ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国『モンスタースノーデー』事情

2016年01月24日 | 米国○○事情
予報通りの、いえ、予想を超えた猛吹雪でした。
金曜日の夜から降り始めた雪は、とても細かな粒の雪で、いくら降ってもそれほどたくさん積もらないのではないか、などと思いながら寝床に就き、
土曜日の朝に窓のカーテンを開けると…、

わわわ!





どの窓にも吹き付けられた雪が積もり、その向こうは一面の銀世界。









丸一日、吹き荒れる強風に吹き飛ばされながら、降り続ける雪は、あれよあれよと言う間に60センチに達しました。



ハンモックが地面に着いちゃった…。



とうとう畑の囲い板も埋もれ、



でも、一番心配していた停電にならなかったので、昼寝三昧の空と海を横目に、映画を見たりドラマを見たり、ゆっくりとした休日を過ごすことができました。

マンハッタンでは、午後から地下鉄を除く鉄道やバスが一斉に運休し、一般の車の通行も禁止となったようです。
クィーンズに引っ越した次男くんとまなっちゃんが、この週末にやってきて、引っ越しの最終作業をするつもりだったのですが、ここまで降られてはどうしようもありません。

翌日曜日はカラリと晴れて眩しいこと眩しいこと!



再び、窓から見えるご近所さんの雪景色をご紹介します。

♪犬は喜び庭駆け回り♪


ブランコの足の部分がほぼ埋もれてしまいました…。


彼らは窓の向こうの変わり様を、どう理解しているのだろう…。
 



窓の氷をお日さまが溶かしていきます。


ワラで包んだイチジクの木が、すっかり埋もれてしまいました。大丈夫かなあ…。


夫の大奮闘の成果。




これがあったら便利なんだろうけれども…。


ソリ遊びを楽しむ近所のちびっ子たち。


それにしても、たった一日でこんなに積もるとは…。




大雪が降る時は、道路ではなく自宅のドライブウェイに車を移すのですが、雪かきの範囲を少しでも減らすために、1台以上ある場合は数珠繋ぎに、そして最前列の車の先端は歩道ギリギリの所に止めます。
そうすることで、車の上に積もった雪を落としさえすれば、とりあえずは道路に出て運転することができます。

すっぽり埋まった車を救済中の夫。




今回わたしは、一日中パジャマ姿で、家から一歩も出ずに過ごすという、超~ナマケモノになっておりました。
ということで、雪かきは全部、夫がひとりでやってくれたのでした。ナマステ~!

雪を溶かす塩を撒く車。


わたしの背よりもうんと高いフェンスの下半分が埋もれています。


今日は一日とても良いお天気でした。
強い風もおさまり、キラキラと輝くダイヤモンド・ダストがあちこちで発生していました。

久しぶりに遊びに来てくれたお隣さん夫婦のエステラとロバートと、軽く食べながらいろんな話に花を咲かせていると、歩美ちゃんがやって来て、
今度は彼女と3人で、残り物ばかりの手料理で一緒に夕飯を食べ、すっかり遅くなったから車で送ろうと外に出ると、

なんとも美しいお月さまが。


まん丸お月さまなのでした。
コメント (2)
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