ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

アルテミス・ショー(2013年)後記

2013-11-16 00:11:12 | 音楽
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平日(11月8日)にも拘らず、大勢のお客様にお越しいただきまして、真にありがとうございました!

昨年に引き続き、アルテミスとの共演、実に楽しかったです!

去年よりも、アルテミスのジルは、更に磨きが掛かっていて、本当に凄かったです!プロのミュージシャンでも、あんなに速く持続して叩くのは、本当に難しいのですが、

アルテミスの場合、踊りながら、しかも、かなり正確に我々の演奏にズレる事無く即興で、さまざまなアレンジを加えながらジルを叩くのですから、本当に凄い!の一言でした。

アルテミスの昨日のパフォーマンスは、本当にエネルギーに満ち溢れていて、演奏家も、観客も、グイグイ引き込むのを感じました。それ程凄いパフォーマンスでした。

今回のショーの主催はIzumi さんでしたが、Sawah 、ファンファーレ・チョカリーア・ヴァージョンCamera、共に可愛らしくて素敵でした。リハーサルでは、色々と意見のぶつかり合いもありましたが、Izumi さんの指摘は的確で、大変勉強になりました。

特に、余興で、と言う話で演奏した、マリオ・キルリスのNew Baladi を、ヴァイオリンの瑞穂嬢が見事に弾き切った訳ですが、その際のバックの演奏のリズムのノリについて、Izumi さんの支持のお陰で、我々の演奏は、New Baladi らしくなりました。

Somayya さん、Izumi さんの所のJasmine さんも、共に素敵なパフォーマンスを披露し、とても豪華なショーになりました。

今回、アラディーンで、特筆すべき事は、久しぶりにトルコ、ジプシー物の曲が多く、瑞穂嬢が、Ah Istanbul では、ミッチーのカーヌーンと共に、本当に素晴らしい演奏をしてくれました。流石、二人とも音大出身なだけあって、彼女達の素晴らしいポテンシャルを引き出せるよう、こちらも精進しなければ、と思いました。

ともあれ、平日でのショーだったので、見に来たくても、来れなかった方もいたようなので、また機会があれば、次回は必ず土日か休日に、再演したいと思います。

皆様、お疲れ様でした!




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