ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

福岡、相武台でのショー後記

2011-04-07 02:25:14 | 音楽
Fukuoka110401
4月1日に福岡のNPOのラテン文化センター「ティエンポ」さんの主催のイベントに参加してまいりました。

福岡は、5年前に行ったきりになっていて、久しぶりだったので懐かしかったです。

3年前に共演したモモイさんも駆けつけていただき、差し入れまで頂き恐縮でした。

さて、ラテン文化センターということで「ティエンポ」の建物内は公用語がスペイン語で(笑)、ティエンポの生徒さんもスペイン語がペラペラの人も多く、久しぶりに英語ではない外国語をたっぷり聞きました。

ショーはモモイさんの所のHa-chan、Sakiさん、RominaのCDのパフォーマンスと、我々の演奏、そしてRominaが我々の演奏で踊るという内容でした。

個人的には、Rominaのパフォーマンスが好きでした。彼女の抜群のリズム感とテクニックは本当に素晴らしくて、感動しました。ちょっと日本人には真似出来ない物がある気がします。

ところで、ティエンポの主催のサンチャゴさんと話していたら、共通の知り合いが居る事が発覚!その話でかなり盛り上がりました。

縁とは不思議ですね。

福岡でのショーを終え、次の日は東京へ帰り、座間市相武台のイタリアン・レストラン「ラ・リチェッタ」でYasminaさん主催のショーで演奏しました。

福岡では、ペタシ君とのデュオという渋い演奏でしたが、こちらは、7人編成での豪華な演奏でした。

更に、Yasminaさんが「バイード・アンナック」で踊るとき、生徒さんのマコさんが歌うというパフォーマンスもあり、こちらもかなり充実したショーでした。

今回、我々の演奏で踊ったYasminaさん、Lienさん、春香さん、それぞれ素晴らしいパフォーマンスを披露していただきました。

こちらでの特筆すべき所は、楽屋のような本格的な音響設備が無かったため、ウードを巨大なギターアンプ「ボグナー」(店長のブログでそう書いてあった。)で音を出して弾いた事(笑)

実は最近、スタジオでのリハーサルで、マーシャルのギターアンプを使う羽目になり、渋々使った所、ジャズ・コーラスよりも音が自然なのが判明。

チューブ・アンプのクリアなトーンは、ウードの独特な太くて乾いた感じの音に合う気がします(私だけかも?)。

ともあれ、皆さん、お疲れ様でした!!

今回もCDがたくさん売れました。この売り上げの半分を義援金として寄付させていただきます!

写真:福岡のホテルにて。微妙な時間にホテルについたため、周りの飲食店は悉く準備中になってしまい、近くにスーパーで「ご当地物」で昼食を取ったときの写真。

左から:おばいけ(鯨の脂肪)、贅沢巻き(海苔巻き)、鳥の酢もつ、タイラ貝