ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

ベリーダンスと音楽の夜@横浜 第28夜 後記

2014-12-21 23:10:15 | 音楽

昨日(20日)は「ベリーダンスと音楽の夜@横浜 第28夜」でした。アラディーンのショーの日には珍しく、雨が降ったのですが、大勢の方にお越しいただきました!誠にありがとうございました!

さて、今回は、毎年恒例になってきました、フーリアさん主宰のスタジオ・ボルボレッタ設立5周年記念を祝うショーという事でもあり、とても盛り上がりました。

サムズアップという場所もあって、大曲揃いのリストで、とても見応えがあったと思います。

ダンサーの皆さんも、とても素晴らしかったです。歌あり、長大な即興あり、盛り沢山で贅沢な内容でした。

さて、毎回、サムズの片桐さん、ミヨシさんが、アラディーンの為にPAで色々な工夫をしてくれ、とても迫力ある素晴らしい音で演奏できるサムズアップ、今回も色々と工夫してくださいました。

特に、未知子のカーヌーンは、演奏もさることながら、とても素晴らしい出音だったと思います

また、ウードの音量を上げて、全体のバランスを少し変えて見たところ、とても良かったようです。

こういう事を書いてみると、PAのことなど分からない人には、?な、感じかもしれませんが、楽器の音をマイクを通して大きな音に作り替えて出す、という事は、経験が必要で、とても技術がいる事なのです。

勿論、演奏力が高い、という前提で話をすると、こういうライブハウスなどで演奏する場合、PAシステムをオペレーションする人の技術がとても重要になってくるのです。

そういう意味でも、サムズはとても信頼できる処であり、もっとココでショーを行いたいと思います。

さて、ダンサーの皆さんから、ウードと歌が良くなったと褒められ(笑)、エジプトに行って刺激を受けたり、歌の特訓を受けた成果が出てきているようです。

また、約7年ぶりに参加してくれたミン君のヴァイオリンですが、お互いに腕を上げたなぁ、と思いました。彼のヴァイオリンは、アラブ・チューニングにしているとはいえ、ドイツっぽい、クラシカルな音が時折聞こえ、とても面白かったです。

また来年も続けてまいります!皆さん、よろしくお願いいたします!