Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

鴨川をどり

2022-05-11 23:54:00 | 京都花街

3月下旬の「北野をどり」から始まった京都・花街の春のをどりですが、今月1日からはいよいよ一番最後となる先斗町の「鴨川をどり」が始まりました💕



(画像は報道系サイトからお借りしました)


一昨年と昨年はコロナのため中止となっていたので、3年ぶりの公演です。第183回となる今年は「先斗町四季絵姿」と題し、先斗町の四季を表現した舞踊で構成されたようです😊



(画像は報道系サイトからお借りしました)


コロナ対策として座席を例年の7割にし、公演時間も短縮したうえで、セリフのない純舞踊のみで行われます♪


北野をどり、都をどり、京おどりは桜🌸のイメージの強い踊りですが、5月に入ってから始まる鴨川をどりは藤がイメージ。フィナーレでは舞台の上から下がる花も藤の花です❤️


春から初夏にかけての踊りもこれで締めくくりとなり、いよいよ夏がやってきますね


【色無地の別誂え(フルオーダー):単衣黄色一つ紋付き】《反物選び編》

2022-05-10 23:50:00 | 着物

ここ56年ほど、息子の出産👶や家づくり🏠、それがひと段落したところでのコロナ🦠と、なかなか着物の制作に心が向かない日々が続いていました💦


やっとコロナも少しずつ落ち着きを見せはじめた昨年から娘の反物ばかり集めていましたが、やはり自分の着物👘ももう少し揃えたいなぁと、今年は4枚ほど誂えることに😊


色無地の手持ちが少ないので、まずは単衣の色無地を作ることにしました♪


合わせたい帯を既に持っているので、帯をベースに着物の地色を決めてからの製作という、いつものは違うパターンです😳


夏の日差しに鮮やかに映る明るい黄色にする予定で、まずは反物を選びます。



工房に10反ほど候補をあげて頂いた中から、すっきりと見えそうなこちらの唐織を選びました💕


早速黄色系の地色見本を送って頂けるようなので、楽しみです


端午の節句

2022-05-09 23:47:00 | 季節行事

5/5は端午の節句でしたね😊


端午の節句はもともと中国の風習が日本に入ってきたもの。


中国では健康を願い薬効のある菖蒲を漬け込んだ菖蒲酒を飲んでいたのが、日本に渡ってくると菖蒲湯につかるようになったそうです💕


「端午」は「最初の午の日」という意味の言葉で、もともと五月初めの午の日に行われていた行事でした。季節の変わり目であるこの時期、平安時代には薬効の高い草木や鹿の角を求めて野山に薬狩りに出かけるならわしがありました🎵



絹の包の中に薬草を詰めて菖蒲やよもぎやさつきあしらい、五色の糸を垂らした薬玉を家の柱にかけて邪気を払ったそうです。これを長命縷と呼んで、厄除けや長寿を願ったとか😊


また、花々や絹糸を美しくあしらって作られたこの薬玉は、平安貴族のあいだで端午の節句に合わせて贈り物として使われていたようです。源氏物語の中でも、源氏の君が花散る里の君へ美しい薬玉を贈る様子が描かれています❤️


時代が下って武士の時代になると、菖蒲の音が尚武と通じるとされて、武家でも大切な日として祝われるようになります。



江戸時代になると、男の子の成長や武運を願って鎧兜を贈るようになったとか。また、鯉は川を上り竜門を登ると龍になるという中国の言い伝えから立身出世のシンボルとされ、まるで鯉が川を泳いでいるかのような鯉のぼり🎏をあげました。ここから端午の節句は男の子の節句となったのです😳



端午の節句に欠かせない食べ物の中に粽がありますが、これも中国伝来のもの。


その由来は2300年ほど前、戦国時代の屈原という人物に遡ります。屈原は楚王の側近でしたが、国の行く末を憂えて汨羅の淵に身を投げました。人々は悲しんで命日に食べ物を汨羅の淵に投げ込み霊を慰めましたが、ある人の夢に屈原が現れ「食べ物を蛟龍に食われぬよう、楝の葉に包み五色の糸で縛ってくれ」と言ったことから、現在のちまきが生まれたといわれています😊


また、もう一つ欠かせない食べ物に柏餅があります。柏の葉は、新芽が育つまで古い葉が落ちないことから、子孫繁栄を願い柏の葉に包んだお餅が端午の節句に食べられるようです。私は味噌餡の柏餅が大好物です😍


菖蒲酒🍶はなかなか作る方はいらっしゃらないと思いますが、菖蒲湯🛀をされる方は多いのではないでしょうか。端午の節句に使う菖蒲は花菖蒲でなくサトイモ科の菖蒲です。葉には香りが、根には薬効があるとされています💕


根の薬効は刻むことで出やすくなりますし、葉には香り以外にも精油成分がありますので、根を刻んで布で包んで葉は長いままで入れてお湯を張ると良いとか。保温や血行促進作用があり、腰痛や神経痛にも効くそうですよ🎵


交通公園へ

2022-05-08 23:41:00 | 日記

今日でGWも最終日ですね😊


お天気も良くおでかけ日和。息子が補助輪無しで自転車🚲に乗れるようになったので、今後のためにと交通公園へ行ってきました♪


その名の通り、道路の造られた公園内で交通規則を学ぶための公園です。教習所の自転車版ですね。

信号🚥はわかっていますが標識🚸や道路表示などは知らないので、横をついて歩きながら、ルールを教えました。

自転車の他にゴーカート🏎もあって、息子はこれがすっかり気に入ってしまった様子。12周できるのですが、何度も何度も並び直して乗っていました💕


娘の体にゴーカートは少し小さかったのか、娘は数回乗った後は夫と卓球🏓を楽しんで。園内には大きな砂場もあって、年少〜小学校低学年くらいまでは一日ここで楽しめそうな公園です❤️

園内を走るミニ鉄道は、今日はGWの特別車両、ドクターイエロー🚄が登場して子供たちは大興奮😍


バスも停まっていて、運転席に座って少しいじったりすることができたりと、乗り物好きの男の子にはたまらない場所でした♪


遊び尽くしたGW、疲れましたが、久しぶりにリフレッシュできました😊


お茶のお稽古(別誂・若草色地薬玉柄小紋)/ パパも習字に挑戦 / おうちごはんはお鍋で

2022-05-07 23:22:00 | 着物

GWも残すところあと2日。

今日は朝一番でピアノ🎹の出張レッスンに来て頂いてから、お茶のお稽古へ。


雨が降ったりやんだりの変なお天気でしたし、疲れもあるのでどうしようかなと迷いつつも、やはり着物👘を着てしまいました😅

こちらは端午の節句で連想する薬玉(長命縷)をモチーフにしたもので、薬玉をさらに美しく花で飾った花薬玉です。平安時代には男女の間でこの時期の贈り物とされていたことから連想して、初夏に相応しく爽やかな地色に花薬玉を描いた小紋、そして平安時代を思い起こさせる図案を描いた帯を合わせて💕


着物は牡丹唐草地紋の生地を明るい若草色に染め上げ、そこに菊・桜・楓・橘などの季節の花々や美しい飾り紐をあしらった花薬玉を描いた別誂えの小紋。


帯は塩瀬地を深い黒に染め上げ、前帯の関西腹には源氏香、関東腹には貝桶と合わせ貝、お太鼓には几帳と投扇興という平安時代のモチーフたちを描いた別誂えの染め名古屋帯。


帯揚げは菊唐草地紋のある白い綸子地に、赤い絞りで蝶々を表現した輪出し。

帯締めは明るい橙色の冠組。


今日は風炉になって初めてのお稽古でしたので、薄茶の運び点前をさせて頂きました。

お菓子は笹屋伊織の「千客万来」。

お軸は「東山行水上(とうざん すいじょうこう)」と書かれた墨跡。

茶花は紫蘭が活けられていました。



夕方、娘の習字のお迎えを夫に行ってもらったところ、待ち時間が少しあって、そのあいだに先生のご好意で夫も一枚描かせて頂いたようです💕


人生で一番大きな字を書いたと喜んでいましたよ(笑)



GWの疲れなのか、今日はお料理をする気力がなかったので、簡単にお鍋にさせてもらうことに😅


本当は火鍋のスープなのですが、私が辛いものが苦手なので、白湯スープだけ使って、麻辣スープは夫の取り鉢だけに入れています💦