株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日の注目銘柄(10.6.05)

2005-10-05 16:58:26 | 明日のモニタリング銘柄
結果的に2326デジアーツは上に行きましたね。それにしても、くれた頭がでかすぎました。

新興市場は上がりませんが、かといって大きく下げるでもなしという展開でした。

後場の売買は、前場に410Kで買った2763FTコミュニケーションズ。まだ落ちきっていませんでした。408Kで損切りました。それに、9399新華ファイナンスを後場の中頃の特買いからの急降下、そしてそこからの回復途上の前日比イーブンの70500円で買いました。今日の寄りの買い見せ板といい、結構小さなファンドあたりが色々と画策していたようです。しかし、後で述べるように絶好のポジションまで戻しました。

さて、こんな湿った場でも勝機は必ずあります。そこで、明日の注目銘柄です。

1.9399新華ファイナンス ○

 明日こそ○でしょう。テクニカルに完全に反転です。しかも、RSIまで20%と+2%ですが上げました。乖離幅も-500円と理想的。ここから落ち込むとしても70Kまでですが、今日の引けにかけての動きからは、明日あたり80Kを目指しての動きに入るのではないかと、勝手に思っております。この株、昨日書いたようにテクニカルだけが頼りです。

2.9378ワールドロジ ▲

 今日も下げましたがOSCはイーブンの38%、RSIも同値の17%と、一応テクニカルには底打ちの可能性大です。乖離幅もゼロ。明日は、263Kを意識して、これを割らないのを確認して買いという戦術でしょうか。リーマン香港へのMSCBの発行が災いしているのでしょう。上場時の230Kに近いところまで落とされました。ボラティリティが高くて面白い株だったのですが、すっかりリーマンに骨抜きにされました。そのあたりのリスクは覚悟で参戦下さい。

3.2356トーメンサイバービジネス ▲

 この株、今日は出来高も少なくまだ落ちきっていないと、皆さん思っていることでしょう。確かに乖離幅も+12Kもあります。またOSCは46%と昨日と同値です。しかし、筆者がつけている指数値は、9月6日と同じくらいに落ちております。これは一体どういうマジックかというと、ラリー・ウィリアムズの真の高値、安値を基準にした数値の累積計算で、このような現象が起きるのですね。この指数は結構当たります。明日は、それがどうでるか、この博打株を見守ってみたいと思います。ところで、明日は当然下げ基調で始まるでしょう。その下げの目途は405K前後であることを覚えておいてください。皆さん30万円台突入まで静観の筈ですね。その意表をついて明日上がるかどうか注目。もちろん突入すればしたでそれはそれで益々OKです。ところで、この銘柄は最近某筋から知ったのですが、ダイワボウ情報システムとトーメン、そしてクレディスイスまで株主の、なかなかに面白い「サイバービジネス」を手がけている会社のようです。利益は全く出ておりませんが、親がしっかりしているので、急につぶれることもないかと思います。しかし、この株に群がる方々は、この値動きの激しさにうっとりとされているのでしょう。こういうの、「サイバーな気持ち」とでも言うのでしょうかねぇ。筆者は動き出せば、ちょこっとトーメンの利益を頂くという程度にします。

4.2766日本風力開発 ▲

 この株、いわずもがなの環境銘柄です。以前はおとなしかったのですが、原油高騰や(投資家の?)環境意識の高まりとともに間欠的に吹きます。このところ調整をしておりましたが、明日229Kあたりをキープ出来れば、いったん戻す可能性があります。OSCは-1%ですが48%、RSIも-3%落ちて44%ですので、下落基調には違いありません。但し、指数値が、TCB(3.の銘柄です。)と同じく、9月1日段階まで落ちております。そろそろ反発してもおかしくありませんので要注目。この会社については、特にコメントすることはありません。筆者は自宅に風車を付けることに憧れておりますので、小型で魅力的な家庭向けの発電機を望む次第です。この会社は発電所の開発とドイツ製の機器の輸入が主体だそうで筆者の望みとあまり関係ないと思いますが、何しろ、このような会社が成長しないと孫子の代に顔向けできないではありませんか。そして、この株で儲けて金を残せれば一石二鳥ですね。

 
【OSCがコンバージェンスしている銘柄】

・3755GDH(39%+5%、乖離ゼロ、RSIは34%に19%ダウン)
・8942SIA(38%+2%、乖離-7K、RSI22%でイーブン)

【下落からの反転注意】

・8914エリアリンク
 不動産銘柄の悪さに引っ張られておりますが、指数的にちょっと下げすぎのようです。下げ止まりは今日の所はありませんが、そろそろ底打ちからの反転が期待できるようです。

・8437ファイナンス・オール
 もうそろそろ指数的にも底に到達するかと思います。30日の95Kにどこまで近づいてから反転するか要注目。テクニカルにはまだまだ下げ余地はありますのでこの点は注意が必要です。いっそ、落ちるところまで落ちて貰いましょうか。

・2732クインランド
 OSCは28%で前日と同値です。明日は、まだ押しますので255Kあたりからの反発気配に注意。目先の動きに攪乱されないよう、この水準から下落がないようだとそこが底です。(当たり前ですね。)

・3747インタートレード
 この株、ライブドア証券のシステムをこなし、この株式相場もあってか、回復してきたようです。まだまだ往年の勢いはありませんが、今日下げても、OSCは35%と昨日と同値です。RSIも56%で同値です。指数値が結構下がっておりますので、明日は590Kあたりから600Kを下抜く勢いに乗じて買いかも知れません。
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日経が下げても上がる訳ではありません

2005-10-05 11:25:56 | 株に出会う
新興はテクニカル指標が昨日から悪化しておりましたので、そのモーメンタムを引きずっております。従って、日経を利確して新興を狙っているお方も、どこまでの下げがあるのかを注意深く見ているため、一部の底値圏や強気銘柄を除いて、動きがあまりないようですね。

前場は、注目銘柄のうち、2763FTコミュニケーションズを410Kで購入。406Kまで押されたのでちょっと早い嫌いはありますが、409KでちょうどOSC値が前日とイーブンの38%ですので、後場これ以上の値段で引けるようなら、一応明日に期待が持てるポジションです。

後は、強気銘柄の2326デジアーツを大量買いが出だした482Kで買い、9月20日の高値を前に逡巡している487Kで即売りました。こういう地合では、どちらかというと一旦棒上げした後の下落リスクの方が大きいと判断したためです。これはこれで不正解であっても、自らの投資スタイルを貫くことを優先したいと思っております。

9399新華ファイナンスは、まだ売りが出ているようです。しかし、OSCは+4%の42%とコンバージェンスしておりますので、これがOSC38%のイーブン近くまで下がったときが買いタイミングかと思います。シミュレーションでは9月27日安値の68KでもまだOSCは41%あります。64KでちょうどOSCが38%のイーブン値となります。気になさっている方は、そこらあたりまでの下落を見通してから買いに入っても遅くはありませんので、ご注意の程を。

後場もあまり傾向は変わらないと思いますが、筆者の注目銘柄としては、4776サイボウズと4304Eストアーです。両方ともOSCは前場でわずかですがコンバージェンスしております。これをキープできれば、明日以降の反転態勢ができるでしょう。今日場全体がプラスに転じれば、引けに買っておく手ですが、まだまだ悪いようですと、FTコムのように、明日の朝は地合に引きずられますので、そこからの反転狙いがよいでしょう。

追伸:11時44分

8437ファイナンス・オールが売り込まれております。但し、まだOSC41%、RSI48%と落ちきっていないのですね。しかし、筆者がつけている指数値は過去最低水準です。別に業績は悪くないのでこのあたりで買っておいても、1ヶ月も放置しておけば100K以上には行っているでしょう。北尾銘柄なので筆者は良い思い出がありません。しかし、株に私情は禁物です。29日に96300円という底値を付けてからは反転に転じておりましたが、今回の場の悪化で出鼻がくじかれた格好です。こういうケースは再度反転します。要注目。
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