例年であれば本日5月15日、京都では京都三大祭のひとつである葵祭が行われているはずでしたが、今年はCOVID-19の影響により行列は中止となってしまったそうです💦
葵祭の始まりは平安時代よりも前まで遡り、平安時代以降には、国の祭祀として執り行われてきた行事です😊
賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭で、正式には、「賀茂祭」と言います。戦乱等で一時中断していた祭りが江戸時代に再興されて以降、勅使行列の牛車や勅使など、さまざまなものや衣装を葵の葉で飾るようになってから「葵祭」と呼ばれるように💕
(画像は報道系サイトからお借りしました)
祭りのメインイベントである行列は正式には「路頭の儀」と言います。近衛使・検非違使・山城使・馬寮使・内蔵使など馬に乗った男性中心の本列と、斎王代を中心とした女人列で構成された行列は、総勢500名以上、その長さ1km近くにまでなるのだそうです😳
全ての人々が平安時代のそれぞれの役職に合った装束を身に纏っていますので、現代にいながら平安時代に紛れ込んだかのようなその華やかな行列を一目見たいという見物客で、沿道は埋め尽くされます❤️
(画像は報道系サイトからお借りしました)
源氏物語の中でも、葵祭で勅使を務める光源氏を見るため良い場所を取ろうと、正妻である葵の上の乗った牛車と、お忍びで来ていた恋人の六条御息所の牛車が争う場面がありますよね😊
私は歴史の中で平安時代が一番好きなので、一度見に行ってみたいと思っているお祭りです❤️