株に出会う

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スパークスがやっとスパーク

2005-06-03 11:37:39 | 株に出会う
随分と投資の足をひっぱてくれていたスパークスが、やっと出来高を伴って戻してきた。上げのサインは、ここ数日の安値と高値切り上げであったが、最後に水をぶっかけられたのが昨日だった。高値は抑えられ、わずか+1Kで終わった。6月1日に高値、安値とも若干好転し、2日に205Kで寄りの買いに入った人は、これで今日噴火か?と思っただろうが、そうは簡単にはいかなかった。1日じらされたのである。

同じようなケースが、2725ITX。27日に底を打ってから、2日間は小幅で上げていたが、1日に冷や水を浴びせられた。しかし、しぶとく昨日踏ん張って+2Kで終わっていた。これで、今日の反発の下馴らしが終わっていたのである。元々この株の投資ファンドという業態が気に食わず、データだけ追っかけていて、深く推移を分析していなかった。このあたりの動きを今後マスターして、少なくとも本日のウォッチに入れることができるようにしたいものである。

昨日、三角保ち合いからの上離れを示唆した、3364ナルミヤは今日前場で、安値、高値ともに下まわってしまった。これは上離れではなく逆の方にいく公算が強い。(午後、ここから切り返してプラ転すれば強いが)

4797ICFは朝方急上昇してしまい、その後押されている。404Kあたりが分水嶺となるので、後場上に行くか下に行くかは予断を許さない。

4327SHLは、前日高値を抜く勢いがなかったので、結果的には失速となってしまった。

4779ソフトブレーンは、今日はまだ調整かもしれない。プラスで終わってくれれば来週期待出来る。

2371カカクコムは、まだ下落しきっていない。812Kを抜けばと思って準備していたが、その前に押されてしまった。午後どうなるか分からないが、812Kを抜いて820Kを伺うような出来高があれば、一旦底を打ったといえるかも知れない。

ところで、スパークスだが、前回誤発注の分は、215Kで売った。+4Kだが、資金がいるので仕方がない。前場の動きを分析すると、

1.高値217Kは、25日移動平均線の218Kが意識されて突破できなかった。
2.5月25日の安値の205Kは突破したものの、24日の213Kの安値を挟んで調整中。

という、セオリー通りの値動きをしている。後場に勢いがあるとすれば、23日の220Kを抜いて終わるだろう。そうなると次の節目の224Kや235Kが見えてくる。一直線に行くとは思えず、一旦220K近辺でのもみ合いを経て、その後の動きが見えると思う。

なぜ、スパークスが今日噴いたかはよく分からないが、日経に小さく曙ブレーキの10%超の株主になったとの報告があった。曙といえば企業価値の高い会社である。このような記事でも、膠着状態の相場を少し揺り動かすには十分であった。
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