ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

仏さまになったショーティ

2014年08月22日 | 家族とわたし
ショーティ…もうあんたの名前を呼べんようになって、49日が経ちました。



前の晩に、雷が鳴って、どしゃ降りの雨が降りました。
まるで、あんたが死んでしもた前の晩のように。



いまだに、どっかに出かけたら、ふと、あんたはどないしてるやろかと考えて、
ああ、もうおらへんのやったと苦笑い。



もうお水のことも餌のことも、それからトイレのことも、全然心配する必要が無くなったのやなと、
ホッとするやら寂しいやら…。



15年と8ヵ月、いっしょに生きたこと、一生忘れへんから。
ありがとう、ありがとう、ありがとう、
またいつか、生まれ変わって逢いに来てな。



コメント (8)
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凍らなかった、敵わなかった、解らなかったこれらを全部、永遠に、想定外で済ませる愚か者たち

2014年08月22日 | 日本とわたし
なにをやってもうまくいかなかった、東京電力福島第一原発の、海側トレンチ(電源ケーブルなどが通る地下道)の、高度汚染水止水工事。
凍土凍土と、無駄だと周囲から言われようが、コリコリに凝り固まった頭の連中が執拗にやり続け、結局無駄な抵抗だと、ようやく思い知ったらしいです。
そのために投入されたカネは、数百億円規模の税金。

日本にはまだまだ、無駄遣いできるカネがあるんですね。
というか、踏んだくられっ放しのみなさん、怒らなあかんのとちゃいますか?

とりあえず、前々から言われてた、水中で固まる液状の止水材を投入したらどうか、みたいな流れになってるそうですけども…。

そんな、どうにもサエないまんまの東電が、自信満々に、誇らし気に、写真を撮らせた津波対策がコレです。
とりあえず、応急的に設置された、借設防波堤だそうですが…。



これ↑↑↑で、3.11級の地震や津波が来ても、大丈夫やって言うてるそうです…。



津波対策置き去り 汚染水流出の恐れ 第一原発
【福島民報社】2014.8.17http://www.minpo.jp/news/detail/2014081717494 

廃炉作業が続く東京電力福島第一原発は、津波による放射性物質の、海洋流出を防ぐための十分な対策が、講じられていない。
原子力規制委員会は、原発事故から3年余りが経過した今月、流出が以前から懸念されていたとして、
9月にも、東電に対応を求める方針を打ち出した。
政府と東電が、原発事故発生から3年以上、津波対策を後回しにしていた状況に、避難住民らは対応の遅れを批判する。


■規制委の指摘
 
「はらはら見守っているのが実情。なるべく早く(対策を)実施してもらいたい」。
7月に開かれた規制委の定例会合で、地震や津波などを専門とする島崎邦彦委員は、
福島第一原発の地震・津波対策を、本格的に検討してこなかった、現状への懸念を口にした。
 
福島第一原発では、海側にあるトレンチ(ケーブルなどの地下管路)内に、大量の高濃度汚染水が滞留。
2、3号機のタービン建屋につながるトレンチ内だけで、約1万1千トンに上る。
東電は、トレンチ内の汚染水の抜き取りを目指し、凍結止水工事を進めているが、水温が想定より下がらず難航している。
 
規制委は、今になって、敷地が津波で浸水した際に、トレンチ内などにたまった汚染水が、海に流れ出るリスクを指摘。
9月までに、東電に、津波対策を施すよう指示することを決めた。
 
規制委をはじめ、政府、東電は、汚染水から大半の放射性物質を取り除く、多核種除去設備(ALPS)の試運転、凍土遮水壁着工など、目の前の汚染水対策に追われ、津波への対応が置き去りになった。
津波が、凍土遮水壁などの汚染水対策にもたらす影響も、不透明だ。


■応急措置
 
東電は、原発事故発生後、応急措置として、平成23年6月に、砕石を詰めた袋を積み上げ、高さ14メートルの仮設防潮堤を設置。非常用の仮設電源や消防車などを、高台に移した。
 
東電は、
「東日本大震災と同規模の地震・津波に対応できる準備はしている」と安全性を強調。
一層の対策が必要、とする規制委の議論については、
「まだ規制委から指示を受けていないので対応は未定」としている。


■帰還への影響も
 
楢葉町の住職早川篤雄さん(74)は、町内の自宅が避難指示解除準備区域にあり、いわき市で避難生活を送る。
「汚染水対応に追われていたとはいえ、3年以上も、国と東電が、福島第一原発の津波対策を後回しにしていたのは、あまりにもずさんだ」と批判。
その上で、
「放射性物質が流出する懸念があるうちは、風評も消えないし、不安で帰還できない」と訴えた。
 
県原子力安全対策課の渡辺仁課長は、
「以前から(十分な対策の)必要性は感じていた。県民の安心のためにも一日も早く万全な備えをしてほしい」と、早急な対応を求める。
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