ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

韓国が、中国が、米国が、ロシアが、輸入禁止にしているものを日本国民は食べている?!

2012年08月30日 | 日本とわたし
ツィッター仲間の金吾さんが、ご自身のブログ『放射能メモ』の記事として、まとめてくれはりました。
農林省が発表した、諸外国・地域の規制措置(平成24年8月27日現在)からの、食品輸入禁止食品の内容です。
↓以下、転載させてもらいます。

韓国が、中国が、米国が、ロシアが輸入禁止にしているものを日本国民は食べている

農林省の「諸外国・地域の規制措置(平成24年8月27日現在)」より、輸入禁止の食材を抽出
http://kingo999.web.fc2.com/PDF/kensa.pdf

【韓国】
福島

ほうれんそう、かきな等、梅、ゆず、くり、キウイフルーツ、米、原乳、きのこ類、たけのこ、青わらび、たらのめ、くさそてつ、こしあぶら、ぜんまい、わさび、わらび、コウナゴ、ヤマメ、ウグイ、アユ、イワナ、コイ、フナ、アイナメ、アカガレイ、アカシタビラメ、イシガレイ、ウスメバル、ウミタナゴ、ムシガレイ、キツネメバル、クロウシノシタ、クロソイ、クロダイ、ケムシカジカ、コモンカスベ、サクラマス、シロメバル、スケトウダラ、スズキ、ニベ、ヌマガレイ、ババガレイ、ヒガンフグ、ヒラメ、ホウボウ、ホシガレイ、マアナゴ、マガレイ、マコガレイ、マゴチ、マダラ、ムラソイ、メイタガレイ、ビスノガイ、キタムラサキウニ、サブロウ、エゾイソアイナメ、マツカワ、ナガヅカ、ホシザメ、ウナギ、飼料

群馬
ほうれんそう、かきな、茶、ヤマメ、イワナ、飼料

栃木
ほうれんそう、かきな、きのこ類、たけのこ、くさそてつ、さんしょう、こしあぶら、茶、たらのめ、ぜんまい、わらび、ウグイ、イワナ、飼料

茨城
ほうれんそう、かきな等、きのこ類、たけのこ、こしあぶら、茶、原乳、メバル、スズキ、ニベ、ヒラメ、アメリカナマズ、フナ、ウナギ、コモンカスベ、イシガレイ、飼料

宮城
きのこ類、たけのこ、くさそてつ、こしあぶら、ぜんまい、スズキ、ウグイ、ヤマメ、マダラ、ヒガンフグ、イワナ、ヒラメ、クロダイ

千葉
ほうれんそう、かきな等、きのこ類、たけのこ、茶
ほうれんそう、かきな等は3市町(旭市、香取市、多古町)のみが対象。

神奈川


岩手
きのこ類、こしあぶら、ぜんまい、わらび、せり、たけのこ、マダラ、イワナ、ウグイ


【中国】
福島、群馬、栃木、茨城、宮城、新潟、長野、埼玉、東京、千葉(10都県)

全ての食品、飼料


【ブルネイ】
福島、東京、埼玉、栃木、群馬、茨城、千葉、神奈川(8都県)

全ての食品


【ニューカレドニア】
福島、群馬、栃木、茨城、宮城、山形、新潟、長野、山梨、埼玉、東京、千葉(12都県)

全ての食品、飼料


【クウェート】
47都道府県

全ての食品


【サウジアラビア】
福島、群馬、栃木、茨城、宮城、山形、新潟、長野、山梨、埼玉、東京、千葉(12都県)

全ての食品


【レバノン】
福島、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川(6県)

左記県における出荷制限品目


【シンガポール】
福島、群馬、栃木、茨城(4県)

食肉、牛乳・乳製品、野菜・果実とその加工品、水産物


【香港】
福島、群馬、栃木、茨城、千葉(5県)

野菜・果実、牛乳、乳飲料、粉ミルク


【マカオ】
福島

全ての食品

千葉、栃木、茨城、群馬、宮城、新潟、長野、埼玉、東京(9都県)
野菜・果物、乳製品


【台湾】
福島、群馬、栃木、茨城、千葉(5県)

全ての食品


【フィリピン】
福島

ヤマメ、コウナゴ、ウグイ、アユ


【米国】
福島

米、ほうれんそう、かきな、原乳、きのこ、イカナゴの稚魚、アユ、ウグイ、ヤマメ、ゆず、キウィフルーツ、牛肉製品、クマ肉製品、イノシシ肉製品、畑わさび、ふきのとう、わらび、こしあぶら、ぜんまい、たらのめ等

栃木
茶、牛肉製品、シカ肉製品、イノシシ肉製品、クリタケ、ナメコ、タケノコ、シイタケ、さんしょう、わらび、こしあぶら、ぜんまい、たらのめ

岩手
牛肉製品、タケノコ、シイタケ、せり、わらび、こしあぶら、ぜんまい、マダラ、ウグイ、イワナ

宮城
牛肉製品、クマ肉製品、シイタケ、タケノコ、こしあぶら、ぜんまい、ヒガンフグ、スズキ、ヒラメ、マダラ、ウグイ、イワナ、ヤマメ

茨城
茶、シイタケ、イノシシ肉製品、タケノコ、こしあぶら、ウナギ、シロメバル、ニベ、アメリカナマズ、スズキ、ヒラメ、ギンブナ

千葉
茶、シイタケ、タケノコ

群馬
茶、ウグイ、ヤマメ

神奈川



【ロシア】
福島、群馬、栃木、茨城、東京、千葉(6都県)

全ての食品


【ギニア】
47都道府県

牛乳及び派生品、魚類その他の海産物

以上、転載終わり。


日本のすべての食品が、どの国にも輸入禁止なんかになったら……。
こんなすばらしい文化やのに……こんな残念なことはない。
けど、そうなってしもた時は、日本で暮らしてるみんなはいったい、何を食べたらええのん。
政治家の中に、まともな人間がいるんやったら、この事態がちょっとでもマシになるようどうにかしてよ。
なんの手だても無いはずがない。
必死で探ったら、いや、そんなことせんでも、人としてまともな考え方で問題に対峙したら、すぐに見つかるはず。
「もう日本なんか、どうにでもなったらいいんだ」
こんなこと、オフレコで口にした政治家がいるって聞いた。
口に出さんでも、そう思てる輩がウジャウジャしてるんやろ。
そうでない限り、ここまでどうしようもない最悪な状況に、市民が巻き込まれ続けてるわけがない。

まともなことしようとしたら、家族の安全を脅かされて、動きが止まった政治家もいる。
市民の側に付いた途端に、嫌がらせが頻繁に起こったり、やってもせえへん軽犯罪をやったみたいに偽装されて、立場を奪われた政治家もいる。
もうほんまに腐ってる。とことん崩れてる。
日本が世界から逆鎖国される前に、なんとかせなあかんと、この表見て思う。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放射能汚染土の最終処分場に選ばれた、世にも美しく自然豊かな鹿児島の南大隅?!

2012年08月30日 | 日本とわたし
家に戻って来る道中で、一週間分の、たまりにたまった情報を読んでいると、
『放射能汚染土の最終処分場を鹿児島に造る』というニュースが目に飛び込んできて、思わず「はぁ~?!」と大声を上げてしもた。
それで、詳しい事情を知りとうて、いろいろと調べているうちに、この記事に行き着いた。

『山のツバル』というサイトに詳しく載せられていた文章と、美しい山や海の写真を見ているうちに、ふつふつと怒りがこみ上げてきた。
紹介させてもらいます。


>鹿児島に最終処分場???


↑写真は候補地としてあげられている、南大隅町辺塚エリア。

鹿児島の南大隅に、福島で除染した放射能汚染土の最終処分場を造る、というニュースが、8月23日に、TBS系列だけで放送されました。
次の日の、県庁前の原発反対のイベントでは、この最終処分場のニュースへの反対意見が次々と飛び出しました。
僕は、福島県いわき市の出身ですが、福島の事故からの放射性物質が付着した、瓦礫や土やその他の廃棄物を、
県外に持ち出して、処分の責任を他府県の人に押しつけたいとは、これっぽっちも思いません。
多分、福島の住民の気持を、代弁していると思います。
しかし、福島県と国の政府は、放射能物質を、全国に拡散させたいようです。

25日(土)に、南大隅の自然を守る会が、この最終処分場計画反対の説明会を急遽開く、という連絡を受けて、
予定を色々変更して、僕たちも南大隅町役場に行くことにしました。

財部町から鹿屋を抜けて、根占港までは車で約2時間ほど。
遅れて到着すると、80名程度の人が、大きな会議室を一杯にしていました。



それぞれ、最終処分場への反対の気持ちを熱く語る中に、
「遠方から応援に駆けつけてくれた人には恐縮だが、地元のことはまず地元で決めるので、よろしくお願いします。」という、
的外れな発言をする男性がいて????となりましたが、後から聞くと、どうやら地元の推進派のよう。
福島のあれだけの事故の後に、核や原子力が一度コントロール不能になると、
「地元」などという小さな境界を大きく飛び越えて、被害を拡散させるという事実を、まったく理解できていないのだな~……と驚きました。

でも、田舎に住む人の世界観は、「地元」が、思考の中での一番大きな枠になっている場合が多々あるので、しょうがないのかも?とも思いますが、
その、最大で、地元を考えることが精一杯の人たちに、原発誘致の判断を任せてきてしまったツケが、
今、日本に50数基もの原発を存在させてしまった、一番大きな要因であるとも考えられます。

この最終処分場計画への反対運動をするなかで、地元の南大隅町を2分するようなことは避けたいですから、
そうならない反対の方法を模索しなければ行けないのかな?と思いながら、皆さんの話を聞いていました。

関係者から色々聞くと、最終処分場候補地になっているのは、太平洋側の辺塚というエリアである、と言うことを教えてもらって、早速辺塚に向かいました。



南大隅町町役場がある根占から、辺塚に続く県道563号線は、花瀬という、美しい段々畑が広がるエリアを通って山道に入ります。
ここには、花瀬自然公園という観光地があり、その真ん中を流れる花瀬川の千畳敷の石畳は、一見の価値があるところです。



563号線の山道の、終点を右に折れて74号線に入り、しばらく南下すると、辺塚漁港がある集落に着きます。
船が4艘ばかりの、本当に小さな漁港です。
周辺の自然は、手つかずの照葉樹林に囲まれた美しい海!
豊かな海産物が、目の前の海に沢山いる気配が、ひしひしと伝わってきます。

しかし、何でこんな処に漁港が?と思ったら、ちゃんと石碑が建っていました。



山中貞則という自民党議員が、防衛庁長官時代に、近くに自衛隊の施設を造るので、その迷惑代としてプレゼントしてくれたものだと説明があります。
まるで、山中という議員の、ポケットマネーで造られたような書き方ですが、いえいえ、違いますよ!
税金です、税金!! 
残念ながら、僕が住んでいる曽於市の出身……。
自民党はこうやって、田舎の人々をてなづけて、原発を54基も造ることに成功したわけです。
福島の事故ではまず、自民党が謝罪するのが、責任ある大人の対応だと思いますね。

この漁港、ざっと見た感じでは、今は漁業はしていないようなイメージでした。



で、これが、漁港を造る口実となった自衛隊の施設。
佐多射撃場です。
的になる断崖などが見あたらないので、海に向かって射撃をするのだろうと思います。



こんなへんぴな場所に、こんなに沢山の自衛隊の人がいます。
近くにはヘリポートや宿舎もあるようです。

ここで、地理的な条件を、少し整理してみようと思います。



南大隅町は、鹿児島の南端。
種子島や屋久島を望む位置にあります。
その自然資産のボリュームからみて、「九州の知床」と言っても間違っていないような場所です。
赤枠が、問題になっている辺塚エリアです。
この部分を拡大してみます。



左下に辺塚漁港、その隣に、射撃場、右上に稲尾岳、射撃場と稲尾岳の間の、急峻な山岳エリアが、計画の候補地になっているようです。



同スケールで、青森の六カ所再処理工場群をみてみると、候補地の辺塚エリアには、充分な面積があることが分かります。
地層処分での処理を考えている、という説明もありましたが……。
除染土の受入を認めてしまえば、その後は、高濃度汚染物質、そして、廃炉後の汚染廃棄物、挙げ句の果てには、使い残された燃料棒までが持ち込まれることになるでしょう。
もし、何かが漏れ出せば、黒潮にのって、日本の太平洋沿岸の漁業は壊滅です。
そればかりか、九州を北上し、瀬戸内海、日本海へと流れ出ていく可能性もあります。

辺塚漁港の漁業権を買いあげ(多分簡単に買い取れるでしょう)、専用港を造り、道を整備し、労働者の宿舎を造り、処分場を建設する。
これは、土建屋にとっては、喉から手が出るほど欲しい事業です。
輸送関係も大喜び。
情報筋によると、この周辺の土地の買い取りを進める動きもあるようで、下地整備は着々と進んでいるようです。

計画候補地となっている急峻な山間部には、県道74号線がクネクネと蛇行しながら、20km先の、船間という集落まで続いています。
いったい、どんな山なのか。
74号線に踏み入れてみると、その道は、県道とは思えないほどの細さと整備状態。
切り立った崖の縁を、クネクネと進んでいくような道です。
途中、打詰(住人は10人以下と思われる)という集落の脇を通り、肝付町に入って、辺塚海岸に出るまで1時間以上の山道、すれ違った車は1台。
人の気配はなく、僻地の中の僻地。
こんな場所がまだあったんだ、と思うようなエリアです。
海岸に降りていくような、林道すらありませんでした。
急峻な山、ゆえに、開発や利用の余地もなく、今回のような、処理場建設候補地にはうってつけの条件だと思います。
町長も県知事も、あの場所から、数十億単位の税金を、毎年永遠に巻き上げられるのであれば!と考えると、心が揺らぐと思います。
しかし、今のところ、そうはしないと、両人は公言していますが、
田舎の町長の発言など、まったく信用できないし、官僚下がりの伊藤知事の発言は、とくに信頼がおけません。
法的な担保が、必要になってくると思います。



辺塚漁港をさらに南下すると、本土最南端の佐多岬にでます。
写真は、佐多岬の展望台から、薩摩富士と呼ばれる開聞岳を望む様子。
海が美しい!
周辺の山々も、熱帯性の植物が生い茂り、逞しい自然の美しさを見ることができます。



こちらが佐多岬、太平洋に向かって伸びていく様子が美しい岬です。
霧島錦江湾国立公園に指定されています。

現在、青森の六カ所に押しつけている核廃棄物の問題は、今後、僕たちが、原発廃炉とともに、熟考して、解決策を生み出していかなければならない課題だと思います。
一般的に、有害な廃棄物には、「管轄エリアを越境しない」という大原則があります。
例えば、国際法では、有害廃棄物の輸出入は、厳しく規制されています(バーゼル条約)。
同様に、有害どころか毒物、もしくは劇物である、放射能に汚染された土、瓦礫、廃棄物も、
その廃棄物を発生させた都道府県から、外に出すことを禁止すべきだと思います。
そして、それぞれの原発の敷地内で、処理・保管ができる方法を開発するべきです。
もともと、ハイリスク・ハイリターンを承知の上で、原発誘致を行った、それぞれの「地元」が責任を取って、
残った燃料棒までも管理するのが、正論だと思います。

その為には、県条例として「放射能物質越県禁止条令」を制定し、採択する方法もあるのかな、と思います。
鹿児島県であれば、川内原発から出る、放射能物質や放射能に汚染された廃棄物は、県外に持ち出さない。
川内の原発内で、処理保管を行う。
しかし、県外からも、一切持ち込まない。
そういう条例です。

持ち込ませない条例は、過去にも幾つか例がありますが、それではフェアーではありません。
持ち出さない、持ち込まない。
これをセットで立法化できれば、説得力があると思います。
しかし、問題は、現在原発を抱える自治体が、運営破綻した場合です。
この際には、「東京都が保管する」という附則を、記載しておけばいいのではないでしょうか?

今までの「自治体の放射性廃棄物拒否条令」は、下記リンクから参照できます。

れんげ通信 by 市民ネット・岐阜 http://www5b.biglobe.ne.jp/~renge/jyoeiindex.htm

以上、転載終ります。


この方の提言する『放射能物質越県禁止条例』というものについて、持ち出させない、持ち込まないをセットでという考え方に賛成する。
無主物、なんていうふざけた名前をつけて、責任を回避しまくるのが政治家と企業やということを、いやというほど思い知らされた。
こういうまともな条例を通せる政府にするためには、どないしてもやっぱり選挙が大事になってくる。

日本にはまだまだ、素晴らしい自然と食べ物が存在してる。
それを守らんでどないする。
これ以上汚してどないする。
ボケてる人に、根気よう伝えていこう。
あきらめんと続けよう。
このちっちゃいけどしつこい根気こそが、市民の力になるんやから。

絶対に許すまじ!
泣けてくるぐらいの美しい自然を、毒にまみれさすのはもう、六ヶ所村で充分懲りたはず。
最終処分場は、事故を起こした原発の敷地内。
それ以外のどこでもない。

けども、長年かけて、政治家が、特に自民党が、着々と狡賢く準備立ててきたことが、日本の過疎地のあちこちに根強く残ってる。
それをまず白紙にすること。撤回すること。訂正すること。
わたしも思う。
この原発の無責任な乱立については、民主党なんかより、自民党が、徹底的に断罪されるべきやと。
ええこともしてきた。
けども、この核施設のおびただしい量と、立地地域の危なっかしさは、そのええことを羽根のように吹き飛ばすほどの悪行の結果。
よう平気な顔して、なにもなかったかのような態度で、今も政治家やれてるもんや。
自民党、ほんで、自民党の言いなりになってきた与党、やりたい放題させてきた野党、
元政治家、市民の前に出てきてあやまれ!
責任とれ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする