団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

生きることに目的はない。生きているだけでいいんだ。

2008-09-13 17:03:00 | 日記
読まれた方も多くいらっしゃると思いますが、9月12日の中日新聞の夕刊「あの人に迫る」で「ぼくらの7日間戦争」を書かれた宗田理さんが、子どもたちへの期待を語られた。

記者の「子どもたちに期待するものは何ですか。という質問に、

子どもには、信じられないパワーがある。
今の世の中は、かっての高度成長期のように頑張れば報われるというような社会ではない。
誰もが先が見えない。なのに大人たちは、相変わらず塾に行かせていい学校のに進ませ、いい会社に入れば安泰だと思っている。
しかし、それではこれからの未来は乗り切れない。子どもは自然の中に遊ばせ、その中で想像力をはぐくむような環境をつくらないといけない。と答えられている。


次に「子供が育つのに必要な環境」とはの質問に、

僕らの子どものころのように、ボーッと考える時間があっていい。野山を駆け回ったり、自然の中で学ぶことで、自ら工夫して遊ぶことを覚える。それが結果として想像力を伸ばすことにつながる。情報の取り入れ方でも、映像を受け身で見るよりは、文字を読んで行間に想像力を働かす方がいい。と答えてみえます。


「子どもたちを育てている親に言いたいことは。」という質問には、

例えば、いい会社に入って若いうちに高級マンションを買うことが本当に勝ち組なのか。定年になるまで会社にこき使われて、気付いたころにはマンションも人生もボロボロではどうしようもない。子どもを幸せにするのも不幸にするのも大人だ。子どもは大人のミニチュアでないことを分かってもらいたい。

「人間は、どのように生きたら幸せなのでしょうか。」との質問に対して、

人間は欲深い。際限なく幸せになろうと思ってはいけない。
お金も健康も少しだけ、そういう生き方がいい。
僕はいつも言っている。
生きていればそれだけでええじゃないかと。
生物は生まれ、いつかは死ぬ。生きることに目的はない。生きているだけでいいんだ。
人間の欲には際限がない。金は百万円でも一千億円でも、いくらあっても限度がない。健康だってそう。誰も二百歳までは生きられない。
重要なのは足るを知るというか、すべてを求めないこと。
好きなことだけをする。そうすればストレスもなく、楽になる。
人間には限界もあるし、死もある。でも、それでいいではないか、と受け入れることが必要だと答えられている。

私が印象に残った文章だけをピックアップしましたが、特に感銘しましたのは、

生きることに目的はない。生きているだけでいいんだ。

好きなことだけをする。そうすればストレスもなく、楽になれる

という言葉でした。

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自分の思いがよくわからない!

2008-09-13 13:00:00 | 日記
青春時代の歌を聴きながら、ふと気付いた。
高校生の三年間ずっと好きだった人のことを、大学で東京に行くと同時に好きだった気持ちが消えてしまったことを。

今から考えると不思議です。
どうしてあれほど思っていた人のことを、簡単に忘れてしまったのか?

新たな世界に慣れるのに必死だったのか?
片思いでしたが、今考えてもよく分からない。

一昨年行われた高校の同窓会には出席しなかったが、次回行われたら出席したい。

もし彼女と会えたら、話をしてみたい!
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美しき人

2008-09-13 12:40:00 | 日記
先般、故 草柳大蔵さんの娘さんが自殺されたとの報道がありました。
何か病気を苦にされての自殺とのことでした。

若かりし頃、草柳大蔵さんの随筆を読んで、人間のあり方について勉強させていただきました。

自殺された娘さんは、とても聡明そうで、美しく、天は二物を与えずと言いますが、この人は例外と思えるような人でした。

この方の事は何も知りませんが、草柳先生のお子様が自殺されたということは、ショックであり、残念な気持ちです。
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森山良子さんの「恋人」

2008-09-13 06:41:00 | 日記
最近、森山良子さんの昔の歌で「恋人」をよく聴いている。
森山良子さんの声が美しい。
恋人たちのせつなさが、森山さんの声を通してよく伝わってくる。

この詩は、山上路夫さんが作られている。
私は山上さんの作詞が大好きです。
山上さんの代表的な詩は、トワ・エ・モアの「或る日突然」だと思いますが、この「恋人」も良い。

「恋人」の二番の詩で
「あなたの腕に腕をからませ」という表現があるが、恋人達の誰もが行っている行為だが、私は上手く現せなかった。この歌で知ることができた。

この詩の圧巻は、
「人は何故に死んで行くの
 恋人たちさえもいつか
 愛し合った二人のため
 とわの命だけが欲しい」

というところだが、この年になると
永遠の愛を誓った二人が、いつまでその愛を継続できるか疑問に思える。

愛も変質して、恋人同士の胸がときめくような愛から、落ち着いた家族の愛に変わる。
これが自然の流れのような気がする。
いつまでも胸がときめいたら体に悪い。
だけど、胸がときめかない愛も淋しい気がする。
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