団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

元トナミ運輸社員 串岡 弘昭さん

2006-12-01 18:20:00 | 日記
今日の中日新聞夕刊に元トナミ運輸社員 串岡さんのインタービュー記事が掲載されていた。この人はすごい人です。1974年に自分の会社の闇カルテルを内部告発した。そのため30年以上も窓際におかれ、そのまま定年まで勤めた人である。私は何年も前に週刊誌で変り者のように取り扱われた記事を読んだことがある。串岡さんは運輸業界の闇カルテルの為に岐阜の小さな問屋が高い運賃を請求されているのを見逃せなかった。内部告発後、仕事らしい仕事もなく、給料は50代でも手取り18万円。会社役員による説得、時には暴力団員も押しかけて辞めるよう脅かされたが、「正しいことをしているのに辞める必要はない」という信念を貫かれたとのこと。串岡さんにもましてりっぱなのは奥様である。串岡さんの行動に理解を示し、給料の安さに文句の一つもいわれなかったとのこと。すごい。私でしたら、恐らく会社の仲間からも見捨てられ、会社からも圧力を受け、仕事もなく30数年も信念のために生きることは出来ないでしょう。インタビューの最後に「後悔はありませんか」との問いに「人生は後悔の連続です。だけど、告発したことは後悔していません。もし告発しなかったら後悔してましたね」
世間にはすごい人がいるものだ。
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今の若者は大変だ!!

2006-12-01 05:15:00 | 日記
私達団塊の世代は企業戦士と言われている。先般新聞の記事を読みますと今の若者は会社に12時間以上いるとのこと。私の若い頃より忙しい。私の若い頃は隔週土、日休みで週休2日ではなかった。その頃夜の8時前に会社を出ることは少なかったと思う。ただ今より仕事に余裕があったような気がする。今は同僚と話する時間もないほど忙しい。同僚と話するよりパソコンに向かってメールでの会話の方が忙しい。今や仕事の依頼も自分の机からそんなに離れていない人間にたいしてもメールで依頼するなど常識では考えられない状況だ。仕事を依頼する人間と直接会話するよりメールで依頼する方が早いからである。仕事のやり方が昔とがらっと変った。何かわざわざ会社に行かなくても自宅で仕事をすれば良いと思える状況である。私のような昔人間から見ると寂しいものを感じる。私達が企業戦士だとしたら今の若者は企業兵なのか?若者達よ無理をするな!体が休みたいと欲したら休みなさい。人生は長い!!
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