伊豆の修善寺で行われた第3回桂座音楽賞に、朝6時半起床で参加してまいりました。
7組ほどのアーティストが参加。
オカリナ奏者、13弦筝&フルート、三味線、ピアノ弾き語り、フラメンコ、地元のアコースティック・デュオ、そしてアラディーン・トリオ
今回の審査委員長は声楽家の松本泰子さん。
ちょっと、雰囲気的にローカルな地元の人達を交えての音楽コンテストのように思えますが、さにあらず。
2000年から始まった「桂座」という音楽フェスティバルへの出演者レベルの高さもあり、
更に、第1回はグランプリ無し、といった評価から分かるとおり、かなりシビアなコンテストでした。
特に、三味線の弾き語りをした方への審査委員長の厳しい評価を聞いて(つまり同じ歌を歌うものとして、その出演者の将来を考えての激励なのですが・・・。)、
「コレは本当に120%自分の力を発揮しないと駄目だ!」
と血の気が引く思いを感じました。
思えばコンテストなんて、高校のブラズバンド時代以来ですから、かれこれ既に20年近く御無沙汰です。
かなり集中して望んだ結果、最初の私のウードのタクシームは、今まで弾いた中で最高の出来でした。
演奏も一部荒いところがあったものの、良い感じで終える事が出来ました。
コレはイケルかも知れない。
と思ったのですが、私達の後に演奏したフラメンコ・ギター&ダンスが凄かった!!
今まで、あんなに凄いブレリアは見たことありません。
ダンサーもかなり激しく踊ったのに、ひとつも息があがらないし・・。凄いとしかいえません。
ギタリストは西井顕司さん。
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そしてダンサーは、なんと西井さんの奥さんでした。さすが御夫婦ということもあって、物凄く息がぴったりでした。
西井さんは、フラメンコ界では、かなり活躍されている方で、ノーマッド・クラブでも親しくなった大渕さんとも良くお仕事をされているそうです。
ともあれ、西井さんのギターは素晴らしかったですね。
さて、第3回の桂座音楽賞のグランプリは、予想通り、その西井さんのフラメンコ&ダンサーのデュオでした。
自分としては、全力も出せたし、お客さんも満足されていたし、西井さんとも仲良く慣れたし、さぁ、後はご飯を食べて、温泉にでも浸かって帰るか、と思った瞬間、
「実は、審査員と協議の結果、特別賞というものを今回出すことにしました。特別賞は、アラディーンの皆さん!!」
と思いがけず「特別賞」をいただきました!!
「ただし、まだ特別賞の中身は何も決まっていませんが、後日事務局より御連絡させていただきます。」
ということでした。
いずれにしろ、アラディーンの行っている事を、このような形で評価が得られたのは嬉しいことですね。
皆さんに挨拶をして会場を去り、3人で地元の蕎麦屋さんで美味しいご飯を食べたまでは良かったのですが、あ
いにく大雨だったので温泉には入らず、まっすぐ帰ってきました。
次回は絶対に温泉に入って来ます~☆。
出演者の皆さん、そして桂座実行委員会の皆様、ありがとうございました!!
※写真左:桂川~修善寺前にある丹塗りの橋。このときはまだ晴れていた。
※写真真ん中:他のグループのサウンドチャック中、眠たさを紛らわせる為に、石造と肩を組むヴァイオリニスト
※写真右:コンテスト終了後、駅前の蕎麦屋で夕飯をいただく。