先週末、最近の京都では初夏の風物詩ともなっている「五花街合同公演」が2日間に渡って行われていました
(写真は報道系サイトからお借りしました)
この五花街合同公演の歴史はそれほど古いものではなく、今回で24回目だとか。おおきに財団と京都花街組合連合会が主催するイベントで、毎年6月下旬の土日に南座で行われています
(写真は報道系サイトからお借りしました)
それぞれの花街から芸妓さんや舞妓さんが出演して、様々な演目の舞踊を見せてくれるのですが、一番の注目は終盤に上演される「舞妓の賑い」。京都五花街の舞妓さんがそれぞれの街から4名づつ出て、同じ演目を同時に舞台上で踊るもの
花街毎に踊りの流派が違うので、同じ演目を踊っても振り付けがそれぞれ違うのですが、その違いを見比べることができるとても貴重な機会です
今年は祇園甲部では地唄「鳥辺山」、宮川町は長唄「君が代松竹梅」、祇園東は清元「青海波」、上七軒は長唄「浪枕月浅妻」、先斗町は清元「北州」でした。
それぞれに美しい艶やかな舞が見られそうですね
この公演の後には「五花街の夕べ」と題したイベントも用意されています。別途料金がかかりますが、瓢亭・菊乃井・つる家・柊家・炭家の老舗料亭のお座敷で京料理を食べながら芸舞妓さんの舞やおもてなしを堪能できるもの
またそれよりも少しリーズナブルに、ハイアットリージェンシー京都の大広間で同じくお料理と芸舞妓さんの舞やおもてなしを堪能できるイベントもあります
公演から続けて参加すれば、丸一日花街の華やかさに触れることができますね