ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

熱帯夜の落としもの

2010年05月03日 | ひとりごと
昨夜は今年初めての熱帯夜。

まだ春が始まったばかりだというのに、三階の住人T&Kはクーラーをガンガンつけ、二階の我々も薄い綿のブランケットでも暑くて寝苦しさに唸っていました。
夜中に降り出した雨はまるでスコールのよう。太い線が雲から地面に向けて一直線に落ちているのが目に見えるような大雨です。
一階の雨漏りは大丈夫だろうか……などと心配しながら、起きてはうとうと、また起きてはうとうととしていました。

明け方過ぎに雨は上がったけれども、ネトネトに湿った空気と寝不足で気分は最悪。
毎朝起きがけに最高潮になる頭蓋骨と首の境目の痛みも、いつもより強い気もします。
多分、我々同様起き辛かったT。ギリギリだったのか、ドタドタと階段を下りていく音を聞いてもまだ、わたしはベッドから起き上がれないのでした。

コーヒーと、昨日とうとう行けたコリアンマーケットで買った、野菜とお豆入りの蒸し餅を朝食にして、いざ仕事に行かんと外に出た旦那、「ああ、かわいそう!」と叫びながら、また家の中に入ってきました。
どうしたのかと外に出ると、



なんてことでしょう?!鳥の巣が車の屋根に落ちていました。



きれいな緑色の卵の殻が粉々に砕け散っています。落ちる前にふ化していて飛び立てるぐらいに育っていたことを祈るしかありません。



この大きな松の木のどこかに巣を作り、子育てをしていたのだと思います。
この巣で暮らしていた鳥達に比べたら、昨日の夜の不快さなんて贅沢な不満だった、と反省しました。

どうか無事でいておくれよ~!



コメント (4)
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