今日は八十八夜でしたね
立春から八十八日目にあたるこの日は、農事において節目の日とされています。春の気が満ちる立春からここまでの時期にすくすく育ったお茶が収穫時を迎え、この日には茶摘みが行われます。
春の気を受けて育った生命力が詰まったこの一番茶を飲んで、長寿や無病息災を願うのだそうです。
この頃になると良く耳にする「茶摘み」の歌は知らない人のほうが少ないのではないでしょうか
夏も近づく八十八夜
野にも山にも若葉が茂る
あれに見えるは 茶摘ぢやないか
あかねだすきに菅の笠
日和つづきの今日此の頃を
心のどかに摘みつつ歌ふ
摘めよ摘め摘め 摘まねばならぬ
摘まにや日本の茶にならぬ
また、この頃からは田畑に霜が降りなくなりますので、霜害の心配がなくなり、田植えが行われ始める時期でもあります
実家の近くでもたくさんの田んぼで田植えが行われ始めています。少し経つと、どの田んぼにも水が引かれてそこに青々とした苗が綺麗に並んで、水面に青空が移る様子はとっても美しい田園風景です