団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

渡邉 恒雄読売新聞会長「私の履歴書」を読んで

2006-12-24 07:00:00 | 日記
日経新聞朝刊の「私の履歴書」に今回は読売新聞 渡邉会長さんが書かれています。渡邉さんにはプロ野球の発言などで好感は持っていなかったので最初の頃は読みませんでした。途中から読みだすとこれがなかなかおもしろい。渡邉さんは外見に似合わず文章にはユーモアがある。たとえば28人目に好きになった人が奥様だったとの話しの章にユーモアを感じました。
また若かりし時、日本共産党の党員だった話は興味を持った。共産党は人間を大事にしない。自分の党の発展のためには民衆を平気でないがしろにする党と言ってみえる。渡邉さんが共産党を人間のための党に持っていくよう指導し、力をつけていくと共産党の幹部は危機感を持ち渡邉さんをスパイ容疑で共産党を首にしたとのこと。
話は脱線しますが、日本共産党は庶民の党と言っているが最高幹部はいつも東大出身者です。今の委員長を始め、不破さん、宮本さんという旧委員長も東大出身者です。渡邉さんも東大ということですぐ部下が200人くらいつきました。なにか官僚の世界をおもわせます。旧ソ連の官僚主義を見ているようです。そんな党が民衆のための党というのはおかしい。聞くところによると旧委員長たちは引退後、優雅な生活を送られているようである。私が朝の通勤時よく見かけるビラを配っている共産党員の方は年をとってみえるが下っ端であると思える。70歳近いが毎朝熱心に共産党の発展のために頑張ってみえる。それなのに上の連中は優雅に暮らしてる。いやになってしまう。
また「私の履歴書」の文章では渡邉さんに好感を持てるが80歳にもかかわらず読売新聞の権力を握るのはいかがなものか?前の務台会長も80歳すぎても権力を握ってみえました。企業に於いてはどんな素晴らしい人でも70歳前には後進に道を譲り自分は引退すべきだと思います。
話は元に戻りますが、今連載されているところは政治の裏側でなななかおもしろいところです。ここ当分渡邉さんの「私の履歴書」を楽しませてもらいます。

コメント
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