Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

初釜に参会(千總:別誂え青地貝桶柄訪問着) / 鰻ランチ / 子供たちのハンバーグ作り

2023-01-21 23:11:00 | 茶道

今日は子供たちを実家の両親にお願いして、夫と2人でお稽古場の初釜に参会してきました♪


先日着物部屋の整理をしていたところ、10 年以上着ていない訪問着がいくつか出てきましたので、今日はその中から一枚を選びました😅

こちらは 10 年以上前の三味線(長唄)の舞台用に誂えた思い出の着物。百貨店を通して「千總」に別誂えをお願いした特別なもので、舞妓さんの色紋付の柄をベースに、図案から千總に描いて頂いた総手描きの訪問着です💕

着物はしっとりとした縮緬地を鮮やかな青地に染め上げ、大ぶりの貝桶をメインに、流水に浮かぶ四季の花や合わせ貝を描いた、刺繍もたっぷりと入った「千總」製の別誂えの訪問着。


帯は白地に金糸やプラチナ糸で、松葉が青海波風に織り出されている袋帯。


今年の初金は、昨年同様コロナ対策で人数を少なくするため、午前と午後の2部制で行われました😊


さらにそのグループをそれぞれ 2 つに分け、先に広間で薄茶を頂くグループと小間で濃茶を頂くグループで、それぞれ入れ替えで行います♪


お床のしつらえは例年裏千家お家元の初釜と同じ仕様で、上から結び柳が下がり、壁には「和敬」と書かれた横物のお軸が掛けられ、床柱には利休端ノ坊の花入れに曙椿と鶯神楽が活けられており、床には蓬莱山飾りが飾られていました❤️

蓬莱山飾りも毎年同じですが、お三方に奉書を敷き、洗い米を中央に入れて裏白と譲り葉を四隅に置き、その上に胴炭と輪炭を据えて、昆布と熨斗アワビを乗せ、串柿を水平に置いた上に橙を載せ、皿に梅干し・昆布ごまめ・チョロギをそれぞれ入れて四隅に置き、中央点前に伊勢海老を飾ったもの。


八寸とお酒で新年のご挨拶をした後は、お濃茶席と薄茶席を楽しませて頂き、約3時間の初釜が終了。毎年恒例の、床前での記念写真も。


今年は参加人数も多いのですが、お洋服で参加される方が12名ほどで殆どの女性は着物姿でいらしていたので、とっても華やかな初釜でした💕



コロナ前はお茶席のあとに祝会(新年会)を行って、お弁当やお雑煮をお酒とともに頂いていたのですが、まだ感染も広がっている中で祝会が行える状況ではないのでお茶席のみ。


祝会の代わりにと、初金の帰りに夫と一緒に鰻屋さんへ。初めて行くお店でしたが、とっても美味しい鰻を頂きました♪


3時ごろには子供たちをお迎えに行って一緒に帰宅。今日はお昼に鰻を食べてしまったし、ディナーはしっかりイタリアンの気分ではないなぁと、前々からリクエストされていたハンバーグを子供たちと夫が作ることに。


家庭菜園で収穫した芽キャベツ、人参、ジャガイモをたっぷりと使って、美味しいデミグラスハンバーグとマッシュポテトのプレートが完成しました👏


ふっくらしていてお味もとっても美味しかったです💕