ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

ベリーダンスと音楽の夜 第七十三夜 後記

2012-06-02 04:16:54 | インポート
さて、先日のベリーダンスと音楽の夜 第七十三夜に大勢のお客様がお越しくださいました!

皆様、真にありがとうございました!

今回は初共演、とはいえ、ハテム・ハムディの来日公演で何度も一緒に打ち合わせていたので、初共演、と言う感じがしなかったのですが、

2009年、2010年のTIBC(東京国際ベリーダンスコンペティション)のフュージョン部門で2年連続優勝した未佳さんと、

3度目の共演の春香さん、そして2度目のNamieeさんに出演していただきました。

皆さん、それぞれ、全くスタイルが違っていて、演奏した私も楽しんだ訳ですが、

個人的には、未佳さんのパフォーマンスは本当に素晴らしい、と思いました。

いままでアルフレイラ・ワ・レイラを、国内外の大勢のダンサーが踊りましたが、彼女のアクセントのつけ方といい、タイミングの計り方といい、本当に素晴らしかったです。

あれだけバッチリとタイミングが合うと、見てる方も、相当エキサイトしたのではないでしょうか。

世界的に活躍するダンサーが口々に説明するのが、ダンスは音楽のトランスレーションだ、ということな訳ですが、

ダンスも音も、実は何気ないような動きに、それまで努力し続けた事が現れる訳で、

何事も、努力の密度と時間を掛けた物にこそ、「まことの花」が咲く訳で、

今回の3人のダンサーのように、いわば若手のダンサーと共演し、経験を共有して、また未来に共演して、お互いに成長すると言う事が、本当の意味での進歩なのだと思うわけです。

ともあれ、今回は春香さんのリクエスト曲で、ひとつ世界が開けました。

やはりダンサーから教えられる事がたくさんある訳です。

これからもお互いに成長してまいりたいと思います!

写真:忘れずに記念撮影できました(笑)

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