ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

『ほとばしる無能』(by山本一郎氏)と呼ばれる男を都知事候補に担ぐ、ほとばしる憲法違反をする自民党

2016年07月16日 | 日本とわたし


この男は、都知事の選挙戦に入る直前まで、東京電力の取り締まり役をやってて、




だからもちろん、バリバリの原発推進で、


でも、都知事選の立候補者になったので辞任した…。



で、この男がこれまでに、どんなことをやらかしてきたのか、それについてとても詳しく書いている記事を紹介します。

増田寛也「ほとばしる無能」を都知事候補に担ぐ石原伸晃&自民都連
【山本一郎】2016.07.04
http://bylines.news.yahoo.co.jp/yamamotoichiro/20160704-00059615/

一部転載:
■結論

「実務型」として増田寛也さんが担がれておりますが、その実務でまったく良いところなく、岩手県知事を降りたのが増田さんです。
単純に、岩手県知事3期12年のあいだに、6,000億あまりだった岩手県の公債費を、1兆2,000億円強にほぼ倍増させて、四選めに立候補することなく退任しました。
もしも、「増田さんの手腕を買って都知事にしたい」ということであれば、それは期待できません。

総務大臣時代は、三位一体改革として、地方交付税を、財政力の弱い自治体に優先的に配分する政策である、特別枠制度を作りました
これは、企業などが自治体に納める法人事業税と、法人住民税を、地方に配分する仕組みであって、
要するに、東京都(大阪府、愛知県、福岡県など都市部)の地方法人税を、財政基盤の弱いほかの貧乏都道府県に振り分ける、という施策であります。

東京都民からすれば、東京都のために使われるべきカネが、この人の総務大臣時代の施策のお陰で、
東京都と無関係なところに流れていく仕組みが、できてしまった
わけでありますね。

岩手県知事時代、総務大臣時代、そしてその後の「日本創成会議」での、東京から地方へカネや人を流していこうという増田さんの主張は、
東京都に税金を納め、東京都に暮らす有権者にとって、非常に不利で、相応しくないものだと判断せざるを得ません。
それでも、東京都は、日本のそれ以外の地方の衰退を背負って、税金をこれらの地域に移転させるべきだ、と考える人は、増田さんに投票すれば良いのかなと感じます。


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こんな記事もあります。



で、この男を都知事選の候補者として擁立した、自民党都連が、当決定以外(ということは、増田氏以外)の候補を応援したら、『除名』の可能性もあると脅していたという文書がこれ。

わざわざ太文字で、こんなことが書かれています。

1、党員は、党の決定した公認・推薦候補者を応援し、党公認・推薦候補者以外の者を、応援してはならないこと。

2、党員は、反対党の候補者を応援し、または党公認・推薦候補者を不利に陥れる行為をしてはならない。

3、各級議員(親族など含む)が、非推薦の候補を応援した場合は、党則並びに都連規約、賞罰規定に基づき、除名などの処分の対象となります





いやあ、自民党員になると、個人の尊厳も意思も選択もまるで尊重されない、いわゆるハイハイ人形みたいな木偶の坊にならなければならないのですね。
つい先日も、「党の方針に従うだけです!」ときっぱり言い切った、背の高いボクちゃんのように。

これがチャンスではありませんか?
いつまでもウダウダと思い悩んでいないで、除名してもらって、もう少し個人として大事に扱ってくれる党に鞍替えしてはいかがですか?
まあ、そんなことはどうでもよい。自分には意思とか選択とか個人としての尊厳とか、そんなのはどお〜でも良いのだ。
ただ、このまま議員でいられて、適当に議会の椅子で時間をつぶしてりゃ、あと数年は楽々な毎日が送られるんだから。
という人は、そのまま残っていたらいいと思います。
有権者のわたしたちが、除名ならぬ落選をさせてあげますから。

それにしても自民党、とことん腐りきってしまいましたね。
ここまで堕ちたら、掃除をするにもやり甲斐があるってもんです。
この都知事選と衆院選。
少数だからって、なめんなよ!

では、〆にもういっちょ。



原発バリバリすぎて笑えてしまう…。
コメント (3)
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