ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

せめて子ども達の集団避難を!

2012年08月02日 | 日本とわたし
子供の安全な場所での教育を求める
福島集団疎開裁判



7.27官邸前抗議行動「ふくしまの子どもの集団避難の即時実現」の申し入れ

本日7月27日、予定通り、首相官邸前で、ふくしま集団疎開裁判のアピールを行い、内閣総理府宛てに、
「ふくしまの子どもの集団避難の即時実現」の申し入れを行いました。

申入書の全文は以下の通りです。

なお、朗読する申入書をうやうやしく聞き、受け取ったのは、内閣総理府の責任者たちではなく、守衛さんでした。
総理府では、守衛がそんなに偉いとは、つゆ知りませんでした。

*****************************

昨年6月、郡山市の小中学生たち14名は、被ばくについて、「安全な場所での教育の実施」を求めて、
福島地方裁判所郡山支部に、救済を申し立てました(通称「ふくしま集団疎開裁判」)。
14名の現地・郡山市では、「放射線量が落ち着いている」「除染によって、さらに線量の低下が期待できる」などという安全宣伝・安心キャンペーンとは裏腹に、
今なお放射線量が、1時間あたり0.8マイクロシーベルトを超えるホットスポットがあちこちにあります。
法規によって、部外者の立ち入りが禁止される放射線管理区域(0.6μSv/h)に該当するような場所で、
学齢前の幼い子どもたちが遊んでいる
のを見て、こころ痛めぬものがいるでしょうか?
この国はいつから、法治国家ならぬ、放置国家に成り下がったのでしょうか?

その上、福島県では、既に多くの子どもたちに、被ばくによる深刻な健康被害が発生しています。
本年4月26日発表された、甲状腺の「福島県民健康管理調査」で、13市町村の3万8000人の子どもたちの35%に「のう胞」が発見されました。
これは、山下俊一氏らが、放射能非汚染地域の長崎の子どもたちを検査した結果(甲状腺のう胞が見られたのは0.8%)、
チェルノブイリ地域の子供たちを調査した結果(甲状腺のう胞が見られたのは0.5%)と比べて、途方もない数字です。
この結果を知った被曝問題に詳しいオーストラリアのヘレン・カルディコット博士は、こう警告しました。

「この子供達は、追跡調査をしてる場合じゃありません。
のう胞や結節などの全ての異常は、直ちに生体組織検査をして、悪性であるかを調べるべきです。
こういった甲状腺異常が、一年も経たないうちに現れるというのは、早過ぎます。
普通は、5~10年かかるものです。
これは、子供達が、大変高線量の被曝をしたことを意味します。
もしも悪性なら、甲状腺の全摘出が必要です。
子供達に、甲状腺結節やのう胞があるのは、まるで普通ではありません!」


ところが、こともあろうに山下俊一氏らは、日本甲状腺学会の会員宛てに、
のう胞が見つかった親子たちが、セカンドオピニオンを求めに来ても、応じないように求める内部文書を出し
、人権蹂躙行為を行っている有り様です。
この国は放置国家どころか、最悪のならず者国家に成り下がった、としか言いようがありません。

そして、こうした事態を招いた責任者は、政府・自治体・御用団体・御用学者など、すべてのレベルで多方面にまたがり数多くいる筈ですが、
根本的には、3.11以来、チェルノブリ事故で取ったソ連政府のやり方から学んで、
「情報を隠すこと」「事故を小さく見せること」「様々な基準値を上げること」の三大政策を行ってきた政府が元凶です。
政府と国会の原発事故調査委員会の報告書を見ても、政府の無策や怠慢、不作為は、目を覆わんばかりです。

我が国の政府は、3.11以来、チェルノブリ事故のソ連政府から、実に多くのものを学んで実行してきました。
しかし、その中で唯一、まだ実行していないことがあります。
それが、ソ連が崩壊直前に決定した、住民避難基準の採用です。
これは、ベラルーシで5年半、子供たちの甲状腺ガン手術など、医療支援をおこなった菅谷松本市長が、
そもそも日本では、放射能汚染基準として、世界中が採用しているチェルノブイリ基準を採用していない。これも驚くことだ」と指摘した基準です。
しかも、チェルノブイリの住民避難基準は、事故後5年も経過してようやく採用されたため、
もし事故直後に採用されていれば、98万人もの人たちが、死亡しないで済んだのです。
日本政府は、今こそ、この教訓を学んで、即刻、世界標準であるチェルノブイリの住民避難基準を採用し、福島の子どもの集団避難を実行すべきです。
「子どもの命を救う」ことは、かつての軍国主義国家日本で、また、全体主義国家ソ連ですら行った、国の最低限の道徳的責務です。
もし、現代の日本政府が、それすら出来ないようであれば、日本政府は歴史的にも、世界的にも、最低の国に成り下がったことを意味します。
私たちは、そのような国の市民であることを、心から恥ずかしく思う!

私たちは、満身の怒りと慙愧を込めて、以下のように要求します。

■ふくしまの子どもたちを、ただちに安全な場所に集団避難させよ


その上、政府は、国民大多数の世論を無視して、関西電力大飯原子力発電所の再稼働を強行しましたが、
これは、今なお苦しむ原発事故被災地の人びとを切捨てる行為、彼らの怒り、悲しみ、願いを踏みにじる行為です。
そして今また、新たに設置される原子力規制委員会の委員長に、田中俊一氏を内定しましたが、
田中氏が副理事長を務める「NPO放射線安全フォーラム」のウエブサイトを一瞥するだけでも、
田中氏が、いわゆる原発ムラの顔役であることは、一目瞭然です。
また、5人の委員候補者についても、彼等の経歴を精査すれば、殆どが原発ムラの関係者であることが明らかです。

私たちは、満身の怒りを込めて、さらに、以下のように要求します。

■関西電力大飯原発の運転を差し止め、国内すべての原発の、廃炉に向けた道筋を明確に示すこと

■原子力規制委員会における、田中俊一氏の委員長と、5人の委員全員の、内定人事を取り消すこと

                               
以上
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再稼働反対抗議デモ、今日はこんなとこでありまっせ~!行ってらっしゃ~い!

2012年08月02日 | 日本とわたし
堂々の26県35カ所!!
さあさあ、まだ仲間に入ってない県はどこや~?

【北海道】
札幌市・道庁北門前(6時)
旭川市・四条買物公園(6時)

【宮城県】
仙台市・元鍛冶丁公園(6時10分)

【福島県】
福島市・県庁道路向かいの緑地(6時)

【新潟県】
新潟市・民主党新潟県連前(6時)

【富山県】
富山市・CiCビル前広場(7時)

【石川県】
金沢市・北陸電力石川支店前(6時半)

【福井県】
福井市・県庁前公園(4時)
関西電力地域共生本部前(6時)

【山梨県】
甲府市・甲府駅南口「信玄公」前(6時)

【長野県】
長野市・長野駅前(6時)
諏訪市・上諏訪駅前(6時)

【岐阜県】
岐阜市・金公園(午前11時)
岐阜駅・大垣駅・垂井駅の3駅連動(6時半)

【静岡県】
静岡市・青葉公園(6時半)

【愛知県】
名古屋市・関電東海支社前(6時)

【滋賀県】
大津市・関電滋賀支店前(6時)

【京都府】
京都市・関電京都支店前(5時)

【大阪府】
大阪市・関電本店前(6時)

【兵庫県】
神戸市・関電神戸支店前(6時)

【鳥取県】
鳥取市・市役所前(5時半)
米子市・米子文化ホール前(6時)

【岡山県】
岡山市・中国電力岡山支社周辺の歩道(正午)
倉敷市・倉敷駅南口2階デッキ(6時)

【島根県】
松江市・県庁前(6時)

【徳島県】
徳島市・JR徳島駅前(6時)

【香川県】
高松市・高松三越前(6時)

【福岡県】
福岡市・九州電力本店前(6時)
北九州市・リバーウォーク北九州前(6時)

【佐賀県】
佐賀市・県庁横(6時)

【長崎県】
長崎市・市役所前(0時20分)

【宮崎県】
宮崎市・宮崎県庁前(6時)

【鹿児島県】
鹿児島市・県庁前(6時)
鹿児島市・九電鹿児島営業所前(6時)
薩摩川内市・九電川内営業所前(5時半)
コメント (2)
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しんどてもイチロー!

2012年08月02日 | ひとりごと
さて、先週の土曜日、しんどいしんどい言いもって行ってきたヤンキーズスタジアム。
ヤンキーズにイチローが突然移籍したのを知って、びっくりした勢いで買うたチケット。


お天気は……どぉ~ん……。


雨降ってきたし……どんだけ長いねん、あのタクシー。


いよいよヤバいお天気模様。


けども、地下鉄のホームはファンでいっぱい。


とりあえずお天気はもつっぽい。


正面玄関でセキュリティチェックを受けてたら、「あ、あんたらは向こうね」と鼻であしらわれ……延々と後方に向かって歩く歩く……。


どんだけあかん席やねん?!と、恐る恐る席に座ってみたら……ええやん別に。


お天気をちょいと気にしながら、それでもどんどん人が増えてくる。


テロリスト専門のおまわりさん。


おぉ~、ここやといっちゃん(イチロー)がそこそこ見えるかも♪


と喜んでたら……空がどんどんヤバくなり……、


雨で試合開始が遅れま~すのサインが出た。けど、まだ降ってへんのにな~。


そんな間にも、おっきなスクリーンには、イチローの話題がてんこ盛り!


目尻を下げっ放しで、スクリーンをぼぉ~っと見てたら、ポツッ、ポツッと……。


ぎゃ~!降ってきたぁ~!


ここはナイアガラの滝かっ!?


それでも警備に当たるおまわりさん。ご苦労さまです。


1時間弱ほど待って、やっと止んだっぽいので席に戻ってみた。


急に大歓声が上がったのでグラウンドを見ると……シートを押さえてた棒を片付けてはるっ!


よっしゃ~!


こんなふうに、なんべんもやってはるんやろなあ……ありがたや~。


上下が完全にひっくり返って、シートがほぼ外野の方に移動したのを感動しながら見てたら……あらら!お尻が水浸しやし……。


そしておまわりさんは、変わらず警備中。


ここにはせっせと砂を足すんや~……働く車と働く人々。


今日のピッチャーさんとキャッチャーさん。名前、知りません。ピッチャーさんはC.C.なんとかさん♪


そんな間も、せっせとグラウンド整備を続ける係の方々。


水がたまったとこを、なんか尖ったもんで突っついてはります。


がちょ~ん!また降ってきたぁ~!


慌ててシートを戻すの図。そしてまた移動……「たまらんで~しかし」、とか言うてる人もいるやろなあ。


再び雨が上がり、キャッチボールを始めたおふたり。上手やなぁ~♪




他の選手もぼちぼち出てきてストレッチ♪


とうとう試合開始が決定して、シートを片付けることに。


試合開始直前に、観客席にボールが投げ込まれ、この時は、わたしの後ろに居た車椅子の男性がゲット。


選手紹介のいっちゃん♪


恒例の国歌斉唱。


やっぱり試合が始まってからも、ベンチでのいっちゃんが映される。注目度がかなり高い。


すんません。この方、写真を撮らずにはおられんオーラと美を兼ね備えてはるので、ついつい……。




ちょっとユニフォームを整えてるだけやのに……、


ほんでもって、ストレッチしてるだけやのに……、


ずいぶん盛り上がってまいりまして……、


いつも同じ方向をチラ見するいっちゃん。




こんなふうに、孤高に守ってはります。


どうやら、ヤンキーズとレッド・ソックスが対戦する時には、こういうふうに警備が厳しくなるそうな。


さて、打者イチローの登場!この構えがたまりませんねん♪


応援がすごい!


球場整備。


ちょいと雲の切れ目が見えてきた。


レッド・ソックスのユニフォームを羽織ってこんなとこうろついたら……、案の定、思いっきり絡まれてる兄ちゃん。


とことんヤジを飛ばすヤンキーズファン。


その動向を、ジロリと睨みつける、多分警備のお兄さん。


いっちゃん、またまた登場!


ヒットを打って一塁へ→盗塁して二塁へ!


ほんでもって三塁に!残念ながら、ホームには戻れず。


暮れてきた。


ちょっとゲームに動きが少のうなってきたので、暇つぶしにいっちゃんの靴。高そう……。


最後の打席。


いきなりウェーブで盛り上がる我々。二周もしたし……。


試合は、惜しいとこまで追いついたけど、負けてしもた。
けどまあ、もともと別にヤンキーズのファンでも無いし、イチローを観に行ったわけで、
豪雨の球場の様子も見れたし、いろいろとおもろい体験やった。

以上、写真日記でした♪
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