初の試みだった、フラメンコとアラディーン・フル編成の共演。
大変でしたが、かなり充実した内容でやり遂げる事ができました!
お越しいただいた皆様、真にありがとうございました!!
私がパコ・デ・ルシアが大好きな事もあり、いつか、フラメンコ・ギターを演奏したい、なんて思って、既に二十数年経ちましたが(笑)
なんといっても、フラメンコはコンパスというサイクルがあって、そこに全てが盛り込まれている上、ダンサーが指揮するという事もあり、
ベリーダンスの伴奏とは違った緊張感がありました。
やってみて分かったのですが、つまり、フラメンコ・ギターってのは、コンパスのリズムを刻んでいるのだな、と思いました。
今回、いわゆるフラメンコ・ギターの役割をウードが担ったのですが、リハでは、かなり手探り状態で、何度もずっこけましたが、今回共演していただいたルナさんの暖かい指導のおかげで、面白い演目になったと思います。
逆にオリエンタル音楽は、コンパスというものがない分、フラメンコの人にとっては少し勝手が違うということも聞き、逆にそれはそれで面白いな、とも思いました。
それぞれの音楽には、それぞれの作法、美学が存在し、それを分かった上でないと、薄っぺらいモノが出来上がてしまうことを痛感します。
ダリアさん、ルカさん共に、正統なオリエンタルもあり、ジプシー系の音楽でのオリエンタルもあり、と盛りだくさんな夜でした。
また来年も、是非、フラメンコと、オリエンタル音楽のフュージョンをやってみたいと思います!