Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

【茶懐石料理教室:2017年6月】

2017-06-02 23:26:39 | 懐石料理&和食
今日は5回目となる茶懐石料理教室へ行ってきました



6月のレッスンということで、ひと足早く七夕の懐石料理を教えて頂きました。


向付は「鱸へぎ造り 碇防風 莫大 山葵 加減酢」。薄造りにした鱸にごく薄~く
塩をあてて、防風と莫大を添え、山葵を天盛りにして加減酢をかけたもの。


汁物は「南京 赤味噌仕立て 落とし辛子」。色紙に切って面取りしたかぼちゃを
下茹でしてうす味で煮含め、赤味噌を合わせたもの。


煮物椀は「鱚の真蒸 じゅん菜 おくら 木の芽」。開きにして骨や尾を外した鱚を
皮目側だけ軽くあぶり、皮目が下になるよう型に敷いて、その上にしんじょ地を
流して蒸したもの。サッと茹でたじゅん菜とオクラを添えて。


焼物は「いさきの木の芽焼き」。三枚におろして食べやすい大きさに切り分けた
いさきを醤油とみりんのタレに漬け、5~6分グリルで焼き、木の芽を添えて。


強肴は「蟹と寒天の胡麻酢和え」。細切りにして下味をつけた胡瓜と茗荷に、
固めに戻して薄い味を含ませた糸寒天、蟹身を合わせて、胡麻酢で和えたもの。


八寸は「とこぶし生姜煮 枝豆」。殻から外して軽く切り込みを入れたとこぶしを
生姜を加えたお湯でさっと茹でたものと、塩茹でした枝豆。


香の物は蕨のきゃらぶき、たくあん、ナスの3種類。


お菓子は「星雲」。道明寺粉を混ぜた涼やかな衣でこしあんを包んだものです。