Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

明後日は立秋・秋の気始めて立つ

2016-08-05 23:20:14 | 季節行事

明後日は立秋。まだ暑い盛りですが初めて秋の気配をほんのり感じ始めるころ

初候である8/8~8/12は「涼風至る」。
暑いなかにも涼しい風を感じることも出てくるころです。昼間は暑くとも朝晩は
涼しくなってきて、大合唱を聞かせていた蝉の種類も鳴き声も変わり始めます

実は8月8日~10日の3日間は「白桃の日」。8(は)9(く)10(とう)なのだ
そうですよ。フルーツの中でも桃が大好きな私は、この時期青果売り場を通ると
香ってくる桃の香りだけでも癒されます

次候である8/13~8/17は「寒蝉鳴く」。
ミンミンゼミやアブラゼミなどの暑さに拍車をかけるような鳴き声とは違って、
朝夕に静かにカナカナカナと鳴くヒグラシの声は、秋の訪れを感じさせますね

この時期はちょうどお盆。京都ではいわゆる「大文字焼き(五山の送り火)」が
行われます。我が家でも毎年8月15日に親族が集まり、夕方になると提灯を持って
お墓へご先祖様の霊を送りに行きます。この提灯の灯りを見ると、夏も終わりに
なるのだなぁと感じます{提灯}

末候である8/18~8/22は「蒙霧升降す」。
深い霧がたちこめるころだそうです。私自身はあまりこの時期に霧がたちこめる
様子を見た記憶はないのですが、もっと緑深い場所ではあるのかもしれません。

霧の立ち込める森や林の中で、雨も降っていないのに木の葉から水が落ちてくる
ことがあるそうです。これは葉や枝についた霧の粒が集まって滴になって、葉を
伝って落ちてくるもので「樹雨」と呼ぶそうです


お姉ちゃんの自覚

2016-08-04 23:18:39 | 日記
退院して赤ちゃんが我が家にきてから3日目。

息子が生まれたときからお世話をしたくてかまいたくてしかたない様子だった娘
ですが、早くもお姉ちゃんの自覚が育っているようです


赤ちゃんが泣くとすぐにかけつけてお腹をトントンしてくれたり、ミルクを作る
ときには温度を確かめてくれたり、添い寝をしてくれたり、「お姉ちゃんだよ」
いいながらチューをしたり

息子もお腹の中にいるときから娘の声を聴いているので、娘が構うとなんとなく
嬉しそうな表情をしています

こうして頼もしいお姉ちゃんでいてくれる反面、イヤイヤ期&赤ちゃん返りで、
すぐに怒ったり泣いたりワガママを言ったりが目立つ毎日

娘なりに、赤ちゃんのいる生活を少しずつ受け入れようとして、頑張ってくれて
いるのだと思います

そんな娘の心に寄り添いながら、毎日を過ごしていきたいです



退院して2日

2016-08-03 23:07:35 | 日記
今日で退院して2日が経ちました。娘は日中保育園で看て頂けるので、9時~5時の
あいだは息子と2人きりで過ごしています

夫は朝早くお仕事に行ってしまうので、娘が起きてからは息子の世話をしながら
娘の朝食・着替え・保育園の準備、洗濯物を畳んだり食器を片づけたりの家事を
して、9時ごろに両親が娘を迎えに来て保育園に連れて行ってくれます。


息子は生まれてすぐの顔のむくみも徐々に取れはじめて、赤ちゃんらしいお顔に
なってきました。全体的に娘にそっくりですが、パーツごとに見てみるとやはり
男の子らしい顔つきをしています


まだ生まれたばかりなので授乳とおむつ替えを済ませるとすぐに眠ってしまい、
2~3時間ごとに起きる生活を繰り返してくれているので、私もその合間に睡眠を
取ったり体を休めたりして、なるべく無理をしない生活ができています

夕方4時半ころに両親が保育園へ娘をお迎えに行って実家へ連れ帰ってくれるので
私も5時前には息子を連れて実家へ行き、息子の沐浴を済ませて寝かしつけして、
両親と私と娘で食事をさせてもらい、娘と私もお風呂に入って帰宅します。

日中は離れているぶん、この夕方からの時間は娘とたっぷり一緒に過ごす時間に
あてて、突然お姉ちゃんになってしまった娘の心のケアに注力しています

年齢的なものと赤ちゃん返りもあって何かと大変な娘ですが、こうして毎日根気
強く愛情を伝えていくことで、落ち着いてくれると良いなぁと思います


8月1日は八朔

2016-08-02 23:49:53 | 京都花街
8月1日は「八朔」の日。八月の朔日(ついたち)の略ですが、この日は
京都の花街で八朔の行事が行われ、花街の華やかな様子を見ることができます

八朔はもともと農民の間で行われていた行事で、旧暦の8月1日のころはちょうど
早稲の穂が実る時期でもあり、その初穂を恩人にお贈りする習慣がありました。

これを「田の実」の節句とも言い、「たのみ」を「頼み」にかけて、農民以外の
階層でも日ごろお世話になっている人へ贈り物をするようになりました

また、天正18年の8月1日に徳川家康公が江戸城に入城をしたとされることから、
江戸幕府ではこの日を正月に次ぐ祝日と定めていました


(画像は報道系サイトからお借りしました)

伝統行事を守り続ける京都の花街にはいまもその習慣が残っており、毎年この日
になると、芸舞妓さんたちがお稽古事のお師匠さんやお茶屋さんをまわります


(画像は報道系サイトからお借りしました)

この半年のお礼とこれからの半年も宜しくお願いします、という意味を込めて、
「おめでとうさんどす。どうぞ相変わりませず、おたの申します。」とご挨拶を
してまわるのです。


(画像は報道系サイトからお借りしました)

旧暦8月1日であればもう秋の気配も漂う時期ですが、新暦8月1日は夏真っ盛り。
昼間の炎天下に着物を着て何十件もまわるのは相当大変だと思いますが、さすが
美を極める芸舞妓さんだけあって、涼しげにこなしていらっしゃるそう


(画像は報道系サイトからお借りしました)

特に祇園甲部では絽の黒紋付きという正装で回るので、なお一層大変でしょう。
でも、着物の中は汗だくでも顔には汗をかかない、と言われています

一説にはわきの下近くのツボに汗止め効果があり、そこを帯が圧迫しているから
というお話も聞きますが、それよりは見られている緊張感と芸舞妓である誇りの
なせる技ではないかと思います


退院しました

2016-08-01 23:49:07 | 日記
入院4日目、退院の日です。金曜日の夕方に出産して月曜日の朝には退院という、
今回はなんとも忙しない入院生活でした

朝9時には病室を出なければいけないので、今朝は5時過ぎには起きて身支度開始。
シャワーを浴びてお化粧をして、赤ちゃんに着せるベビードレスを準備します



こちらのドレスは娘が生まれるときに母が作ってくれたもので、ベースドレスに
使う生地はオーガニックコットンにこだわって探し、オーバードレスはふんわり
可愛らしいデザインで作ってもらいました

母は息子にも新しいドレスを作ってくれると言っていたのですが、1~2度くらい
しか着ないものですので、娘と同じものを着せることにしました


自分の身支度が終わるとすぐに授乳をして息子もお着替えをしました。こうして
同じドレスを着せていると本当に娘の赤ちゃんの時にそっくりです


こちらの朝食が病院で頂く最後のお食事になります。メニューはお魚の煮つけ、
牛肉のしぐれ煮、香の物、お味噌汁、フルーツでした


8時半ごろに夫と娘がお迎えに来てくれて荷物などをすべて運び、最後に院内で
退院の記念撮影をして頂きました。今日から家族4人での生活が始まります



今日は雨でしたので日中は家でのんびりと過ごし、夜は早めに娘を寝かしつけて
久しぶりに夫と2人のディナータイム。今日は出産お疲れさまということで、夫が
お寿司とケーキを買ってきてくれていました。とっても美味しかったです

今回も里帰りをせず自宅で産褥期を過ごすので、娘もいる状態でてんやわんやに
なりそうですが、頑張って過ごしていきたいと思います