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明日の注目銘柄(10.17.05)

2005-10-16 01:09:04 | 明日のモニタリング銘柄
全体を見ると、まだ個別銘柄の物色に集中はしておりますが、新興市場にも徐々に資金が集まってきているような気がします。底を脱してから4-5日を経過した段階とでもいえるでしょうか。まだ、腰砕けの危険はありますが、明日の注目銘柄を挙げて見ました。

1.2788アップルインターナショナル ◎
 
 ライブドアとのインターネットオークションについての提携やドイツ証券のレポートが囃されて、ここのところ大商いです。しかし、4日連続下落で乖離幅が-14Kとかなり拡がったことと、指数値が高騰前の9月21日段階まで落ちてきましたので、明日は231Kを巡る攻防で下回らなければ、上げに転じる可能性がありますので注目。

この会社、国内の中古車事業の伸びはガリバーほどではないですが、海外事業に見るべきものがあります。特に中国において主として欧州外国車の新車を販売するだけでなく、中国で生産された新車も東南アジア各地に輸出するという、かなりグローバルな展開をしております。また、今後はネットを通じたオークションが主流になっていく中で、ライブドアというポータルサイトとの提携は大いに武器になるものと思います。クルマのオークションというのは、実車を確認できないことには、どうしても購入者は品質に不安があるものですが、アップルが全国にもつ中古車仕入れ・販売拠点とネット情報とが連結すれば、そのあたりの不安も解消されるのではないかと思います。

2.4849エンジャパン ○

 この会社のネット求人分野での実力は定評があるところです。後はあのリクルートを、掲載件数で上回るだけとなっており、その暁には業界ナンバーワンになる素質を持っております。金曜日は+4%の46%までOSCは上げ、乖離幅が-14Kまで拡がっております。月曜日の寄りに控えめなプラスで始まるようだと、そこに乗ると良いかも知れません。上げすぎて始まった場合は、頭が525K止まりの可能性もありますので、少し様子見が良いかと思います。このところの停滞は、新興市場の地合に引きずられている面が強いので、資金さえ戻れば、こうした株は最初に買われる筈です。


【その他注目銘柄】

・9399新華ファイナンス
 OSC、RSIとも上昇。ここからの上げは時間がかかるものの、下げたところは買いか。

・2409ネクストジャパン
 OSCは+2%、RSIも+1%コンバージェンスし、48%と50%へ。指数値も10月5日段階まで落ちました 。215Kを下回らなければ、そこからの上昇についていく戦法。

・2413ソネットM3
 好決算も材料で尽くしモードで3日連続下落ですが、OSC(49%)、RSI(71%)ともコンバージェンス。そろそろ嵐が収まるのを待ったお方が買い出動するかも知れません。

・3754エキサイト
 2日連続OSCがコンバージェンスし28%です。相当に打ちのめされたらしく、回復に時間がかかっております。それは致し方ないことです。一度プラスで終われば雰囲気も変わります。もう少し見守りましょう。

・7749メディキット
 少々風雲急を告げてきたようです。OSCは+8%の33%と急伸しました。金曜日の前場は上げの脈動が見られたものの、戻り売りの圧力に結局は押されてしまいました。月曜日は寄りで更に売り物が出て、それに押されながらも47700円をキープできるかどうかに注目下さい。それをあっさりと割るようなら、8月8日の45800円も視野に入れる必要があります。

・3777ターボリナックス
 明日はまだ買い時ではありませんが、300Kを割るかどうか、そこからどう動くか注目。明日押されてオシュレーターが反転するようだと、翌日更に押されたところからの反発が期待できそうです。実は、指数値が上場来最低値を記録しているのが、今からこの株を注目する所以です。

・3776ブロードバンドタワー
 分割後ご多分に漏れず下げ続けておりますが、ようやくテクニカルには反転しました。OSCは+3%の30%とコンバージェンスです。まだ、分割前の9月26日指数値まで少し下落が必要ですが、月曜日は、715Kを死守できるかどうか注目。そこを押されればまだ下げ調整が続くと思われます。

・2330フォーサイド
 さすがに戻し調整となりましたが、金曜日はOSCも+6%の44%と明らかにコンバージェンス、RSIも同様です。明日は53Kを下抜くようだと調整完了と見ての上げが期待できそうです。

・3722日本ベリサイン
 この株、本当にいらいらさせる株ですが、時として反発します。買い残も多く、少し上げてはまた下げ基調となってしまうという悪循環に陥っております。OSCも+2の28%とコンバージェンスし、RSIも26%と前日と同値です。9月30日は300Kを切ってからの切り返しがありましたが、金曜日はそれがありませんでした。これはさらなる下落のサインかも知れませんので、うかつには乗らないように注意。出来高を伴いながら勢いよく上げているなら、また一過性の反発があるでしょう。

・5445東京鐵鋼
 指数値が9月21日以来の水準に落ちると共に、乖離幅も-4Kとなりました。OSCは僅かに下がっているものの、-1%の39%です。明日寄りで更に押したところからの反発買い。
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