ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

いつ果てるかもしれない命

2010年05月02日 | 世界とわたし
NYのタイムズスクエアで日産パスファインダーに積まれたプロパンタンクとガソリン缶が発見されたニュースをぶっ通しで報道しています。



Tシャツを売る露天商の人が、このSUVの中にある箱から煙が出ているのを見て警察に通報、車の中からガンパウダーの臭いがしたそうです。


 
時刻は夕方の6時半頃。



わたし達は、ACMAの演奏ミーティングも終わり、学校の外に出て、あさちゃんがこちらで知り合った日本人の女性を待ちながら立ち話をしていました。
その女性がいくら待っても来ないので、あさちゃんは何度も携帯で連絡を取ろうとしたのですが通じません。
かなり時間が経ってからやっとその当人から連絡がきて、ペンステーションでずっと地下鉄E線が来るのを待っていたのだけど、全く来なくて、それでもうあきらめて家に戻りました、とのこと。
たまたまE線が週末の修理や工事で動かなかったのか、それともこの騒ぎで止められたのか、それは定かではありませんが、
なにはともあれ、あの時マンハッタンに居た、特にタイムズスクエアに居合わせた人達に、何事も起こらなかったことを感謝したいと思います。

こういう事件が起こると必ず、今わたし達が暮らしている世界の、いつもはあえて考えないようにしている目に見えない不気味な運命を思い出さされます。
昨日だって、もしいくつかの偶然が重なって、たまたまその場に居合わせていたら、「プロとアマチュアの違いってなんだろうねえ」なんて話しながら歩いていたら吹き飛ばされていた?!、なんていう可能性もあったわけで、やっぱり一日一日、心して大切に生きなきゃいかん!と、無事に生かせてもらっている幸運を感謝しながら言い聞かせています。






コメント (6)
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