ジャスダックは雲の中の曖昧なポジション

明日は、これといった買い推奨の銘柄はない。ということは、これ以上、上に行くわけでもなく、かといって下落はためらっているという場の状態。一部、ぽろぽろと、一足早く落ち目の株も出始めているので、あまり積極的な投資は控えた方がよいかも知れない。

肩入れしすぎたスパークスも、明日の値動き次第ではやむなく一旦下りることも視野に。

１．３７６０ケイブ　乖離条件は良い。指数も落ちたが、落ちきっていない状態。欲張らない方へ。
２．７７４８ホロン　５月２７日と指数は同じだが、ＲＳＩが高め。下抜きのいい形では終わっているので利幅にこだわらなければ買い。
３．４９７４タカラバイオ　指数的に買いに入った。５０８Ｋ前後からの反発に乗る手はある。
４．４７８８サイバーコム　昨日一旦下りた銘柄。本日しぶとく切り上げてきている。２１３Ｋを超えるようだと買い。
５．６１１８アイダエンジニアリング　渋い１部銘柄。５６５ＫＵｐで。
６．２７２２アイケイ　今日の動きは静かだった。指数的には良いので、出来高が伴っていれば、素直に買いかも知れない。
７．２３７１カカクコム　ようやく切り返していい形で終わっているが、乖離幅が大きいまま。まだ、本格的な反騰は先かもしれないが、そろそろ打診しておいても大きな下落はない。

追伸：今日の風力発電のバカ上げは、一部の証券紙が取り上げたためらしい。とにかく、こんなに瞬時に大量に買い上がるケースは珍しい。誰かが有無を言わさず成り行きで１００本単位で買いを入れていた。ひょっとすると大相場になるかも知れない。

スパークスの引けの怪しい動きに負けた

前場に２１３Ｋを切るようだと、一旦ポジションを外さなければと思い、後場見ていた８７３９スパークス。２１４Ｋまで落ちても、２１６Ｋから２１７Ｋあたりまで戻すので、とりあえず安心していたら、時々いわゆる見せ板が２１５Ｋあたりに１００枚ほど出ては、すぐに引っ込めていた。全く見ていて嫌らしい動きである。そしてこの見せ板が、引け間際に再度１００枚単位で今度は出たままになり、ついに２１２Ｋまで押しやられてしまった。引けはなんとか２１３Ｋをキープはしているが、この調子だと明日も危ない。怪しい動きなので、また、２１３Ｋというボーダーラインでの攻防だったので、全部を処分する訳にいかず、３分の１ほどにとどめて、２１３Ｋで売った。前回購入した分に対して、損切り金額は－１４Ｋだった。痛いが仕方ない。残り３分の２の持株で何とか雪辱を果たす以外にない。２５０Ｋまで戻してもらわねばならない。この株との付き合いは２ヶ月くらいになるが、いつも言うようになかなかのくせ者である。玄人筋が１枚絡んでいるような今日のような動きがあり、素人投資家は大波に翻弄されてばかりである。

昨日買った、日本風力開発は本日ストップまで行ってしまった。まさかそこまでは行くまいと思っていたので、あっさりと２２１Ｋでさらわれてしまった。たったの＋１３Ｋだが仕方ない。２１４Ｋあたりでポロポロと売りを拾っていた人がいたのを最後に、怒濤の上げだった。一時２１９Ｋまで落ちたが、それからの上げはまた凄かった。３３０Ｋが壁になっていたので、これで終わるかと思いきや、３段目のロケットまで発射されて、ついにストップ高となった。その後反落しているが、なぜここまで上がったのか、皆目見当が付かない。

その他の銘柄：

２３７１カカクコムが持ち直した気配。但し高値からの下落が今日は大きかったので注意。
２７２２アイケイは結局買わなかった。３００Ｋあたりまで来るがしぶとく残っていた。少し燻りが残っており、あえて今日は買う必要はなかった。明日以降の動きに期待している。

１つだけ、また自分の決断力のなさに嫌気が指したのは、２３９９総合臨床。これは３３３Ｋで始まったが、前日比＋４Ｋである。今朝の日経に買収の記事が大きく出ていたので、必ずや高騰する筈であった。なぜ、寄り付きにこの程度なら買わなかったのか悔やまれる。あまり人気のない銘柄は新聞記事に対する反応が少し遅いことは分かっていた筈であった。一方、もう少し知名度のある４２８１ＤＡＣも同様に中国進出の小さな記事が出ていた。これはやはり前日比＋４Ｋの１２７Ｋで始まったが、途中１３３Ｋに上がって、引けは１２６Ｋである。上げ幅は少ないがやはり寄りで買っておけば確実にとれた。

昨日のテクマトリックスや風力開発のような銘柄を見つけるコツが少し分かったような気がする。夜、今日のデータを見直して、該当する銘柄候補があればご報告します。

調整する日は皆が弱気

８７３９スパークスは、このところの上げ疲れでそろそろ一服する筈と市場参加者は見ていたようである。私はといえば、今日も＋－ゼロで始まった（マイナスでなく）ので、上げると期待して見ていた。自分勝手な予想だった訳である。ところが２２３Ｋあたりへ戻すのがやっとで－２Ｋあたりでうろうろしていた。そして、５分ほどトイレ掃除に立ったすきに、あっという間の下落で、その後少し反転したが、前場の最後は２１４Ｋまで押された。
歩み値を見ると、１０時を過ぎての２２１Ｋで３８個、２２０Ｋで７２個の売りが効いたようである。その後は、ほとんどが１桁の売りがだらだらと続いている。株を長くやっている方には常識であろうが、次のようなことが教訓として、再度心に留めておくことを自戒。

１．前日の高値を１０時過ぎても抜けない日は弱い。機関が買うとすれば９時半過ぎからだから。
２．上げ一服という言葉があるように、３日も上昇が続けば、確率的には１日は下げ調整が入る。
３．下げ止まりの目途は、前日安値（２１３Ｋ）を割り込んで終わるかどうかになる。

スパークスは、出来高から言っても、これまでに買い上がってくれた人々の一部しか売っていない。今日は、３１３Ｋを底にして３１４Ｋあたりで終わってくれると思うが、出来高が増えて、下げが加速するようだと、残念だが、一旦損切りとあいなる。前回の新興市場の下げの時、この降りることに失敗しているので、今回は引けまで待って行動したい。但し、２１０Ｋをも下まわる勢いで下げが加速すれば途中で降りるのもやむを得ない。

昨日買った、２７６６日本風力開発が今日の希望の★。２７日の底からの反転について皆が見守っていたが、２，３日にまた下げてしまっていた。これを押し目に、昨日はきれいに安値２０６Ｋから２０８Ｋにプラ転。今日の上げとなった。同じケースは、３７６２テクマトリックスであった。