りにした玉ねぎをじっくりと炒めます。
1cmくらいにカットしたスモークサーモンを加えて色が変わったら、下茹でして
2cmm幅に切ったほうれん草を加えて炒めます。




白ワインを入れてアルコールを飛ばしたら生クリームを加えて軽く煮詰めます。
茹で上がったパスタを入れたらソースをよく絡ませて、粉チーズ・塩コショウで
味を整えれば完成です


煮込んでいたメインも出来上がったところで、早速試食開始です


前菜はヤリイカとうずら豆のサラダ。うずら豆の茶色にイカの白とトマトの赤、
そしてパセリの緑が映えるパスタです。我が家は夫がイカを食べないので、生の
ホタテで代用したいと思います


パスタはスモークサーモンとほうれん草のクリームペンネ。クリーム系パスタは
私の大好物ですが、その中でも大好きな組み合わせです。体が温まる、冬らしく
彩りの良いパスタです


メインは豚バラ肉とプルーンのアグロドルチェ。プルーンをお料理等に使うのは
初めてでしたが、このプルーンがとっても良いアクセントになっていて、豚肉と
一緒に食べるととてもさっぱりしていて美味しいのです


食後はコーヒーを淹れて頂いてホッとひと息。久しぶりのレッスンでしたが、
やはりレッスンに来るととても楽しくて時間が経つのを忘れてしまいます

今日のお料理はどれも夫が好きそうなものばかりでしたので、早速来週末にでも
作ってあげようかなと思っています