先月11月25日(月)は、早稲田大学ICC(異文化交流センター)が企画した「トルコ文化ナイト」にて演奏してまいりました。
実は、初めて早稲田大学の早稲田キャンパスを訪問しましたw
私の高校時代の同期生で、早稲田大学の大学受験に現役で合格を勝ち取った人間はおらず(少なくとも同級生にはいなかった。)、確か指定校推薦枠があって、推薦で入った人が一人いた気がしましたが、
そういう意味でも、遠い存在だった早稲田大学に、まさか自分が呼ばれて演奏するとは!と、内心感動してましたw。
さて、事前の打ち合わせで、ICCの職員の方とお話しさせて頂きましたが、その方は不思議と中東と縁があり、中東諸国に訪問されていて、共通の話題もあり、とても盛り上がりました。
早稲田大学には海外の留学生が8千名もいるそうで、私が参加した「トルコ文化ナイト」にもトルコからの留学生が何名も参加していて、そのうちの一人は流暢な英語でプレゼンを行っていました。
また、ユヌス・エムレ・インスティチュートとという、トルコの観光省に所属する文化センターから、豪華な民族衣装や、トルコの楽器の展示、そして、トルコについてのプレゼンなどがあり、
そして最後に、私がウードで、ロンガ、サマーイなどのトルコの古典器楽曲や、フォーク音楽を披露しました。
参加したのは日本人の学生だけでなく、文字通り様々な国籍の留学性もいて、英語、日本語を交えた交流会となり、とても充実した時間でした。
早稲田大学ICCは、こういうイベントを学生が企画し、一年間に300回(!)、つまり、ほぼ毎日、海外の様々な国を紹介をする交流イベントを行っているそうで、職員の方がそれを実現するようサポートしていて、本当に素晴らしいなぁ、と思いました。
自分の大学時代を振り返ってみると、構内には結構アジアからの留学生が多くいましたが、私の専攻した教育学部には海外からの留学生は一人もいなかった上、大学時代には、まさか自分が中東の音楽を演奏するなんて、全く想像すらしなかったわけですから、人生とは不思議なモノです。
とはいえ、現在の中東は、いつ終わるか想像すらつかない内戦や、民主主義とは程遠い政治状況など、混迷を極めていると言っても過言ではない状況です。
その影響は、少なからずも、日本で中東の音楽に携わるミュージシャン、それも権力者側からの甘い汁にすり寄る連中にはある訳ですが、
自分は、日本という法治国家で、宗教・政治双方からの圧力や制限の影響を受ける事無く、自由に活動できている事に感謝です。
自分はこれからも、民衆側に立ち、正視眼で生きて行こうと思います。
ともあれ、早稲田大学ICCの皆さん、お疲れ様&ありがとうございました!