10年来の友人であるカナダ人ベリーダンサーのEshe (エシェ)から招待を受けて韓国に行ってまいりました。
韓国には23年ぶりの訪問でした。23年前は、丁度、全斗煥(チョン・ドファン)政権が倒れ、盧泰愚(ノ・テウ)政権になった時だったので、その前の33年前の訪問の時に比べて、随分開けたもんだ、と思ったのですが、
もちろん、現代のソウルは、物凄く綺麗になっていて(当たり前ですが(笑))、着いたばかりに感じた印象は、なんだか、東京と大した差が無いなぁ、なんて思ってしまいました。
とはいえ、滞在した先は、韓国のミュージック・シーンを牽引する弘大(ホンデ)。芸術大学の弘益(ホンイッ)大学周辺でのショーは、大変刺激になりました。
金曜日のショーの為に、木曜日に着いて、その夜は、ダラブッカを叩いてくれる Gwangil (日本語の発音だとクワンイル) とのリハーサル兼、ダンサーたちとのリハーサルにに当てました。
Gwangil は、初めて伴奏する、エジプシャン・オリエンタルの楽曲の複雑な構成に、かなり戸惑っていましたが、最終的には良い感じになりました。
彼に色々と教えながら、「あぁ、自分も初めてオリエンタルの曲の伴奏を勤めたときは、こんな感じだったなぁ。」とか、思っていました。
さて、金曜日のショーは、「AAA」という、アジアンテイストのレストランのようなバーで、小さなハフラという感じでした。
私のウードと、Gwangilのダラブッカという、韓国初(?)となる、オリエンタル音楽のライブ演奏で踊ったのは、Esheと、生徒さんのColleen、Kala、Hyein の4人。
Coleen、Kala、Hyein の3人は、初のライブ演奏でのパフォーマンスとは思えない程の堂々としたパフォーマンスでした。
勿論、主催のEshe のランマ・バダは、優雅で、こちらも楽しく演奏でき、その後の日韓両名のダラブッカ・ソロでは、長い長い、ドラム・ソロだったにも拘らず、余裕のパフォーマンスでした。
ともあれ、Yildiz さん、Farasha さんもパフォーマンスしていて、なんだか、ショーの間、韓国に居ることを忘れた夜でした(笑)
写真(上):AAA
写真(中):私、Gwangil、Kala
写真(下):リハの前に練り歩いた弘大(ホンデ)