ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ACTAの悪法っぷり!ど~ん!

2012年08月06日 | 日本とわたし


戦時中の検閲国家に逆戻り! こっそり進む悪法ACTAを止められるか?
 
外注の検閲法が参院で可決

マスコミ報道がロンドンオリンピックで塗りつぶされる中、悪法の批准がこっそり進められている。
「模倣品・海賊版拡散防止条約」通称「ACTA」と呼ばれる条約だ。
批准が決まると、日本は戦時中と同じ検閲国家に逆戻りする。


発端は中国コピー商品対策

同条約はもともと2003年に日本が提唱したもの。
中国からのコピー商品に悩む小泉政権が、中国政府に対するけん制として、起草に取り組んだ。

ただ、その後の起草過程はいっさい公開されず、条約案は、徹底した秘密主義のもとで作成された。
同条約案についての報道がいっさいなかったため、2008年に、ウィキリークスが、審議過程を暴露するまで、審議されていることすら知られていなかった。

提唱したのが日本であるにもかかわらず、日本語訳はない。
外務省は「仮訳は存在しない。作る予定もない」と、冷ややかな対応をみせる。


まるで戦時中! 検閲国家を実現する条約

内容的にもさまざまな問題がある。
個人のブログなどに、わずかでも著作権を抵触する恐れがある表現が盛り込まれた場合、ただちに接続を遮断されることもありうる。

著作権法の詳細には曖昧な点が多く、現在でも、さまざまな裁判で争われているほどだ。
法律家でも判断が難しいが、それを100%クリアしていなければ、どんな情報も、国家の判断で遮断できることになる。

ブログやFacebook、Twitterなどでは、常に双方向のやりとりがおこなわれており、
著作権を侵害する意図がなくても、同法に問われない状態を常時保つことは、ほとんど不可能である。

また、表向きは著作権侵害を見張るため、として、プロバイダーに対して、情報の監視義務を負わせている。

たとえば現在、金曜日ごとに多くの人が集まる官邸前デモについて、情報発信しているサイトを狙い撃ちして、
「著作権法違反」の言いがかりをつければ、大手マスコミがほとんど報じない中、簡単に情報統制をおこなうことができる。


欧州議会では圧倒的多数で否決

言論封殺にもつながる危険性が高いため、欧州議会では、7月4日に開かれた本会議で、
賛成39、反対478、棄権165と、圧倒的多数の反対によって否決された。

日本では7月31日、まったく反対意見などが出されないまま、参議院外交防衛委員会にて、あっさり可決された。
衆議院外務委員会が賛成すれば、正式に批准が決まる。


欧州では欧州委員会(EC)が署名した条約を、欧州議会が否決した。
今回初めてのケースだというが、実現させたのは、280万人分の「ACTA反対」請願署名だった。
日本でもあきらめてはならない、として、急ピッチで署名が集められている。




突然にACTA批准が委員会全会一致で可決。残すは衆院のみ


8/6(月)8/7(火)、2日連続緊急官邸前抗議行動!!

7/31の参議院外交防衛委員会に於いて、ACTA批准は、全会一致で可決されてしまいました。

7/26の、突然の同参議院外交防衛委員会での、玄葉外務大臣によるごく簡単なACTAの趣旨説明(30秒程度)の後、
初の審議入りである7/31、反対意見も出されぬまま、全会一致で、ACTA批准は可決されました。

7/31 22:56分現在、この可決を伝えるWebニュースは、Google検索では出てきません。

このような重大な国際条約、問題に対し、国内海外問わず強烈な反対の声が上がる中で、
このような形で、反対意見の一つも出されずに可決してしまうという事は、異常な事態です。

あとは、本会議で可決内容が踏襲された後、衆院を残すだけの状況であり、もう残された時間がありません。

ACTAに反対するすべての人々に、行動を呼びかけます。

衆院を通過させない為に、今すぐ(日中)、以下の衆院外務委員会メンバーの事務所に、電話かFaxで抗議してください。
(メールが読まれる事はまずありません)
電話に誰が出ても、ACTAに抗議の声を伝えてください。
国内には、多くの反対者がいるという事を伝えてください。
まだ諦めてはいけません。

衆議院外務委員会 委員名簿
委員長 田中 眞紀子 たなか まきこ     http://www.dpj.or.jp/member/4032/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E7%9C%9E%E7%B4%80%E5%AD%90
理事  菊田 真紀子 きくた まきこ     http://www.kikuta-makiko.net/
理事  長安 豊君 ながやす たかし     http://www.nagayasu.ne.jp/
理事  村越 祐民 むらこし ひろたみ    http://www.hirotami.jp/
理事  山尾 志桜里 やまお しおり     http://www.yamaoshiori.jp/access.html
理事  河井 克行 かわい かつゆき     http://kawai.fine.to/katsu/
理事  三ッ矢 憲生 みつや のりお     http://www.mitsuya-norio.com/
理事  萩原 仁 はぎはら ひとし      http://www.hitoshi-hagihara.jp/
理事  遠山 清彦 とおやま きよひこ    http://www.toyamakiyohiko.com/
委員  市村 浩一郎 いちむら こういちろう http://www.javjav.com/
委員  小川 淳也 おがわ じゅんや     http://www.junbo.org/
委員  大泉 ひろこ おおいずみ ひろこ   http://www.ooizumi-hiroko.com/
委員  勝又 恒一郎 かつまた こういちろう http://katsumata.typepad.jp/
委員  阪口 直人 さかぐち なおと     http://naotosakaguchi.com/
委員  首藤 信彦 すとう のぶひこ     http://sutoband.net/
委員  中津川 博郷 なかつがわ ひろさと  http://www.naktsugawa.net/
委員  中野 譲 なかの じょう       http://www.joe-joe.net/
委員  浜本 宏 はまもと ひろし      http://www.hiroshihamamoto.com/
委員  早川 久美子 はやかわ くみこ    http://www.hayakawa-kumiko.com/
委員  山口 壯 やまぐち つよし      http://www.mission21.gr.jp/
委員  秋葉 賢也 あきば けんや      http://www.akiba21.net/
委員  小野寺 五典 おのでら いつのり   http://www.kaneda-k.com/
委員  金田 勝年 かねだ かつとし     http://www.kaneda-k.com/
委員  後藤田 正純 ごとうだ まさずみ   http://www.gotoda.com/
委員  高村 正彦 こうむら まさひこ    http://www.koumura.net/
委員  東 祥三 あずま しょうぞう     http://azuma-shozo.jp/
委員  渡辺 義彦 わたなべ よしひこ    http://nabe-yoshihiko.main.jp/
委員  笠井 亮 かさい あきら       http://www.kasai-akira.jp/
委員  服部 良一 はっとり りょういち   http://hattori-ryoichi.gr.jp/
委員  浅野 貴博 あさの たかひろ     http://ameblo.jp/asanotakahiro/



はっきり言うて、このACTAという、いかにもわたしは正しいという顔をしたインチキ国際条約が、日本で可決されてしもたら、
わたしはもう、ブログで書けへんことが山ほど出てくると思うし、もしかしたら強制削除とか、最悪の場合には、犯罪人になってしまうかもしれん。

いろんなとこからもうすでに監視されてるし、その反応ときたら、恐ろしいほど早い。

現実は、自分が思たり願たりしてるのとはまるで違う、暴力と権力にまみれた戦場の世界やで。

自分には関係ない、やなんて思てたら、おっきな間違いやで。

今頃まだ、そんなふうに思てるのがあんたなら、よっぽどの不注意者か世捨て人か、
どっちにしても、まともに生きたい、ちょっとでもマシな世の中にしたいと思て生きてるもんの足に絡み付いて、歩きにくうしてる存在や。

ACTA、これ以上、日本に悪もん増やしたらあかん!
コメント (11)
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わたしにできることはなんだろう?

2012年08月06日 | 日本とわたし
北海道在住のある女性が描いた、原発事故後の心情が綴られた四コマ漫画です。
以前、このブログでも紹介させてもらいましたが、ツィッター友の金吾さんが編集をしてくださり、すてきな動画になりました。
紹介します。

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