「全国高校野球選手権・1回戦、智弁学園9-6岐阜城北」(7日、甲子園球場)
岐阜城北の一塁手・青木琉生内野手(3年)は一度は勝利を確信していた。
1点リードの九回1死一、二塁。二ゴロ併殺かと思われた送球をがっちりファーストミットでつかんだ。智弁学園の打者走者はヘッドスライディング。判定はセーフとなった。「完全にアウトだと思いました」と際どいプレーを振り返った。

試合は延長十一回タイブレークに突入し、最後は競り負けた。「流れがあっちにいってしまった」と九回のプレーを振り返り、「リードを守り抜けなかった」と肩を落とした。
高校野球特別規則によれば「審判委員に対して規則適用上の疑義を申し出る場合は、主将、伝令または当該選手に限る」と定められており、監督が審判に対して直接抗議をすることが認められないのだ。
この試合、地元の学校などでかみさんとテレビを見ていました。
かみさんは折角見ていたので最後まで見たいと言って、風呂にも入らず見ていました。
10回の延長でも決着しないので、かみさんはとうとう諦めて風呂場に向かいました。
9回の智弁学園の二ゴロ併殺は、気付きませんでした。
テレビも再度スローモーションで取り上げなかったし、岐阜城北からもクレームが出ませんでしたので。
↑の写真を見ると完全に智弁学園の選手はアウトですね。
走者は50センチ以上ベースに届いていませんし、一塁手にボールはすでに届いています。
誰が見てもアウトですね。
審判の誤審です。
<高校野球特別規則によれば「審判委員に対して規則適用上の疑義を申し出る場合は、主将、伝令または当該選手に限る」と定められており、監督が審判に対して直接抗議をすることが認められないのだ。>
監督はこのルールをご存知なかったでしょうか?
審判に監督自らの抗議はダメでも、1塁手か監督が指示して主将、伝令または当該選手にクレームを伝えれば良かったのに。
審判とて人間です。誤審はつきものです。
甲子園はビデオが回せると思います。何しろ阪神タイガースが利用しているのですから。
できるだけ誤審は避けなくちゃ、誤審で負けたら選手が可哀想です。
高野連は学生の為に高校野球を推進していると言いますが、これじゃ選手が可哀想です。
来年の春からはビデオを回して1試合3回まではビデオ判定を許すというルールに変更して欲しいです。
エリカの花散るとき 西田佐知子