ベリーダンスと音楽の夜 第八十夜 後記

今年最後の「ベリーダンスと音楽の夜　第八十夜」、大勢の方にお越しいただきました！真にありがとうございました！！

地方から来て頂いた方もいらっしゃったようで、感謝です。

今回は、いつも演奏する器楽曲の演目を除いて、ほとんど歌っていました。

特に、今回始めて披露した、Ana Bastannak （アナ・バスタンナック～私は、あなたをいつも待ってます）は、Chie さんからのリクエストで、詩の内容も、歌い上げ方も、どちらも情熱的で、今までのレパートリーの中でも、ちょっと違った感じで、演奏していて楽しかったです。

また、アラディーンでは初、しかも歌つきで演奏したのは、日本でおそらく初めてだろうと思われる、Ya Musaafer Wahedak （ヤー・ムサーフェル・ワヘダック～ああ、旅する君よ一人）。Gamila さんに踊っていただきました。

他、Zumy さんには、Min Hobbi Feek Ya Gaari（ミン・ホッビ・フィーク・ヤ・ガーリー～隣人よ、私の恋はあなたへと） ,Tahat' Shubak（タハット・シュバック～あなたの窓の下で）。

先月も演奏したBayeed Annak （バイード・アンナック～あなたから遠く離れて）（Chie さん）、Sawah （サワー～さすらい人）（Gamila さん）と、

実にやりがいのある曲ばかりでした。

振り返ってみると、春香さん、今回のChie さんと、自己の研鑽の為にアラビア語を学び、歌を学んでいる方から、以上の曲と歌詞と訳を頂き、私が学んで、実際に演奏できるようにしている訳ですが、

私も地道なアラビア語学習者なので、本当に彼女たちの情熱には頭が下がります。

今はインターネットが普及して、日本では製品として手に入らないアラブの音楽や歌詞、更に楽譜（とはいえ、アラディーンの場合は、ほとんどが自分で楽譜を作成）も手に入れることが出来るようになり、

更にYouTube のおかげで、ウンム・クルスームとかアブドゥル・ハリム・ハーフェズ、ムハンマド・アブドゥル・ワッハーブ、ファリーダル・アタラシュを初めとした様々なエジプトのアーティスト、ベリーダンサーの映像も見られるようになり、便利な時代ですが、

実際に演奏するとなると、そこはそんなに簡単には再現できない訳で、

まさしく、アナログとデジタルの関係のようですが、今後もアナログ的に、地道に頑張って参りたいと思います。

皆さん、来年もよろしくお願い致します！


記念撮影するお客様


今回はクリスマスらしく赤で統一したアラディーンメンバー（笑）



社長さんから頂いたシャンパン（笑）