株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(6.15.05)

2005-06-14 23:14:59 | 明日のモニタリング銘柄
新興市場は軒並み下落基調に陥ってしまったようだ。その中から、そろそろ反転しそうな銘柄を上げておく。ミニRSIコンバージェンス(高値、安値が前日より下まわってもRSIが上昇していること)が結構見られる銘柄が目立つので、明日は全体に地合さえ悪くなければ反騰の日となるかも知れない。

1.8437ファイナンス・オール

 勝ったためしがないので、嫌な銘柄だが、サイクル的には反騰の時期に入ってきた。4-5日置くつもりで良い方は、123Kあたりで買ったらどうだろうか?

2.2347IBE

 今回の高騰局面の開始日の6月1日の終値308Kは今日下まわった。まだふるい落としには十分ではないので、その前に5月26日の高値303Kあたりまでの下落を待って買い。

3.4784まぐクリック

 地味な銘柄ではあるが、そろそろ前回の上昇開始起点の5月26日の終値180Kに近づいてきた。少し押したところで買いか。

4.4290プレステージインターナショナル

 5月27日の安値起点からの調整を経て反転開始か。乖離条件良し、また指数は27日に戻っている。317K以上で買いか。

5.4815JDC

 デジタルコンテンツの信託業務に新規参入が認められ高騰してきた。本日の指数は5月末段階まで下がった。乖離条件は良好。31日の高値290Kが意識されるところ。ここあたりまで下がれば、そこからの反転を狙って買いか。

6.2438アスカネット

 今日、上場来安値に接近。前回の反転開始起点の1130Kを既に下まわっている。再度上昇か?安値の1020Kにタッチしたら買いか。

7.9424日本通信

 ここに来ての調整が激しいが、ほぼ5月27日段階まで指数が落ちてきた。この日終値192Kが意識されるところ。この近くまで落ちれば買いか。

8.3371ソフトクリエイト

 出来高が細ってきて人気がないのが不安だが、指数、乖離条件とも良くなっている。10950円の安値を下まわらなければ多少の反騰はあると見るが、さてどうなるか?それにしてもボラリティが激しい株である。

9.3760ケイブ

 指数が上場来の低い値まで落ちてしまった。昨日もそうであったが、乖離条件が悪かった。今日は+4K程度に縮まっているので、後もう少し売られれば反転か。844Kあたりが奈落の底で待ちかまえているが、果たしてそこまで落ちるのか?

10.3364ナルミヤインター

 ついに上場来安値まで落ちてしまった。まだRSIが23なので、もう一段の下げがあるかもしれないが。PER12の株である。いくら落ち目でもそろそろ見切り売りはなくなるかも。今日の安値274Kに歯止めがかかれば。10時過ぎまでは様子を見ること。

11.4974タカラバイオ

 いよいよ煮詰まってきた。筆者はお手つきで3連敗だが、何とか雪辱を果たしたい。しかし、もう少し下げる様相が見える。RSIも29。どん底までは行っていない。今日の動きで弱気で始まるようだと、落ちきったところを狙う以外にない。

12.2413ソネットM3

 これも指数条件が良くなっている。6月2日段階まで落ちたら買いか。725Kあたりが下落の目途。

13.9378ワールドロジ

 上場来安値が迫ってきた。今日反発しかかっているので、247Kを抜く勢いなら買いか。

こうしてみてくると、昨年後半に上場した株が軒並み落ちている。新規上場の方に人気が行っているのかどうか。候補銘柄がかなり多くなってしまった。ということは、まだ相場全体が下落しているということだろうか。反転を始めるサインがでるまではうかつには買いを入れないようにしたいものである。
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今日の反省(6/14)と対策-DGを題材にして

2005-06-14 17:16:41 | 株に出会う
全体の地合が悪く、マークしていた株が思うような動きを見せなかった。じれて、早めに手を出した株が停滞し、最後は多少だが損切り。フェイスのように咄嗟の状況判断が要求されるのに黙視していて含み損。タカラバイオはまた手を出してしまい、-1Kで引けに撤退。まだ下がる。ダビンチは275Kの高値づかみで保持中。スパークスはわずかな株を放置中。本日は成果なし。

これでは進歩がないので、後講釈だが、本日の失敗トレードから何を得るべきかを考え、4819デジタルガレージを題材に反省してみた。(ちょっと長いし、くどいが、興味のある方は、過去の4本足を見ながら、追ってみて欲しい。)

◆この株を昨日取り上げたのは、8日の安値より13日の高値が-3Kとなっていたため。

この株は、企業孵化ビジネスを行っており利益そのものは出していないちょっと特異な会社である。チャートを見れば分かるようにサイクリックに上下している。昨日のこのようなマイナス乖離はあまりなく、あった場合は反騰している。

◆今日の動き:寄りに445Kまで下げた。この段階で指数は6月1日段階まで下がっていた。出来高もこの日の3分の1が朝の30分くらいで出来ていた。この強烈な下げはどこから来たのか?この分析ができないと今後とも勝てない。

◆この株、5月26日と6月9日の終値が前日安値を抜けなかった。この間、中9日間もほぼ上げ続けていた。(426K→481K)そして、この間の株の出来高は、プラスの日柄の出来高から、マイナスの日柄の出来高を引いて3741あった。13日までの3日間の出来高は、ほぼプラス、マイナス日柄が拮抗しているので、まだまだ持ち玉の多い人が多かったということ。9日に大きく下げ、翌10日は少し戻してほっとしていたところ、13日はまた-7Kで終わった。やはり下落基調なのか、との疑念から、本日寄りから-11Kと大きく下げて始まり、445K(前日終値比-19K)まで行った。

◆この動きはこう解釈できないだろうか?
 前回の上昇開始日の5月27日の高値が451K、安値が423K、終値が426Kであった。この日の高値を掴んだ人でも、13日までは利益が出ていた。6月3日あたりの高値495Kで掴んだ人は、9日と13日の下げでほとんどが損切りをしていた筈。残るは、27日に高値451Kで買った人のふるい落としがあった。それには、445Kまで下げることで十分だった。

◆となると、今後の方針は:

 ①しこり玉の多寡は、前回の上げの開始日から通算して判断すること。

 ②簡易法として、今採用している指数方式で判断するのはよいが、前回の上げ開始時の指数(今回のケースは、5月27日が533000)と昨日の指数(598000)から、どの日柄近辺にあるかどうかを判断(今回は7日近辺と同じ)し、まだ落ちきっていないと解釈すること。

 ③その場合は、上げ開始日の高値(今回は451K)を1つの目安として、もう一段の下げを予測する。

 ④そして、そこまで下がった後は、前日13日の安値(461K)を抜くまでは買い出動しない。それを抜けば、次は前日高値(469K)そして、終値が前日安値を抜けなかった直近の安値(今回は8日の472K)を抜くかどうかを見る。今日のデジタルガレージの分足を見て欲しい。2時から3時の間は、472Kを挟んで上下しているのが見えると思う。

◆ちょっとくどいが、今日の私の失敗トレードである、4295フェイスで見てみよう。

 上げ開始日(5月26日)の高値は273K。その後上げ一服での高値が9日の288K。今日の安値は、292Kまで行った。(実は私は根拠なく301Kで指していたが、下げがきついので取り下げた)288Kラインまで落ちていれば、もっと投げが出たかも知れない。今回のフェースは特別なニュースで上げ期待が大きいので、5月26日の高値273Kまでは考慮しなくてもよいかと思う。

ということは、明日は更に売り圧力に寄りではさらされると思うが、288Kを巡る攻防となるはずである。ここあたりで指しておくこととしよう。もし、これを下まわると、それこそ、273Kで掴んだ人たちも売りに走るから次の攻防ラインは273Kとなるが、今回はそこまではいかないと思う。結果は、セオリー通り、一押しは買いとなると予想している。
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フェイスオーナーの変わり身の早さ

2005-06-14 11:31:24 | 株に出会う
こちらも甘く見すぎていたが、昨日高騰した4295フェイス。予想通り、+9Kで始まり332Kまで昇っていった時は、今日も楽勝かと思っていた。ところが、段々と下降に入りついに昨日の高値の320Kも、少しためらった後に破ってしまった。そして、前場は306Kまで下がり、何と-11K、上下で約30Kもある。悪い癖がまた出てしまった。なぜ、320Kを切ったところで一旦処分しなかったのだろう。それでも利益は出ていた。ところが、人間は欲の皮が突っ張っているので、先ほどまで+15K位で利確できた筈が、今売ってもたったの+4Kにしかならない。それならば、なぜ先ほどの高いところで売らなかったのだろうか? といった心理が働くのである。つまり、自らのミスを認めたくないのが人間の心理というもの。そして、自らに都合の良い解釈をしてしまう。冷静にセオリーを確認すると、

1.出来高を伴って高騰した翌日は調整が入ることが多い。少なくとも翌日寄りつきからの天井で売ることを考えている投資家が多い。

2.そのサインは、前日高値(320K)であった。これは多くの投資家が指標としている。下落のときは前日安値を下まわったとき。

3.調整が入った翌日は、押し目を拾う人間が出てくる。今日も心理的な節目である300Kを割らなければ、明日は再度高騰する可能性が高い。

今回は強気の読みをし過ぎて失敗したが、今振り返ると、昨日の指標は5月10日の終値320Kのあたりまで行っていた。そして今日は寄りからの買いで、4月28日の指数あたりまで高騰すると見ていた。その日の高値は、335Kだった。はからずも今日の寄りつきの高値は332Kだった。この高値がとりあえず意識された形となっている。これを破れなければ、今日はこれまでとして売るべきだった。

指数は、前場で6月8日段階までひきずり下ろされている。やむを得ないので、今日の引けまでの様子を見て、300K以上であれば、安いところをナンピンした上で、明日の上昇に期待することとしたい。

前場に買ったのは、昨日不発だった9399新華ファイナンス。前場引けにかけて、266Kから前日安値の268Kを抜いたところの271Kで買った。このモーメンタムが後場続けば、275Kを抜いて290Kあたりまでいくかも知れない。もう一つ、4314ダヴィンチ。ここのところ下落が続いてRSIも29まで落ちている。今日、269Kから反転し、10時過ぎに、あっという間に273Kが食われ、200枚以上あった274Kも食われて276Kまで行った。少し調整があるだろうと思い、274Kで指していたら、あっという間に下りてきて約定。前場はその後一進一退で273Kで終わっているが、そろそろ上昇を目指すと思う。引けにかけての動向を見定めてからどうするかを決めたい。

4974タカラバイオは、寄りで案の定上がっていたが、この株のここ数日の癖がまた出て、そのあと売りに押された。予想通りマイナスに転じて476Kまで落ちた。その都度売り板に数10枚が現れていた。477Kの売り板が減少するのを見ながら、買い注文を入れたが、クリックする前に売り切れてしまった。反転のタイミングを監視している投資家がかなりいるようである。今日、486Kを目指して買い上がるようだと500K回復は早いので、後場の動きをウォッチしたい。
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