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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

テクニカル指標の整理

2024-10-06 10:32:56 | テクニカル分析
ここまでに到達したテクニカル分析手法について、実際にトレーディングのタイミングを逸しないためのチューニングを昨日から行っておりますが、一応、以下の2つのポイントに集約できました。

1.総合指数の転換点を捉える手法。

 これは、相場の上昇時に発現する総合指数の1未満から1以上に転じる時の終値をベースラインとして、その後の安値がきちんとそれを上回る時に買いを入れる手法です。

2.MIN(最低値)なOSCをマークした時の終値とOSCを捉える方法。

 これは時間軸を決めなければならないので、過去30日間となるようにセットします。その時間軸の中でOSCが最低値をマークした日の終値をベースラインとします。そして、OSCが上昇を続けている限り、そのベースラインと当日の安値を比較し、前日まではアンダー、当日にオーバーとなったタイミングで、かつ当日のOSCが前日のOSCを上回った段階で買いを入れます。

以上、1は中期的なボトムラインを把握する方法。2はOSCという独自の指標が過去1ヶ月間でボトムを記録した時からの反転タイミングを捉える方法です。

たまたま監視している銘柄の中では、5803フジクラが、明日4779円を下回らなければ、かつOSCも42.2%以上であれば買いというサインが出ております。これは地合いから言ってもそのまま行くのではないでしょうか?

後は買いを入れるタイミングですね。これはレジスタンスラインや、サポートラインを参考にしての当日の判断となります。

2の手法については、当初は目をつけておりましたが、最近は他の手法の試行錯誤に時間を取られ、すっかり見逃しておりました。

比較的難解な値動きをする3498霞が関キャピタルを、2の手法に基づき検証すると、9月6日がOSC31.6%の最低値をマークしており、終値は12930円です。

これをベースラインとします。6日目の9月18日になってやっと安値が13420円、OSCは55.7%にもなって、この条件を満たしております。

ここはこの安値で買うのは至難の技。シグナルが発現したことを確認して、翌日の株価の推移を見守ります。翌日は安値が少し切り上がって13470円でした。しかし、OSCが前日より下げており、押し目が想定されますので、ここでは買いサインは出ません。

そして、翌9月17日の安値は13100円まで落ちます。ベースラインの12930円より上です。かつ、終値ベースですが、OSCも前日の53.7%から55.4%に上げております。この前日OSCを上回る段階での買いがベストですね。

終値の13500円で買いを入れても、その後はOSCが更に切り上がる9月19日での手仕舞いで約1000円の差益がでます。

霞が関キャピタルは、その後もベースライン割れを演じておらず、9月25日に安値が14400円まで押し込まれましたが、ベースライン時のOSCの31.9%よりかなり上ですので、そのまま強気ホールドすれば、10月3日の決算での爆騰につながっております。しかし、これは実際には後で言える結果論。筆者なら買いを入れた日のOSC55.4%を下回らない限りホールドで、下回った9月30日の引けで売っていますね。それでも14980円。1500円程度のプラス。

長文になりましたが、以上2つの手法に集約して、実践力を高めて行きたいと思っております。

以上です。
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