株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

インプレスはひどかったが、今日の売買もひどかった。

2005-06-10 22:10:20 | 株に出会う
妻が飛び乗って10Kほど儲けてすぐに降りた9479インプレスホールディングス。本来、インターネットマガジンを創設した塚本氏(確か、元アスキー)の出版会社であり、PERが110倍も付くような銘柄ではない。ところが、5月26日に116Kだった株価が、本日ストップの320Kまで上昇した。掲示板でもいろいろと本日のストップまで機関が引き上げる噂が出ていたらしい。
ところが、その噂通りに14時58分に320Kのストップを付けたのは良いが、残り2分間で大量の成り売り(この銘柄は信用売りも出来る)が出て、およそ870株の売買が成立して293Kまで下落した。2分間で27Kもの下落である。

こんなあからさまな手口は見たことがない。もとより、このようなチャート理論では説明がつかないハイリスクの銘柄に手を出すつもりはないのだが、ところがどっこい、今日の後場、中リスクくらいの7717Vテクノロジーについ手を出してしまった。指数条件が6月1日並に落ちてきたので、監視銘柄入り(私の場合は、Meネットの「トレードスター」の最初の画面に10銘柄を入れている。)させていたところ、後場のある時、8日の安値をどんどん抜きそうになり出来高を伴いあわただしく点滅し始めた。(トレードスターの場合、高値切り上げの赤字反転があざやか)これは動意付いたとてっきり思って、急いで410Kで買いを入れたのである。当然乱高下している中で約定はしたのだが、その後の値動きがどうもおかしい。売り買いが交錯し出して411Kを付けたのを最後に段々とおとなしくなっていった。結局終わりにかけてどんどんじり貧となっていき、400Kまで切ってしまった。これはまだしこり玉が残っている証拠であると思い、引け間際に399Kで処分した。後で冷静に最近の値動きを見てみると、7日に高値を付けたばかりであり、それからの出来高はかなり細ってきている。7日の2万株の出来高に対して、今日までの3日間でまだ13K株程度である。この点を見ることを怠ってしまい、目先の動きに惑わされたのであった。私の悪い癖である。勝手に上がると思いこんでしまい、今、この株のポジションはどうか?ということに対しての分析が出来ていなかった。

もう1つ、今日の後場に手を出したのが4304イーストア。これは6日に高値(出来高5645株)を付けているが、その後昨日までの3日間で10K株程度売買を伴い下げている。結構、こなれてきているのである。そのためか、今日は248Kあたりまで降りても、すぐに買いが入り玉を拾われていた。前場にもウォッチを宣言していた。
この銘柄も、午後の早いうちに、8日の安値253Kを抜いたので、そのまま上に行ってしまうと思いこみ254Kで買ってしまった。これも早かったのである。最後に成り買いをする人間がまだいたので、Vテクノ損切り資金を元手に、251Kでやけくそでナンピンした。まあ、252Kで終わっており、反転が確認できたので、来週に期待を抱いている。Vテクの損を取り戻さねば。返り血を浴びるかも知れないが。

タカラバイオは、その前に残念だが、あまりに不発だったので499Kで切った。最後は前日比ゼロなので、まだ調整が入るかも知れない。放置してあるスパークスは、何と213Kまで上昇し210Kで終わっている。トレードスターの監視画面からも外した。しばらく冬眠させることとする。

というわけで、今週はMM銘柄の2722アイケイで、一博打出来ると思っていたところ、肝心のアイケイが鳴かず飛ばずなので、他にはけ口を求め墓穴を掘った一週間だった。
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10日の前場の概況

2005-06-10 11:25:39 | 株に出会う
今日の前場は、予想通り反発の日となっている。トレーダー証券は、寄りからのあまりに急な上げで、少し下で指していたものの、結局買いそびれた。寄りつきで買って失敗することもあるので、9時半頃までの推移を見極めることとしているが、今回のように皆がねらっている場合は、寄りで買うことも必要との教訓だった。

昨日買った4321ケネディ。前場で昨日の高値276Kを抜けなかったので、+2Kだが売却した。高値を抜けない日は基本的にはその日の相場が弱いと判断している。

ここのところ下げている3338九九プラス。459Kまで下げるのを見ていたが、いくら何でもここでは買えない。リスクはあるが、前日の安値465Kを抜いていくときには買いではあったが、著しく下げている株である。まだ戻り売りが控えているかも知れない。そこで、さらにその前日の490K(これが当面の壁)を抜き去るなら、反騰の勢いがついたと判断して買い準備はしていた。やはりこのあたりでももみ合いがしばらく続いた後、485Kで前場を終わっている。反発を期待して入ってきたディトレーダーが利確に入るとすれば、午後はまた押し戻されるだろう。来週に、それでも安値、高値とも更新した時に、また買いが入ると思うが、以前に書いたように、九九プラスのビジネスモデルが危機にさらされているという、構造的な問題を抱えての株価の下落なので、買うとしても短期勝負だろう。

前場に買ったのは、2-3日前から見ている4974タカラバイオ。今日は場の勢いにつられて反発が急だったので、501Kで早いうちに買ってしまった。その後は一進一退ではあるが、昨日までのように投げ売りが見られない。ここで踏ん張ってくれれば、指数条件、乖離条件ともに良いので、今日マイナスになることがなければ、来週が楽しみである。

後場は、4304Eストアーを注視している。昨日指数条件が終値217Kを付けた31日段階まで落ちている。RSIは56とまだ高いが、250Kを割ればすかさず買いが入ってくる。248Kで筆者も指しているが、253Kを勢いよく抜くようだと、一気に270Kまで上昇があるかも知れない。
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