明後日は立秋。まだ暑い盛りですが初めて秋の気配をほんのり感じ始めるころ
初候である8/8~8/12は「涼風至る」。
暑いなかにも涼しい風を感じることも出てくるころです。昼間は暑くとも朝晩は
涼しくなってきて、大合唱を聞かせていた蝉の種類も鳴き声も変わり始めます
実は8月8日~10日の3日間は「白桃の日」。8(は)9(く)10(とう)なのだ
そうですよ。フルーツの中でも桃が大好きな私は、この時期青果売り場を通ると
香ってくる桃の香りだけでも癒されます
次候である8/13~8/17は「寒蝉鳴く」。
ミンミンゼミやアブラゼミなどの暑さに拍車をかけるような鳴き声とは違って、
朝夕に静かにカナカナカナと鳴くヒグラシの声は、秋の訪れを感じさせますね
この時期はちょうどお盆。京都ではいわゆる「大文字焼き(五山の送り火)」が
行われます。我が家でも毎年8月15日に親族が集まり、夕方になると提灯を持って
お墓へご先祖様の霊を送りに行きます。この提灯の灯りを見ると、夏も終わりに
なるのだなぁと感じます{提灯}
末候である8/18~8/22は「蒙霧升降す」。
深い霧がたちこめるころだそうです。私自身はあまりこの時期に霧がたちこめる
様子を見た記憶はないのですが、もっと緑深い場所ではあるのかもしれません。
霧の立ち込める森や林の中で、雨も降っていないのに木の葉から水が落ちてくる
ことがあるそうです。これは葉や枝についた霧の粒が集まって滴になって、葉を
伝って落ちてくるもので「樹雨」と呼ぶそうです