ウィンザー通信

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現行憲法が、自民党改憲草案によってどのように破壊されていくか、よぉーく読んでみてください!(その2)

2016年07月13日 | 日本とわたし
http://editorium.jp/kenpo/const.htmlの書き写し(正確には打ち直し)のつづき、その2です。
前回と同じく、現代国語の仮名使いの訂正、今回はこれをという指摘部分の削除の部分は省略しました。
なお、この打ち直しは、わたし自身が学びたいために行っています。
もし、全文を早く読み終えたいと思われる方は、上記の青い部分をクリックしてください。
元々の比較文が表示されます。

第四章 国会

第四十一条
国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である。

第四十二条
国会は、衆議院及び参議院の両議院で構成する。

第四十三条
両議院は、全国民を代表する選挙された議員で組織する。

2 両議院の議員の定数は、法律で定める。

第四十四条
両議院の議員及びその選挙人の資格は、法律で定める。
但し、この場合においては、人種、信条、性別、障害の有無、社会的身分、門地、教育、財産又は収入によつって差別してはならない。

第四十五条
衆議院議員の任期は、四年とする。
ただし、衆議院解散された場合には、その期間満了前に終了する。

第四十六条
参議院議員の任期は、六年とし、三年ごとに議員の半数を改選する。

第四十七条
選挙区、投票の方法その他両議院の議員の選挙に関する事項は、法律で定める。
この場合においては、各選挙区は、人口を基本とし、行政区画、地勢等を総合的に勘案して定めなければならない。

第四十八条
何人も、同時に両議院の議員となることはできない。

第四十九条
両議院の議員は、法律の定めるところにより、国庫から相当額の歳費を受ける。

第五十条
両議院の議員は、法律の定める場合を除いては、国会の会期中逮捕されず、
会期前に逮捕された議員は、その議院の要求があればるときは、会期中釈放しなければならない。

第五十一条
両議院の議員は、議院で行った演説、討論又は表決について、院外で責任を問われない。

第五十二条
通常国会の常会は、毎年一回召集するされる。

2 通常国会の会期は、法律で定める。

第五十三条
内閣は、国会の臨時会臨時国会の召集を決定することができる。
いずれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。ったときは、要求があった日から二十日以内に臨時国会が招集されなければならない。

第五十四条
衆議院の解散は、内閣総理大臣が決定する。

2 衆議院が解散されたときは、解散の日から四十日以内に、衆議院議員の総選挙を行い、その選挙の日から三十日以内に、特別国会召集されなければならない。

 衆議院が解散されたときは、参議院は、同時に閉会となる。
ただし、内閣は、国に緊急の必要があるときは、参議院の緊急集会を求めることができる。

 前項ただし書の緊急集会において採られた措置は、臨時のものであって、次の国会開会の後十日以内に、衆議院の同意がない場合には、その効力を失う。

第五十五条
両議院は、各々その議員の資格に関する争訟を裁判し争いがあるときは、これについて審査し、議決する。
ただし、議員の議席を失わせるには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。

第五十六条
両議院は、各々その総議員の三分の一以上の出席がなければ、議事を開き議決することができない。

2 両議院の議事は、この憲法に特別の定めのある場合を除いては、出席議員の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

2 両議院の議決は、各々その総議員の三分の一以上の出席がなければすることができない。

第五十七条
両議院の会議は、公開しなければならない。とする。
ただし、出席議員の三分の二以上の多数で議決したときは、秘密会を開くことができる。

2 両議院は、各々その会議の記録を保存し、秘密会の記録の中で特に秘密を要すると認められるものを除き以外は、これを公表し、かつ一般に頒布しなければならない。

3 出席議員の五分の一以上の要求があればるときは、各議員の表決は、これを会議録に記載しなければならない。

第五十八条
両議院は、各々その議長その他の役員を選任する。

2 両議院は、各々その会議その他の手続及び内部の規律に関する規則を定め、又、並びに院内の秩序を乱した議員を懲罰することができる。
ただし、議員を除名するには、出席議員の三分の二以上の多数による議決を必要とする。

第五十九条
法律案は、この憲法に特別の定めのある場合を除いては、両議院で可決したとき法律となる。

2 衆議院で可決し、参議院でこれと異なった議決をした法律案は、衆議院で出席議員の三分の二以上の多数で再び可決したときは、法律となる。

3 前項の規定は、法律の定めるところにより、衆議院が、両議院の協議会を開くことを求めることを妨げない。

4 参議院が、衆議院の可決した法律案を受け取った後、国会休会中の期間を除いて六十日以内に、議決しないときは、衆議院は、参議院がその法律案を否決したものとみなすことができる。

第六十条
予算は、先に衆議院に提出しなければならない。

2 予算について、参議院で衆議院と異なった議決をした場合において、法律の定めるところにより、
両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は参議院が、衆議院の可決した予算を受け取った後、国会休会中の期間を除いて三十日以内に、議決しないときは、衆議院の議決を国会の議決とする。

第六十一条
条約の締結に必要な国会の承認については、前条第二項の規定を準用する。

第六十二条
両議院は、各々国政に関する調査を行い、これに関して、証人の出頭及び証言並びに記録の提出を要求することができる。

第六十三条
内閣総理大臣及びその他の国務大臣は、両議院の一に議席を有すると有しないとにかかはらず、何時でも議案について発言するため議院に出席することができる。
又、答弁又は説明のため出席を求められたときは、出席しなければならない。

2 内閣総理大臣及びその他の国務大臣は、答弁又は説明のため議院から出席を求められたときは、出席しなければならない。ただし、職務の遂行上特に必要がある場合は、この限りでない。

第六十四条
国会は、罷免の訴追を受けた裁判官を裁判するため、両議院の議員で組織する弾劾裁判所を設ける。

2 弾劾に関する事項は、法律で定める。


第五章 内閣

第六十五条
行政権は、この憲法に特別の定めのある場合を除き、内閣に属する。

第六十六条
内閣は、法律の定めるところにより、その首長である内閣総理大臣及びその他の国務大臣でこれを組織構成する。

2 内閣総理大臣及び全てのその他の国務大臣は、文民でなければ現役の軍人であってはならない。

3 内閣は、行政権の行使について、国会に対し連帯して責任を負う。

第六十七条
内閣総理大臣は、国会議員の中から国会の議決で、これを指名する。

2 国会は、この指名は、他の全ての案件に先だって、これを行うって、内閣総理大臣の指名を行わなければならない。

 衆議院と参議院とが異なった指名の議決をした場合において、法律の定めるところにより、両議院の協議会を開いても意見が一致しないとき、又は衆議院が指名の議決をした後、国会休会中の期間を除いて十日以内に、参議院が指名の議決をしないときは、衆議院の議決指名を国会の議決指名とする。

第六十八条
内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。
但し、この場合においては、その過半数は、国会議員の中から任命し選ばれなければならない。

2 内閣総理大臣は、任意に国務大臣を罷免することができる。

第六十九条
内閣は、衆議院不信任の決議案を可決し、又は信任の決議案を否決したときは、十日以内に衆議院が解散されない限り、総辞職をしなければならない。

第七十条
内閣総理大臣が欠けたとき、又は衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があつったときは、内閣は、総辞職をしなければならない。

2 内閣総理大臣が欠けたとき、その他これに準ずる場合として法律で定めるときは、内閣総理大臣があらかじめ指定した国務大臣が、臨時に、その職務を行う。

第七十一条
前二条の場合には、内閣は、新たに内閣総理大臣が任命されるまでの間は、引き続きその職務を行う。

第七十二条
内閣総理大臣は、行政各部を指揮監督し、その総合調整を行う。

2 内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、並びに一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する。

3 内閣総理大臣は、最高指揮官として、国防軍を統括する。

第七十三条
内閣は、他の一般行政事務のほか、左の次に掲げる事務を行う。

一 法律を誠実に執行し、国務を総理すること。
二 外交関係を処理すること。
三 条約を締結すること。
ただし、事前に、やむを得ない場合は時宜によつては事後に、国会の承認を経ることを必要とする。
四 法律の定める基準に従い、官吏い、国の公務員に関する事務を掌理つかさどるすること。
五 予算案及び法律案を作成して国会に提出すること。
六 この憲法及び法律の規定を実施するためにに基づき、政令を制定すること。
ただし、政令には、特にその法律の委任がある場合を除いては、義務を課し、又は権利を制限する規定罰則を設けることができない。
七 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を決定すること。

第七十四条
法律及び政令には、全て主任の国務大臣が署名し、内閣総理大臣が連署することを必要とする。

第七十五条
国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追公訴を提起されない。
但し、これがため、訴追の権利は、害されないただし、国務大臣でなくなった後に、公訴を提起することを妨げない。


第六章 司法

第七十六条
全て司法権は、最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。

2 特別裁判所は、これを設置することができない。
行政機関は、終審として最終的な上訴審として裁判を行うことができない。

3 全て裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される。

第七十七条
最高裁判所は、訴訟裁判に関する手続、弁護士、裁判所の内部規律及び司法事務処理に関する事項について、規則を定める権限を有する。

2 検察官、弁護士その他の裁判に関わる者は、最高裁判所の定める規則に従わなければならない。

3 最高裁判所は、下級裁判所に関する規則を定める権限を、下級裁判所に委任することができる。

第七十八条
裁判官は、裁判により、次条第三項に規定する場合及び心身の故障のために職務を執ることができないと裁判により決定された場合を除いては、
公の弾劾に第六十四条第一項の規定による裁判によらなければ罷免されない。
行政機関は、裁判官の懲戒処分は、行政機関がこれを行うことできない。

第七十九条
最高裁判所は、その長である裁判官及び法律の定める員数のその他の裁判官でこれを構成し、
その長たる最高裁判所の長である裁判官以外の裁判官は、内閣でこれを任命する。

2 最高裁判所の裁判官の任命は、その任命後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際法律の定めるところにより、国民の審査に付し、その後十年を経過した後初めて行はれる衆議院議員総選挙の際更に審査に付し、その後も同様とするを受けなければならない。

3 前項の場合審査において、投票者の多数が裁判官の罷免を可とするときは、そのすべきとされた裁判官は、罷免される。

4 審査に関する事項は、法律でこれを定める。

 最高裁判所の裁判官は、法律の定める年齢に達した時に退官する。

 最高裁判所の裁判官は、全て定期に相当額の報酬を受ける。
この報酬は、在任中、分限又は懲戒による場合及び一般の公務員の例による場合を除き、減額することができない。

第八十条
下級裁判所の裁判官は、最高裁判所の指名した者の名簿によって、内閣でこれを任命する。
その裁判官は、任期を十年とし法律の定める任期を限って任命され、再任されることができる。
ただし、法律の定める年齢に達した時には、退官する。

2 前条第五項の規定は、下級裁判所の裁判官は、すべて定期に相当額の報酬を受ける。
この報酬は、在任中、これを減額することができない。
の報酬について準用する。

第八十一条
最高裁判所は、一切の法律、命令、規則又は処分が憲法に適合するかしないかを決定する権限を有する最終的な上訴審終審裁判所である。

第八十二条
裁判の対審及び口頭弁論及び公判手続き並びに判決は、公開法廷で行う。

2 裁判所が、裁判官の全員一致で、公の秩序又は善良の風俗を害するおそれがあると決した場合には、対審口頭弁論及び公判手続きは、公開しないで行うことができる。
ただし、政治犯罪、出版に関する犯罪又はこの憲法第三章で保障する国民の権利が問題となっている事件の対審口頭弁論及び公判手続きは、常に公開しなければならない。


第八章 地方自治

第九十二条
地方自治は、住民の参画を基本とし、住民に身近な行政を自主的、自立的かつ総合的に実施することを旨として行う。

2 住民は、その属する地方自治体の役務の提供を等しく受ける権利を有し、その負担を公平に分担する義務を負う。


第九十
地方自治体は、基礎地方自治体及びこれを包括する広域地方自治体とすることを基本とし、その種類は、法律で定める。

 地方公共団体の組織及び運営に関する基本的事項は、地方自治の本旨に基づいて、法律で定める。

3 国及び地方自治体は、法律の定める役割分担を踏まえ、協力しなければならない。地方自治体は、相互に協力しなければならない。

第九十四条
地方公共団体自治体には、法律の定めるところにより、その議事条例その他重要事項を議決する機関として議会を設置する。

2 地方公共団体自治体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員公務員は、その当該地方公共団体自治体の住民であって日本国籍を有する者が、直接選挙する。

第九十
地方公共団体自治体は、その財産を管理し、事務を処理し、及び行政を執行する権能を有し、法律の範囲内で条例を制定することができる。

第九十六条
地方自治体の経費は、条例の定めるところにより課する地方税その他の自主的な財源をもって充てることを基本とする。

2 国は、地方自治体において、前項の自主的な財源だけでは地方自治体の行うべき役務の提供ができないときは、法律の定めるところにより、必要な財政上の措置を講じなければならない。

3 第八十三条第二項の規定は、地方自治について準用する。


第九十五
一の地方公共団体のみに適用される特定の地方自治体の組織、運営若しくは権能について他の地方自治体と異なる定めをし、又は特定の地方自治体の住民にのみ義務を課し、権利を制限する特別法は、
法律の定めるところにより、その地方公共団体自治体の住民の投票においてその有効投票の過半数の同意を得なければ、国会は、これを制定することができない。


さあ、いよいよ次は、緊急事態条項です!
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現行憲法が、自民党改憲草案によってどのように破壊されていくか、よぉーく読んでみてください!(その1)

2016年07月12日 | 日本とわたし
現行憲法をどのように変えようとしているのかがとてもよくわかる、自民党改憲草案との比較です。
http://editorium.jp/kenpo/const.html

これは、自民党が2012年につくった「憲法改正草案」と現行憲法の違いを、WEBデザインやUIの専門家の川添歩さんが、Wordの編集履歴機能を使ってまとめてくださったものです。

こちらに打ち直しをさせていただくにあたり、現代語訳に変更している細かい部分(例えば行を行と書き換えている)は省略しました。
非常にたくさんの文字と色分けがありますので、2万字の文字制限を軽く超えてしまいます。
なので、何回かに分けて、ここに載せさせていただきます。

一回目は、憲法前文から第三章までです。
わたしの最も好きな憲法前文が、根こそぎ変えられてしまっていることが、これほどショックだったんだと、書き写しして気がつきました。

我が国我が国と連呼するのではなく、国際社会、全世界の平和への念と理想を深く自覚し、
平和を愛する気持ち、信頼の気持ちを強く持ち、自国のことのみに千年して他国を無視してはならない。
という、世界平和に向けての確固とした強い信念と決意が込められた文章。
そのほとんどが抹消されてしまいました。

天皇を象徴から元首に戻し、戦争放棄を削除し、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持し、国民の個人から個を消し去った自民党草案。

こんなものを、日本国憲法として、未来の日本人に引き継がせるわけにはいきません。
HELL NO!

↓以下、書き写しはじめ

******* ******* ******* *******
日本国憲法:黒文字
自民党改正草案:藍色文字
両方:改正草案で削除改正草案で追加

・第一章 天皇
・第二章 戦争の放棄 安全保障
・第三章 国民の権利及び義務
・第四章 国会
・第五章 内閣
・第六章 司法
・第七章 財政
・第八章 地方自治
・第九章 緊急事態
・第章 改正
・第十章 最高法規
第十一章 補則
附則


日本国憲法改正草案

自由民主党
平成二十四年四月二十七日(決定)


前文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、
われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、
政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、
その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。
これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。
われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。
われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、
政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、
他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。


日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。

我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。

日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。

我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。

日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。



第一章 天皇

第一条
天皇は、日本国の象徴であり元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、
このその地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

第二条
皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範 の定めるところにより、これを継承する。

第三条
天皇の国事に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣が、その責任を負ふ。

国旗は日章旗とし、国歌は君が代とする。

2 日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない。


第四条
元号は、法律の定めるところにより、皇位の継承があったときに制定する。

第四条第五
天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行い、国政に関する権能を有しない。

2 天皇は、法律の定めるところにより、その国事に関する行為を委任することができる。

第五条
皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名でその国事に関する行為を行ふ。
この場合には、前条第一項の規定を準用する。


第六条
天皇は、国民のために、国会の指名に基づいて、内閣総理大臣を任命する。

2 天皇は、内閣の指名に基づいて、最高裁判所の長たるである裁判官を任命する。

第七条
 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の次に掲げる国事に関する行為を行う。

一 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。
二 国会を召集すること。
三 衆議院を解散すること。
四 衆議院議員の総選挙及び参議院議員の通常選挙国会議員の総選挙の施行を公示すること。
五 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏国の公務員の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。
六 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。
七 栄典を授与すること。
八 全権委任状並びに大使及び公使の信任状並びに批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。
九 外国の大使及び公使を接受すること。
十 儀式を行うこと。

3 天皇は、法律の定めるところにより、前二項の行為を委任することができる。

4 天皇の国事に関する全ての行為には、内閣の進言を必要とし、内閣がその責任を負う。ただし、衆議院の解散については、内閣総理大臣の進言による。

5 第一項及び第二項に掲げるもののほか、天皇は、国又は地方自治体その他の公共団体が主催する式典への出席その他の公的な行為を行う。

第七条
皇室典範の定めるところにより摂政を置くときは、摂政は、天皇の名で、その国事に関する行為を行う。

2 第五条及び前条第四項の規定は、摂政について準用する。


第八条
皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することはには、法律で定める場合を除き、国会の議決に基かな承認を経なければならない。


第二章 戦争の放棄安全保障

第九条
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たるとしての戦争を放棄し、武力による威嚇又は及び武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する用いない

2 前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

第九条の二
我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする国防軍を保持する。

2 国防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。

3 国防軍は、第一項に規定する任務を遂行するための活動のほか、
法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために国際的に協調して行われる活動及び公の秩序を維持し、
又は国民の生命、若しくは自由を守るための活動を行うことができる。

4 前二項に定めるもののほか、国防軍の組織、統制及び機密の保持に関する事項は、法律で定める。

5 国防軍に属する軍人その他の公務員が、その職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。
この場合においては、被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない。

第九条の三
国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない。



第三章 国民の権利及び義務

第十条
日本国民たる要件は、法律でこれを定める。

第十一条
国民は、全ての基本的人権享有を妨げられないする
この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられるである

第十二条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつてよりこれを保持されなければならない。
又、国民は、これを濫用してはならないのであつてず、自由及び権利には責任及び義務が伴うことを自覚し
常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ公益及び公の秩序に反してはならない

第十三条
全て国民は、人として尊重される。
生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公益及び公の秩序公共の福祉に反しない限り、
立法その他の国政の上で、最大限に尊重を必要とするされなければならない

第十四条
全て国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、障害の有無、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

2 華族その他の貴族の制度は、これを認めない。

3 栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。
栄典の授与は
、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

第十五条
公務員を選定し、及びこれを罷免することは、主権の存する国民固有の権利である。

2 全て公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない。

3 公務員の選挙については選定を選挙により行う場合は、日本国籍を有する成年者による普通選挙を保障するの方法による

4 すべて選挙における投票の秘密は、これを侵してはならない侵されない
選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問われない。

第十六条
何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有する。

2 請願をした者は、
し、何人も、かかる請願をしたそのためにいかなる差別待遇も受けない。

第十七条
何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は地方自治体その他の公共団体に、その賠償を求めることができる。

第十八条
何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、その意に反すると否とにかかわらず、社会的又は経済的関係において身体を拘束されない。

2 何人も、犯罪による処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

第十九条
思想及び良心の自由は、これを侵してはならない保証する

第十九条の二
何人も、個人に関する情報を不当に取得し、保有し、又は利用してはならない。


第二十条
信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特権を与えてはならない。も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。

2 何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。

3 国及びその機関地方自治体その他の公共団体は、特定の宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
ただし、社会的儀礼又は習俗的行為の範囲を超えないものについては、この限りでない。

第二十一条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

2 前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、並びにそれを目的として結社をすることは、認められない。

3 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

第二十一条の二
国は、国政上の行為につき国民に説明する責務を負う。


第二十二条
何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。

2 全て国民は、何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない有する。

第二十三条
学問の自由は、これを保障する。

第二十四条
家族は、社会の自然かつ基礎的な単位として、尊重される。
家族は、互いに助け合わなければならない。


2 婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。

3 家族、扶養、後見、婚姻及び離婚配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族親族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して、制定されなければならない。

第二十五条
全て国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

2 国は、国民生活のあらゆる側面においてすべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

第二十五条の二
国は、国民と協力して、国民が良好な環境を享受ることができるようにその保全に努めなければならない。

第二十五条の三
国は、国外において緊急事態が生じたときは、在外国民の保護に努めなければならない。

第二十五条の四
国は、犯罪被害者及びその家族の人権及び処遇に配慮しなければならない。


第二十六条
全て国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、等しく教育を受ける権利を有する。

2 全て国民は、法律の定めるところにより、その保護する子に普通教育を受けさせる義務を負う。
義務教育は、これを無償とする。

3 国は、教育が国の未来を切り拓ひらく上で欠くことのできないものであることに鑑み、教育環境の整備に努めなければならない。

第二十七条
全て国民は、勤労の権利を有し、義務を負う。

2 賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。

3 何人も、児童は、これを酷使してはならない。

第二十八条
勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。

2 公務員については、全体の奉仕者であることに鑑み、法律の定めるところにより、前項に規定する権利の全部又は一部を制限することができる。
この場合においては、公務員の勤労条件を改善するため、必要な措置が講じられなければならない。


第二十九条
財産権は、これを侵してはならない保障する。

2 財産権の内容は、公共の福祉公益及び公の秩序に適合するように、法律でこれを定める。
この場合において、知的財産権については、国民の知的創造力の向上に資するように配慮しなければならない。

3 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用いることができる。

第三十条
国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負う。

第三十一条
何人も、法律の定める適正な手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪われ、又はその他の刑罰を科せられない。

第三十二条
何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない有する。

第三十三条
何人も、現行犯として逮捕される場合を除いては、権限を有する司法官憲裁判官が発し、かつ理由となっている犯罪を明示する令状によらなければ、逮捕されない。

第三十四条
何人も、正当な理由がなく、若しくは理由を直ちに告げられることなく、且つ、又は直ちに弁護人に依頼する権利を与へられることなく、なければ、抑留され、又は拘禁されない。

2 又、何人も、正当な理由がなければ、拘禁されず、要求があれば、その拘禁された者は、拘禁の理由は、直ちに本人及びその弁護人の出席する公開の法廷で示されなければならないすことを求める権利を有する。

第三十五条
何人も、その住居、書類及び所持品について、侵入、捜索及び押収を受けることのない権利は、第三十三条の場合を除いては、正当な理由に基づいて発せられ、
かつ、捜索する場所及び押収する物を明示する令状によらなければ、住居その他の場所、書類及び所持品について、侵入、捜索又は押収を受けない。
ただし、第三十三条の規定により逮捕される場合
侵されないは、この限りでない。

2 前項本文の規定による捜索又は押収は、権限を有する司法官憲裁判官が発する各別の令状により、これを行ふって行う。

第三十六条
公務員による拷問及び残虐な刑罰は、絶対にこれを禁ずる禁止する。

第三十七条
全て刑事事件においては、被告人は、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受ける権利を有する。

2 刑事被告人は、全ての証人に対して審問する機会を充分に与へられ、又、十分に与えられる権利及び公費で、自己のために強制的手続により証人を求める権利を有する。

3 刑事被告人は、いかなる場合にも、資格を有する弁護人を依頼することができる。被告人が自らこれを依頼することができないときは、国でこれを付する。

第三十八条
何人も、自己に不利益な供述を強要されない。

2 強制、拷問若しくは脅迫拷問、脅迫その他の強制による自白又は不当に長く抑留され、若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。

3 何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。

第三十九条
何人も、実行の時に適法であつた違法でなかった行為又は既に無罪とされた行為については、刑事上の責任を問われない。
又、同一の犯罪については、重ねて刑事上の責任を問われない。

第四十条
何人も、抑留され、又は拘禁された後、裁判の結果無罪の裁判を受けたとなったときは、法律の定めるところにより、国にその補償を求めることができる。
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海とトランプのトイレットペーパーと仏像と

2016年07月11日 | 家族とわたし
参院選投票日を一週間後に控え、ゴリゴリと頭を使いながら記事を書き続けていましたが、
せっかくの『独立記念日』連休をぶっ壊すつもりかっ!と、さすがに夫の忍耐袋がパンパンに膨れて爆発寸前になっていたので、

行ってきました、海へ!


うちから車に乗って、50分ぐらい走ったところにある海です。
海岸沿いを走る高速ですが、往復600円ぐらいで行けます。
ボードウォークに、ゲームセンターなどが無いところなので、子ども連れの家族には人気がなく、とりあえず渋滞になる可能性が少ない。

こういう企画がけっこう多い国です。でも楽しい。






いやあ、さすがにたくさんの人出だぁ〜!こんなに多くの人がいる海岸を見たのは初めてかも。


わたしがせっせと椅子をセットしていると、


大きな岩が、波の動きを調節しているのだそうな。


気温がやや低め、そして風が強いので、海に入っているのは若者が断然多い。


コマーシャルを流すプロペラ機。


遥か遠くにはヨットも。


今日は浜に降りるのに、ひとり3ドル払わなければなりませんでした。高っ!


帰りにちょこっと腹ごしらえ。
お酒をやめたので、楽しみは炭酸水にライム。


車を停めた通り道に建っていた、とっても古い教会。


とても非常階段らしい非常階段発見。真っ赤っか!


超〜シンプルな教会。


立派な郵便局。


家に帰ると、歩美ちゃんの赤ちゃんムクゲの花が咲いていました。




そして昨日、日本ではすでに参院選挙の投開票が行われ、結果がすべてわかってた、こちら時間の7月10日。
それは夫の51歳の誕生日なのでした。

夏の間は、家のローンを支払うのに必死で、かなり質素に暮らしていかねばなりません。
でも、誕生日は誕生日。
お祝いしようではないか!

マンハッタンに向かいました。


突然、車の前に現れた、女性の警察官さんたち。


なんとも清々しい街中です。


ワインには人10倍こだわりのある夫が選んだのは、もちろんフレンチレストラン。


幸いにも、わたしたちのテーブル係になってくれた男性は、ワインにとても詳しくて、夫の要望を辛抱強く聞いてくれ、願い通りのワインを持ってきてくれました。
ほっ…。

グルテンフリーのパンもあって、


わたしは蕎麦粉で作ったクレープで、ハムとチーズを巻いたものを。


ちょいと冷房が効き過ぎて、寒かったのが玉に瑕だったけど、また行ってみたいレストランでした。


せっかくなので、セントラルパークへ。


下の方から、なにやら三味線の音が聞こえてきたので、その方向に行ってみると、


え?Y?まさか、吉田兄弟?


津軽三味線を奏でる若者に、写真を撮っても良いですか?と尋ねると、ちょっと照れくさそうに笑って、「いいですよ」と言ってくれました。


それにしても上手い!
弦の一本一本が、セントラルパークの広い広い空間に、時には矢のように突き刺さり、時には激しい震えを生み出していきます。
とてもよく響く音と、すごいテクニックに聞き惚れ、思わず尋ねてしまいました。
「吉田兄弟さんですか?」
「いえいえ、違います。でも、サークルに入っていて、そこに彼らが教えに来てくれたりしますけど」
なるほどなるほど。

彼はあくまでも練習だと言っていましたが、おかげでとても良い時間を過ごせました。
研修で1ヶ月だけの滞在だと言っていた彼ですが、また聴きたいな。ありがとう!



広場もいつもよりたくさんの人。


あれは何の建物だろう。


カメラを構えていると、右上の端っこを、さっと赤いものが横切りました。
それを辿っていくと、


凧がスイスイと気持ち良さそうに。



水浴びに熱中のロビンくん。





バイバイマンハッタン。また来るね。



内緒で撮った誕生日男。見つかりにくいように、ちょっと小さめにしておこう。(でも、クリックするとでっかくなります、ふふふ)


そしてこれは、誕生日男のお姉さんからの贈り物。トランプのトイレットペーパーだぁ〜!


この巨大なお顔を、いったいどこに置けばよいのか…。


オモロ過ぎ!!!
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『国民投票』…時間が無い。でも負けるわけにはいかない!何が何でも私たちが勝たなければならない!

2016年07月11日 | 日本とわたし
少しだけ、いえ、正直に言うと、一抹の希望を抱いてはいました。
もしかしたらもしかするかもしれない。
でも、わたしが望んでいる社会などというものは、こんな付け焼刃的な市民運動では、到底実現できないものなのですね。
わたしを含む、大勢過ぎる数の市民が、これまでずっと、政治を他人事のように考え扱ってきたツケの大きさを、今まざまざと見せつけられているのですね。

日本会議やそれに関連する団体の、改憲と靖国神社参拝に向ける執念と情熱の強さ、そして彼らが費やしてきた年月の長さ。
彼らとわたしたちは、目指すこと、願うことが、まるで違ってはいますが、その強さと長さを見習い、行動に活かしていかなければなりません。

でも、こんなツィートを見つけました。

「面白い選挙だった。
社民党のみずほさんの選挙だったのに、ボランティアの多くが、山本太郎さんの支持者だったし、
選挙中に激励してくれる人の中に、共産党支持者がたくさんいた。
他の野党の選挙カーとすれ違う時も、本気でエール交換して、全然敵じゃなかった」


少しずつ芽が出てきています。
これをもっともっと加速させ、拡大させていきましょう!


さて、一人区の結果を、アメリカ風に色分けすると、こんな感じになっています。


なんか、恐ろしいほどに、二分されてしまったように見えます。

でも、これは、全有権者の思いではありません。
今回の投票率は54.7%。
約半数の人たちが、投票をしませんでした。

以下は、友人わかちゃんが、教えてくれた数です。

・選挙時・登録日現在・選挙人名簿登録者数:
106,600,401人(男51,549,824人、女55,050,577人)

・国内合計:
106,494,872人(男51,501,232人、女54,993,640人)
・在外合計:
105,529人(男48,592人、女56,937人)

・今回の参院選における投票率:
54.70%
(前回3年前の参院選に比べて、2.09ポイント上回った

・期日前投票者数:
15,986,898人
(前回3年前の参院選に比べて、23.47%増

・選挙人名簿登録者数に占める合計の割合:
15.00%
これまで最多だった、2009年衆院選の1398万人を上回り、国政選挙で過去最多となりました。


それにしても、すごく低い割合です。
今回の選挙では、改憲発議を可能とし、国民投票を実施させる力を、改憲派政党に許すのかどうかという、
日本国憲法を、根本から揺るがすような、極めて重要な意味合いを持つ選挙でした。
さらに、18歳以上の若い人たちも投票に参加する、最初の年でもありました。

でも、マスコミのほとんどは、そのことについて報道せず、選挙が行われていることすら伝えませんでした。

↓以下、転載はじめ

参院選“改憲隠し”はテレビも同罪!
結果が出たとたん「改憲勢力3分の2確保」「バックに日本会議」と後出しジャンケン

【LITERA】2016.07011
http://lite-ra.com/2016/07/post-2408.html

昨日、投開票された参院選は、自公とおおさか維新の会などの改憲勢力が、非改選と合わせて、
憲法改正の国会発議に必要な、3分の2議席以上を確保した。
安倍首相は、この選挙戦において、遊説で憲法改正について一度も言及することなく、「争点隠し」を行ってきたにもかかわらず、だ。
 
まさに、安倍首相が、国民を“騙し討ち”したとしか言いようがない結果だが、
しかし、そうした改憲勢力と同じように、国民を騙してきたのは、テレビも同じだ。
 
昨日、開票が開始された昨晩20時前から、NHKおよび民放各局は、一斉に選挙特番を放送したが、
そこでは、今回の選挙の争点が、「憲法改正」であることを全面に打ち出し、出口調査結果を発表するなり、
「改憲勢力が3分の2議席を確保する見込み」
「憲法改正発議可能に」
「野党共闘ふるわず」などと、伝えはじめたからだ。
 
……目がテンになる、とはこのことだろう。
この参院選の間、ほとんどのテレビは、改憲の問題を無視していたんじゃなかったのか。
そして、安倍政権の誘導に乗っかって、あたかもアベノミクスが争点であるかのような報道を、展開していた。
いや、そのアベノミクスの検証さえ行わず、むしろ、参院選のニュースを最小限に留め、今月末の都知事選のことばかりを取り上げる始末で、
きちんと参院選の改憲問題をピックアップしていたのは、
『NEWS23』『報道特集』などのTBSの報道番組と、テレビ朝日の『報道ステーション』くらいだった
ではないか。
 
それを、いざ投票が終わった瞬間から、「憲法改正発議可能に」などと言い出すのは、
視聴者に対して、完全に、「争点隠し」を行ってきた証拠だ。
 
しかも、である.
NHKでは、選挙前は、参院選の話題を最小限にとどめていたのに、
いまごろになって、“SNSでは、「憲法」や「改憲」などのトピックに、注目が集まっていた” などと紹介したり、
民放でも、日本会議などの、安倍政権をバックアップする改憲団体にスポットを当てたり、
フジテレビにいたっては、自民党の憲法改憲草案を、解説したりしていた。
そうした、憲法改正の裏側や問題点を、報道することは間違っていないが、でもそれは投票の前に伝えろよ、という話だ。
 
こうした、テレビの “後出しジャンケン” に対して、モヤモヤした気持ちを抱いた人は、少なくなかっただろう。
それを象徴するように、デーブ・スペクターは昨晩、こんなツイートを投稿している。

選挙終わってから、候補や政党や支援団体のことを特番で見せられても、どうしろと言うんですか?
遅いだろう!
全く役に立たない。
メディアが、公職選挙法の改正を大優先にしないなら、開票特番やめて全部アニメでいいです。
オチはありませんm(__)m〉

お決まりのダジャレも封印して、デーブが憤るのも当然だ。
憲法改正の危険性を伝えても、時すでに遅し。
実際、安倍首相は、「国民はバカだから、黙っていれば気づかない」と言わんばかりに、憲法改正の争点隠しを行ってきたにもかかわらず
「(改憲は)政権公約にもしっかりと書きこんでいる」などと開き直り、(無論、マニフェストではいちばん最後、ほんの少しの文章でしか触れていない)、
「(国民の意見は)国民投票で聞く」と言って、争点隠しを正当化しはじめている。

 
そして、この安倍首相の “確信犯” に加担し、憲法改正の問題を、報道せずに隠してきたテレビも、
視聴者を欺いてきたことに、責任など感じていない

 
その実例を示したのは、やはりフジテレビだ。
選挙特番内では、前述のように、自民党の憲法改正草案を紹介し、その上で、改憲勢力が3分の2議席を越える結果となりそうだと、しれっと解説。
そして、ゲストとして出演していた、SEALDsメンバーの奥田愛基氏に、司会の伊藤利尋アナが、
「奥田さんは、この結果をどう思っているのか」と話題を振った。
そのとき、奥田氏は、このように発言した。
「世論調査によったら、3分の2を超えたら何ができるのかわからない国民が、6割以上いた
今回、結果を受けて、憲法改正の発議があるんじゃないか、という話が多いんですけど、
でも、選挙期間中に、全然その話題になっていなくて、なんで終わった瞬間にこんな話になるのか
テレビをご覧のみなさんも、『あれ、憲法改正が今回争点でしたっけ!?』っていう人が多いんじゃないかと」
 
憲法改正の話題なんて、選挙中は、ニュース番組でも全然出てこなかったのに、
どうして選挙が終わったそばから、「争点は改憲」と言い出すのか──

この発言は、まさしく、多くの視聴者が感じた違和感をぶつけたものだったが、しかし、対して司会の宮根誠司は、
「あー、逆にね。うん、やはりアベノミクス中心ということもありましたが」と言い、すぐさま別の話題に移したのだ。
「逆にね」って、何が「逆」なのだろうか。
逆ではなくて、“争点は改憲” だとわかっていたのに、「アベノミクス中心」にミスリードしてきたのは、
ほかならぬ、宮根をはじめとする、報道する側にいるテレビのほうだ。
そうした視聴者への “背信” を、宮根は、安倍首相と同じで、悪びれる様子もない。
 
この調子だと、国会で、憲法の改正発議がなされ、ついに国民投票にもちこまれても、
テレビは今回と同様に、安倍首相の顔色を伺い、政権に不都合な改憲の問題点や、その危険な内容が検証されることはない
だろう。
そして、今回の参院選と同じように、国民は、深く考える機会を奪われたまま、投票を迎えることになる。
 
ジャーナリズムの役割や責任を放り出し、視聴者ではなく政権に、 “有益”な 報道しか行わないテレビ
参院選における安倍首相の、国民への騙し討ち行為もさることながら、メディアによる犯罪的な報道姿勢も、また糾弾に値するものだ。

(編集部)

↑以上、転載おわり


そして選挙が終わり、戦後初めて、衆参両院で、改憲発議を可能とする3分の2の議席を、改憲派政党に許してしまいました。





それは、どういうことを意味するのかというと、

首相「憲法改正、自民党案をベースに」
【日本経済新聞】2016.07.11
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK11H2R_R10C16A7000000/

安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、参院選を受けて党本部で記者会見し、憲法改正について、
「わが党の案をベースにして、どう3分の2を構築していくかが、政治の技術だ」と述べ、
野党時代につくった自民党草案をもとに、議論を主導する考えを表明した。

改憲論議にあたっては、衆参両院の憲法調査会で、議論を進めるべきだとの認識を強調した。
野党第1党の民進党の姿勢に関し、
「安倍政権の間は憲法改正をしないと、岡田克也代表は言っているが、建設的な対応とはいえない。
好き、嫌いではなく、子どもたちのために、真剣に議論していくべきだ」と話した。

参院選の結果については、
「アベノミクスを一層加速せよという、力強い信任をいただいた」と力説。
英国の欧州連合(EU)離脱や、新興国経済の陰りが出てきていることに触れたうえで、
12日に、石原伸晃経済財政・再生相に、経済対策の準備に入るよう、指示する考えを示した。
「景気を下支えする、総合的、かつ大胆な経済対策を実施する」と語った。
ー後略

↑以上、転載おわり


安倍首相が、「子どもたちのために」と言っているのを聞いて、頭にカッと血が上りました。
つい先日、学校現場で、「子ども達を戦場に送るな」と発言する教師がいたら、密告するよう呼びかけるための、
「学校教育における政治的中立性についての実態調査」というものが、自民党ホームページで公開されていることについて書きました。
「子供たちを戦場に送るな」などと中立性を逸脱した教育を行う教師を見つけたら詳しく報告してね♪♪自民党
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/6d65fb472f5331099dad829411e45b74

この実態調査を作成した中心人物はこの人、木原みのる衆議院議員。



彼は、昨年、自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で、講師として呼んだ百田尚樹が、
「政府批判するマスコミは、経団連を通じて懲らしめる」「沖縄の2紙は潰さなくては」などと、言論統制を呼びかけたことで、
自民党青年局長を更迭された議員なので、覚えていらっしゃる方も多いかと思います。

今回の件も、たくさんの批判を受けて、一時ページが非公開になりました。
再び公開されたページには、前の内容から、『子どもを戦場に送りたくないという教師』という文言が消されていました。
が、その実態調査自体は、まだ続けようとしているようです。

権力が教育に介入する。
反戦という個人の意思や表現を、監視し、密告という行為で圧力をかける。
このようなやり方は、まさに、戦前日本の国体を重視していた時代への回帰だと思います。

そのようなことをコソコソと行っている党の首長が、「子どものために」などと言う。
ブラックジョークだったらもっといいのに…。


さらに、「総合的、かつ大胆な経済対策を実施」という、お得意の空っぽな言葉の羅列ですが、

2015年度の年金積立管理運用独立行政法人(なんちゅう長い名前だ!)、略してGPIFの運用で、5兆円を超える損出が出たと、
まあ、この件については、参院選挙中に発表すると不利になるということで、今月の29日に発表が延期されたのですが、
この5兆円の損失は、年金をスラれたっていうことですよ!
年金を払っている人たちは、そのことをしっかり知るべきです。
年金の運用は、かつてなく厳しい状況になっていますし、加えて国債の損失も大きくなる可能性も示唆されています。

総合的、かつ大胆な経済対策というのは、いったいどういうふうに総合的で、かつ大胆な対策なのでしょうか?
などと質問しても、絶対に一言も、まともな応答が期待できないと断言できるのが、今の首相です。
アベノミクスはとっくに破綻しています。
そのことを認めず、検証もせず、反省もせず、言葉遊びに頼り、責任を回避し続けている政府と経団連。

今回の選挙で、現役の大臣ふたりを落選させることができたのは、野党共闘の成果のひとつであり、現場の市民の皆さんの意思の力だと思います。
でも、まだまだ、まだまだです。
国民投票を、とっととやり終えたい政府。
市民はまだまだ目覚めていない。愚民政策の賜物が息づいている。今だ!今しかない!

改憲の実行に、何年も前からカウントダウンしていた人たちは今、これまでにも増して、自分たちの事務能力、行動力、そして金と権力を駆使するはずです。
何十年もの間、着々と培ってきたそのテクニックと執念深さに、ほんの数年前に目覚めたところのわたしたちの民意と行動は勝てるのでしょうか。


こんな人が議員になり、わたしたちはこんな人に、上の言いなりになって賛成に挙手する人に、税金で食べさせて(それもわたしたちよりも贅沢な暮らしをさせて)あげることになりました。

今井絵理子議員:
「選挙に忙しいので、政策の話をしている暇はありません」 


岩上安身氏:
これは「コンサートの最中なので、音楽のことは考えている暇がありません」というくらいシュール。
かつて、ここまでテキトーな候補はいなかった。

バレーボールの選手だった朝日氏も、「議員になってからいろいろ勉強します」、などと言っていましたね。
彼らだけを論っていても仕方がありませんが、これも作戦負けが生んだ結果と言えるかもしれません。


恥ずかしいとか情けないとか言ってる場合か。
票だ票!票さえ入ればいいんだ。
議員の数が増えればいいんだ!
特に若者は、3分の2がどういう意味なのかも知らないのが半数以上いる。
もしかしたら、半数どころか、8割から9割が知らないかもしれないのだ。
そいつらに誰かが教えたりする前に、そいつらが知ってしまう前に、選挙を終え、国民投票をやっちまえ!


内容はともかく、戦略的には勝ちです。
勝ちを取った安倍首相は、
「(憲法の)前文から、全てを含めて変えたい」と明言しました。
そして、この記事の中ほどでも紹介した、
「わが党の案をベースにしながら、いかに3分の2を構築していくか」という発言を、満面の笑みでもって発表しました。
あの恐ろしい自民党改憲草案が、ついに、憲法審査会の場にあがります。
あんなものをベースになんか、絶対にさせたくないのです。


秋の臨時国会:
衆参の憲法審議会で、改憲項目を絞り込む。
各党の合意形成がなされ、

衆参それぞれの本会議:
採決。
3分の2以上の賛成で、改憲案を可決。

国会:
憲法改正を発議
それから2ヶ月〜6ヶ月以内に、国民投票実施

国民投票:
過半数の賛成があれば、憲法改正。



基本的人権を、事実上停止できる、『緊急事態条項』の創設について、安倍総理は、着手したくてしたくてウズウズしています。
そして、この『緊急事態条項』を創設されてしまった日にゃ、日本は終わりです。

『緊急事態条項』と『家族条項』、そしてもちろん、自民党の改憲案草案そのものの内容を、一人一人がメディアになって、ガンガン伝えていかなければなりません。
もう、テレビも新聞も、チキン過ぎて全くアテになどならないことがはっきりしました。
悲しいほどの体たらくです。
誰かがやってくれる、メディアが伝えてくれるなどと、他人をアテにしている場合ではありません。
日本はすでに、ファシズムの波にすっぽり飲み込まれてしまっています。
だから、
テレビや新聞を鵜呑みにしている、あるいはテレビや新聞も見ないで、政治から乖離したところで生きてる人たちに、
伝えやすい方法で、コツコツと、あきらめずに、もうすでにヘトヘトなのにと思う気持ちはわかりますが、
日本の歴史の本に、こんな情けない時代もあったのかというような事項を載せるわけにはいきません、
気力を振り絞り、自民党の改憲草案の廃棄に向けて、わたしもがんばります、一緒にがんばりましょう!
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私たちは、私たちらしく生きていきたい。そんな私たちの個を奪おうとする議員は、国会から追い出してやる!

2016年07月08日 | 日本とわたし
わたしは、59歳にして初めて、まったく知らない人の家に電話をかけ(しかも国際で)、当選してほしい候補の名前と、どうしてそう思っているのかを説明した。
初回の電話をかける時、耳を塞いでいるわけでもないのに、心臓のドクンドクンという音が聞こえた。
何人かには、露骨に、迷惑であると言われ、何人かには、意外にも、熱心に質問をされた。
見ず知らずの人に、選挙のことで電話をかけるのだから、何を聞かれても、不満をぶつけられても、それなりに説明をしたり耳を澄ませたりできる自分でいたい。
だから、これまでよりもっと、自分なりに調べたり学んだりした。
といっても、たいそうなことではなく、ネットを頼りにいろいろな記事や資料を読んだだけだけど。

今までずっと、あまり好意を持っていなかった、創価学会の学会員の人たちの、投票のお願い電話をする時の気持ちが、ほんの少しだけわかるような気がした。

電話かけの市民勝手連、これは、インターネットがあってこそ生まれた市民活動だと思う。
実はもっと以前から活動していて、だからこれはわたしの認識不足だったらごめんなさい。

勝手連自体は、もう遥か昔に活動が始まっている。
勝手連:
勝手に集まって、ある人物や運動を応援する人たちの集団。
特に、選挙の候補者を支持する団体のこと。
始まりは、昭和58年(1983)の北海道知事選。
革新系候補・横路孝弘を応援する若者たちが、「勝手に連帯する若者連合」と名乗って、支持活動をしたことから。

山本太郎氏が参院選挙に立候補した時、彼をなんとしても国会に送りたい、だから勝手に応援する、という人たちが現れた。
わたしもその中の一人になった。
でもその時はまだ、国会が、非常に偏った戦前回帰の思想に染まっていることを知らずにいた。


昨日の記事に書いた、教育現場での政治的中立性を逸脱する教師を密告せよ、と言わんばかりの実態調査票についての件だが、
あれは、「経団連に働きかけてマスコミを懲らしめよう」「沖縄の2紙は潰さないといかん」といった発言が飛び出した、文化芸術懇話会の元代表・木原稔議員の仕業だった。
彼は、日本会議国会議員懇談会のメンバーの一人。
子どもを戦場に送りたくないという思いが、偏向教育だと思うような人が、国会議員(特に自民党)にたくさんいるのかと思うとゾッとする。

・日本会議国会議員懇談会
・教科書議連
・靖国議連
・憲法調査推進議員連盟
・新憲法制定議員同盟
・創生『日本』

これらの団体には、国体を至高のものとし、国民はそのしもべとなり、個を剥ぎ取り、国のために使えよという精神が強く流れている。
国のために血を流すのは当たり前だと、マイクの前で堂々と言う議員に、拍手や感嘆の声が上がる。
その異様さが蔓延している場に身を置くから、そのような思想に染まるのか、もともとそのような思想の持ち主なのかはわからないけれど、
そんな人間が議員バッジをつけて、国会に身を置き、法律や条例を作り、憲法を破壊しようとしている。

ちなみに、友人の幸雄さんが教えてくれた。
『今(17:11,2016/07/09)覗いたら、「子供たちを戦場に送るな」の件が無くなって復活してました。
遣らかしては、コソコソ隠したり逃げたり、彼奴等の普遍の行動パターン』

非難が多かった部分だけを削除したら良い。
教育の現場で密告を促すような、自分が密告されたらどうしようと、教師たちを萎縮させるような調査票自体のどこが悪い?という感覚。
これはもう、見過ごしていてはいけない。
そのためには、わたしたちがはっきりと、日本会議国会議員懇談会、教科書・靖国議連、創生『日本』などに所属する議員は支持しないという意思を、数で示さなければならない。

山本太郎議員は、これまでの3年間、国会で何が起こっているか、何が無視されているかを、ずっと伝え続けてきてくれた。
彼のような議員が、ひとり、またひとりと増えていって欲しいと、心底願うようになった。
そしたら、3年後の参院選挙で、何十年かかったっていい、自分らしく生きられる、個が尊重される政治を実現すると宣言する人がまた、候補者として名乗りを上げてくれた。
彼の演説は、本当に心に響く。
どの場所で行われたのも逐一聞いているから、場所によって、聴衆によって、話し方や話の内容、発声方法までをも変えていることがわかる。
これはもう、天性のものだと思う。
山本太郎議員が、もうこれ以上独りではやっていけないと、だから一緒に歩んで欲しいと願って、三宅洋平候補を全身全霊で応援している。
わたしは、彼の人となり、政治的戦略、知性の高さ、意志の強さ、ビジョンの明確さと未来志向に、とても共鳴している。

彼に続く20代の、30代の、40代の、50代の、もしくはわたしのような年代の人たちが、どんどん名乗り出てくることを心から願っているし、応援することをここに宣言する。


三宅洋平の選挙フェスが社会現象に!
渋谷ハチ公前が凄い事になってた!

【NAVERまとめ】より
http://matome.naver.jp/odai/2146746294735614101

7月2日(土)渋谷ハチ公前













7月4日(月) 立川駅北口 三宅洋平選挙フェス



7月5日(火) 三宅洋平 選挙フェス 新橋SL広場



7月8日(金) 三宅洋平 選挙フェス 池袋駅西口



7月9日(土) 三宅洋平 選挙フェス 品川駅






******* ******* ******* *******

これはもう、革命的な選挙活動かも。
三宅洋平・選挙フェス~渋谷ハチ公前は、ノリノリの人であふれ返りお祭り騒ぎ。
でも内容は、そこら辺の政治家顔負けの、知識と演説ぶり。
誰のための政治をどのようにしたいのか、彼の「こころ」に思わず聞きほれてしまった。


三宅洋平氏が何語るか、気になり渋谷に来たんだけど。
ゲスト登壇した創価大学の男の子の、〝安倍政権に協力する今の公明党には、票を入れたくありません(意訳)〟発言に、最も心動かされた。
地元の、ふだん政治の話なんてしない友にも、多く会えて嬉しかった。

三宅洋平・選挙フェスに、創価大学有志が応援に来た。
ハチ公前を埋め尽くした人たちから、歓声、拍手が。
「ひいばあちゃんのときからの学会員です。男子部に所属しています。でも今の創価学会、公明党は間違っている」と、若い創価大の学生は訴えた。




投票するかは別にして、三宅洋平の選挙フェスは、一見の価値あり。
与党も野党も、古臭い政治手法が行き詰まって、今の無関心が広がってるわけだから。
政治家に文句を言いながら、「政治家らしい身なりをしろよ」とか、無いでしょ。


三宅洋平、応援してる。
やっと、リーダー力のある人が出てきた。


三宅洋平
「今回は、投票に今まで行ってない人達が投票に行ってしまうことが、彼らが一番恐れてること。
前回の国政選挙で、自民党に投票した人、1765万人。
投票に行かなかった人、4922万人。
日本で最大の政党は、そんな皆さんなんです。
その約5000万人の気持ちを、今回の選挙にぶち込んで欲しい」。


スペインではポデモス、俺達はできるっていう名前の政党が、党員募集を始めたら、2週間で第1党より党員多くなって第3政党に。
党首イグレシアスと同い年、ヒゲ、ロンゲ、「世界のスタンダードだよ」って事を、俺は伝えたい。
 
↓ポデモスさん


↓洋平さん



国会議員の中にも、当然、有名大学で経済学博士号とかいるんだろうけど、
そういう人から、世界経済は今こうなってて、だから日本はこうするべきという、納得できる意見なんて聞いたことねぇよ。
わかんないからなのかも知れないけど、議員さんなら、分かるように説明して欲しいしな。


人を惹きつける話術もすごいなって、最初、動画流れてきた時思ったけど、実際に演説聞きに行こうって思わせるのってすごい力だし、
三宅洋平に入れなかったとしても、投票に行ってみようって思わせるのは、すごい力だと思うわ。


選挙フェスで盛り上がるのもいいんだけど、当日ちゃんと選挙行こうね。
3年前の選挙の時に、選挙フェス行きましたツィートは沢山見たのに、選挙に行きましたっていうツィートが少なかった。
あれだけ人が集まったんだから、自分は行かなくていいよね、じゃないからね‼
投票が終わるまでが、選挙フェスでしょ?


今回はしっかり考えるわ。
間違いなく護憲派に投票やな。
東京なら三宅洋平なんだけど。

******* ******* ******* *******

三宅洋平候補の政策アジェンダ(取り組むべき課題)





▪️政策アジェンダ・1


▪️政策アジェンダ・2


▪️政策アジェンダ・3


▪️政策アジェンダ・4


▪️政策アジェンダ・5


▪️政策アジェンダ・6


▪️政策アジェンダ・7


▪️政策アジェンダ・8


▪️政策アジェンダ・9


▪️政策アジェンダ・10


▪️政策アジェンダ・11
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「子供たちを戦場に送るな」などと中立性を逸脱した教育を行う教師を見つけたら詳しく報告してね♪♪自民党

2016年07月08日 | 日本とわたし
学校教育における 政治的中立性についての 実態調査⁉️



今朝、フェイスブック上に現れたこの表、なんのこっちゃ?と思って読んでみると…、

↓以下、転載はじめ

『自民党のウェブサイトに「偏向教育を行った教師」を密告通報するフォーム
https://ssl.jimin.jp/m/school_education_survey2016?_ga=1.59801455.395835691.1409157024
(現在アクセス不能)

「教育現場の中には、
『子供たちを戦場に送るな』と主張し、中立性を逸脱した教育を行う先生方がいる」ので、
学校名、その他を通報しろ、と。

「戦争はよくない」と教えたり、「教え子を戦場に送るな」と言ったりしたら、これで密告されちゃうわけだ。
うちの両親が現役だったら、一発でクビだな。

ねえ、この方向でほんとにいいの?

こんなのに怯えながら教壇に立つ先生たちに、子どもの人生導いてほしいと思えますか?

魚拓とってくれた方がいました。
http://archive.is/FysFM

↑以上、転載おわり


ということで、上記の魚拓から、キャプチャで撮ったものをここに載せます。
読んで、考えてみてください。

要約するとーー

自民党文部科学部会は、
学校教育における政治的中立性の、徹底的な確保などを求める提言をとりまとめ、不偏不党の教育を求めている
しかしながら、教育現場の中には、
・「教育の政治的中立はありえない
・「子供たちを戦場に送るな
と主張し、中立性を逸脱した教育を行う教師がいる

偏向した教育が行われることで、生徒の多面的多角的な視点を失わせてしまう恐れがある
意図的に政治色の強い偏向教育を行うことで、特定のイデオロギーに染まった結論が導き出されることを危惧している

そこで、
学校教育における政治的中立性についての、実態調査を実施することにした。

なので、
政治的中立を逸脱するような、不適切な事例を、
具体的(いつ、どこで、だれが、何を、どのように)に記入してほしい。


という内容になっています。

ちなみにこの画面は今、アクセス不能になっています。







ところで、14年前の森政権時代の首相官邸資料(教育改革国民会議第1分科会・第4回)において、
一人一人が取り組む人間性教育の具体策として、委員の発言の概要がまとめられたものがあります。
その意見のほとんどに、わたしは首を傾げざるを得ないのですが、
その中でもどうしても忘れられない、これだけは許せないと思う、なんともおぞましい文言があります。



・子どもを厳しく「飼い慣らす」必要があることを、国民にアピールして覚悟してもらう。
・「ここで時代が変わった」「変わらないと日本が滅びる」というようなことをアナウンスし、ショック療法を行う。



14年という月日は、長いといえば長いし、短いといえば短い。
敗戦後、自民党のみならず、多くの議員の中に、じわじわと、日本会議関連の組織の主張が浸透し、そういう思想を元に政治が行われてきたのですから、
そのうちの14年前というふうに考えると、これは同じ線上の物事に過ぎません。

自民党がここまで右傾化し、党内に異論や反論を受け入れる能力を失ったのは、いったいいつ頃からのことだったのか、
いずれにしても、今まで一握りの人たちに任せてきてしまった、結局は自分に跳ね返ってくる問題を解決するための市民運動を、
覚悟を決めて、もう無視してる場合ではないと腹を括って、今までの暮らしのリズムがほんの少し崩れても、それはすぐ慣れます、始めましょう!
どんなやり方でも、あなたがそれが運動だと思うなら、そしてそれは持続可能だと思うことなら、何でもいいと思います。

今日、フェイスブックの画面上に、自民党の姑息な計画を載っけるのも、運動のひとつです。
それを目にした人が、自分の声で、使っているSNSで、ちょっとちょっと、自民党がこんなことしようとしてたよって伝えるのも、運動のひとつです。
そこからもう少しつながって、陳情としてまとめ、それを議員会館に届けるのも、運動のひとつです。
市議会や町議会、それから教育委員会などに、こんな実態調査を提言している自民党に、どのように応じるのかと質問するのも、運動のひとつです。
マウスをクリックして、いいね!とかリツィートするのも、自身の知識を増やすという意味では運動になります。
でも、外に向けられた運動としては、効果はほとんど望めません。

少しだけ面倒な、クリック以外の運動ですが、やってみるとすぐに慣れます。
たまに、あー疲れた、やってられない!と、文句を言いたくなる時もありますが、
慣れてしまうと、生活の一部になっていて、あまり気にならなくなります。
もちろん、あなたがブログを書いているなら、そこに書き込むことだって、運動のひとつです。
わたしたちは、インターネットという、調べようと思うほとんどのことを、自分で簡単に調べられる手段を持っています。
持っていない人に伝えてあげることも、もちろん運動のひとつです。

そして選挙!
選挙における投票行動こそ、主権者のわたしたちの声の出しどころです。


世の中が、どんどんイヤな方向に傾いていってしまっている。
これを修正できるのは、わたしたち市民の気持ちの数と重さです。
でも、だからといって、右と左のどちらにおいても偏り過ぎてしまうと、シーソーのようにバタンバタンと落ちたり上がったりするだけで、
ちっともバランスが取れないし、落ち着きません。
脅しやウソが蔓延し、政治家は税金の無駄遣いをし、そして誰も責任を取らない。
報道関係の上層部の人間の質が地に堕ちて、現場でそれをなんとか正したいと踏ん張る記者たちの疲弊と絶望は、日に日に積もるばかり。

明日は期日前投票日最後の日。
そして7月10日は投票日。

絶対に投票してください!!
お天気が悪くなる地域があるようですので、予報を確認の上、行く日にちと時間を見つけてください。
野党共闘が叶った、勝敗の鍵を握る32の改選1人区では、自民党が21選挙区で優位に戦いを進めていると報じられています。
ちょっとちょっとちょっと!!

学校の先生に、妙な圧力をかけたり、監視されてるというような恐怖を与えることを、
子どもは厳しく飼い慣らし、「日本が滅びる」というようなことをアナウンスし、ショック療法を行うなどということを、
真っ当なことだと信じているような議員がウジャウジャいる党に、今以上の力を与えてはなりません!!
お願いします!!
まだ間に合います!!
投票に行ってください!!
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うわぁ〜!やばいやばいやばい!3分の2議席の鍵を握る候補者17人、当選させないとホントにやばい!

2016年07月07日 | 日本とわたし
あのー、3分の2議席って、何のことですか?
一人区って、何のことですか?

あ、あかん…クラクラしてきた。

改憲に賛成している自民、公明の与党と、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の計4党が、憲法改正に必要な3分の2(162議席)を占めるには、
この参院選で、4党合わせて78議席を獲得すれば良いのです。
そうすれば、どんなにわたしたちが反対しようが、抵抗しようが、改憲の第一歩であり、これが現行憲法にとっては致命傷となる、
『緊急事態条項』というのが可決されてしまうことになります。
前回、安保法制の時に、信じられないほどの暴挙に出て、ごり押しで通してしまったように。

それで、選挙前からずっと、78、78と、お経のように唱えていたのですが、なんと、さらにトンデモなことになっているようです。

↓以下、転載はじめ

参院選「74議席」で、改憲3分の2ラインに
猪木氏らが “賛成”

【日刊ゲンダイ】07.07.2016
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/185094

安倍首相が視野に入れる、参院での「改憲勢力3分の2」議席の、ハードルが下がった。

自民党、公明党、おおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の4党で、“改憲ライン”に達するには、
今回の参院選で、78議席を獲得しなければならないが、
この4党以外の非改選議員に、“改憲派”が、少なくとも4人いたのだ。
つまり、今回の選挙で、4党の合計が74議席に達すれば、改憲ラインに届くことになる。

共同通信や新聞各社が行ったアンケート、本人取材に対し、憲法改正に「賛成」と答えたのは、
無所属の松沢成文(神奈川選挙区)
井上義行(比例代表)
渡辺美知太郎(比例代表)と、
日本を元気にする会のアントニオ猪木(比例代表)の、4人の非改選の参院議員。

↑以上、転載おわり


もう、開いた口が塞がりません。
あと3日。
この人たちの当確を、なんとしても実現させなければ!!



3分の2議席の鍵を握る候補者17人!
【SEALDs POST編集部】07.07.2016

選挙戦もついにラストスパートに突入しました。

全国の情勢分析も出そろい、改憲に必要な⅔議席をとらせないためにはだれを推すべきなのか、はっきりとしてきました。

複数区では、すでに当選 or 落選の可能性が濃厚な候補ではなく、入るかどうか、ぎりぎりの候補を重点的に推すべき段階です。

あなたの一票が、あなたの行動が未来を左右します。
いまだれを応援すべきなのかチェックして、お知り合いのいる地区の候補者がいましたら、おすすめしてみてください!







杉尾さんは元キャスターで、ニュースの最前線に立っていた報道の顔です。
現状は、ほぼ同列
一票を争う闘いをしています。
「もう傍観者ではいられない」と言って立候補された杉尾さん。
ぜひ、みんなのための政治を作ってもらいたい。
一人でも多くの方に、杉尾さんのことを伝えて、勝ちにいきましょう!





序盤リードしていた新潟。
しかし、今週、自民党が重要選挙区と定めたこともあり、ギリギリのラインとなってしまったそうです。

自民党は、菅官房長官が、国家安全保障会議を欠席して新潟入りするほど、力を入れてきています
ぜひ、市民の力で押し返しましょう。





大阪は、おおさか維新と自公の強い地域
わたなべさんは現在、4議席目を争っています。
入らなければ、大阪全議席が改憲勢力に

「庶民の購買力増で商都大阪の景気回復!」をかかげ、社会保障に力をいれているわたなべさん。
ぜひ、4議席目に押し上げましょう!





本来、すごく保守の候補者。
しかし、多くの垣根を越えて、市民や他の政党と手を取り合い、奮闘しています。

安倍首相が三回もきており、県知事は公務を置いて選挙応援にかけつけるほど、自民党が重視している地区です。
ここは、野党共闘の力の最大の見せ所
SNS上でも、三重を盛り上げていきましょう。





公明党と3議席目を争う、熾烈な争い
相手陣営は、かなり警戒してます。
ここを盛り上げることが、相手の勢いを封じることにつながります
他の選挙区の情勢も左右する、重要な選挙区です。





最後の6議席目を争う、ギリギリな状況です。
小川さんを推して、蓮舫さん・山添さんと3人で、改憲阻止勢力を作ることが、2/3議席阻止への重要なカギとなります。







自公に1、2議席目を取られている状況。
3、4議席目を、優勢の真山さんとあさかさんで取らないと、2/3議席を阻止できません
ブラック企業で働いていたあさかさんは、従業員目線の経済・社会保障政策を、
元キャスターだった真山さんは、現場の人たちの事を考え、表現の自由を守るため、積極的に発言してる方です。
ぜひみなさんの力で、3、4議席目を守りましょう!







自民と斉藤よしたかさん(民)は、安全圏に入っていて、3、4議席目をすやまさん・伊藤さんと、公明党の候補者が争っている模様です。
2人を応援して、愛知4人区中の3人を、改憲阻止勢力にしましょう!





2議席を自公がとり、最後の1議席を、水岡さんとおおさか維新の候補と争っている状況です。
この関西区域で、改憲反対の野党議員を失うわけにはいけません
複雑な状況ではありますが、どうにか垣根を越えてここを通したい!





秋田放送の元アナウンサー。
地盤も、看板も、鞄もない、本当の市民派候補者。
地力の勝負では圧倒的に不利な中、なんとかギリギリのところまで追い上げています
表現規制反対を明確に打ち出し、尽力してこられたため、ネット上ではオタクのみなさんに大人気の松浦さん。
あと一歩、みんなで押し上げましょう!





たなぶさんは、元衆議院議員で3期務め、政策調査会の副会長としても活躍した、実力派の候補者です。
しかし、現状は、相手候補と横一線
本当に激戦です
秋田同様、ここ東北を、改憲阻止勢力で抑えましょう!





元文部科学大臣政務官であり、元アナウンサー。
現役の母親として、教育に力を入れ、待機児童解消などに取り組んだ候補者です。
現状、新人がリード
厳しい戦いですが、無党派4割が、投票先を決めていません
市民の力で、少ない女性議員を増やしましょう!





愛媛で人気の、「もぎたてテレビ」の元アナウンサー。
現場や暮らしの声を、常に追い続けていた、市民派の候補者です。
各紙新聞の調査を見ている限り、どちらに転ぶか分からない状況
みんなでながえさんを押し上げましょう!





今回当選すれば、3期目の実力候補者です。
専門は医療・社会保障制度。
大企業優先の成長戦略ではない、個人への投資による景気回復を、実現できる方です。

優勢だったのが一変、相手にかなり追い上げられています
大分は、九州1人区の最後の要です。
なんとか勝たせましょう。





現状、相手の自民候補と接戦、ほぼ同列な状況です。あとは無党派への呼びかけが鍵。ソーシャルワーカーとして、常に子育て・教育の視点から活動20年以上活動されていた方です。リアルな現場での声を国会に届けたい。

今週、自民党は山梨県を注力地区に定めたとのこと。ガンガン応援お願いします!

* * *

どの候補者も、落ちたら改憲阻止があやうくなる、重要な候補者です。

立憲主義の国がいい方、
改憲した結果、生命・自由・幸福追求権があまり保障されなくなる当事者になったらいやだ、という方、
ぜひ応援してみてください。

改憲反対の野党候補はみな、社会保障や中小企業の支援、賃上げにも力を入れており、
その財源は累進所得税、法人税など、お金持ちからの税収を増やすことで得る、としています。
そういった点でも、応援できる方はいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらで、誰でもできる候補者の応援の仕方を、紹介しています👇



http://sealdspost.com/archives/3925
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遠く離れたアメリカから、思いを込めて投票しました!

2016年07月07日 | 家族とわたし
もうずいぶん前の事のように思えますが、たった5日前のことなんですね…先週の土曜日に、在外投票を済ませました。


総領事館の前では、すっごくたくさんの紫陽花の植え込み中。


もちろんこれをヒラヒラさせて。


日本だと、建物の中に入る前に外してください、なんて言われるのかな…。


そんな歪んだ社会にしてたまるかと、腹にうんと力を入れて、投票場に向かいました。
今回が初めての投票になるという次男くんとまなっちゃんには、ここの記事を何件が送ったり、事ある毎に話してきたのですが、
いざ本番となると、やはり頭の中がゴチャゴチャになったのか、ビルの中に入る直前に、もう少し話を聞きたいと言われ、いきなりの選挙講座が始まりました。
そこにやって来たのは、在外選挙クィーンのわかちゃん。
彼女は、同じく土曜日に投票に来る歩美ちゃん、そして彼女の息子サミくんと合流して、投票しましょう!スタンディングをしに来てくれたのでした。
今回のこの在外選挙のために、ブログ『在外選挙に行こう!』を立ち上げた彼女。
ものすごい労力と忍耐と根気でもって、それはそれはいろんな情報を伝えてくれました。
そして、フェイスブックに載っけてくれた、投票日開始までのカウントダウン。
このカウントダウンの一言メッセージ付き写真集は、魚拓に残しておくべき価値があると思います。
どんなことでも、毎日続けるというのは、とても大変なことです。
本当に、本当に、お疲れさま、ありがとう!
って、彼女はまだ、全然終わっていません。
さらにアクセルぶんぶん踏み込んで、選挙活動の先頭に立ってくれています。


今回は、『日本という国のあり方を決定する、歴史的選択となる』(立正佼成会・「私たちの切実」より)選挙なので、
気合と願いをどど〜んと込めて、林久美子候補と福島みずほ候補の名前を記入しました。
こちらに来てから、日本語の手書きをする機会が極端に減ったので、漢字を書き間違えやしないかとドキドキ。
いや、あなた、ドキドキするほどの難しい漢字じゃ無かろうに…と思われる方も多いかと思いますが、
万一間違えちゃったら無効になってしまうので(だから鉛筆と消しゴムが置いてあるんでしょうけれど…)。
滋賀県は一人区。
なんだかギリギリになって、自民の新人候補応援が激化したため、拮抗しまくりなんだそうです。
うちの3票、もう日本に届いたかなあ…。

総領事館のスタッフの皆さん、週末の休みを返上して、朝から夕方までの間、いろんな場で手伝いしてくださってました。
どの方も丁寧で、説明も非常〜に分かりやすい!
誰一人、大声で、「ネェ〜ックスト!」なんて怒鳴りゃしません。
久しぶりのジャパニーズサービスを受けて、懐かしいやら気恥ずかしい?やら。
両手で渡されたものは両手で受け取るんだっけか?などと緊張しながら、受付の前に立っていると、

「あ、これ、ミスがありますね」
「え?そんな…」
「いや、これはミスだと思います。だって、ほら、ここ、男性になってますから」
「えぇ〜!?」
「女性の方ですよね」
「あ、はい、一応…へへへ…」
「そ、そうですよね、ふふふ…」

ということで、滋賀県から送られてきた登録証の性別欄が、男になっておりました…。
とりあえず、そのままで投票はできたのですが、登録証を再発行してもらうための手続きをして、その証明カードは没収。
思わぬところで時間を食ってしまいました。

投票のために用意されていた筆記用具は、やはり鉛筆。
う〜ん…。
でも、決めていた通り、我が家の3人は、コソコソッとボールペンを渡し合いして記入しました。
そのコソコソに、偶然隣に座った女性も参入。
なんだかなあ…昔みたいに、開票が手作業で、別に即日開票&即日結果発表なんてしないで、ムサシなんていう会社の機械も使わないで、っていう選挙に戻して欲しいなあ。
人件費がかかるだの、開票が遅れるだの、選挙ってものすごく大切なことなのに、お金をケチったり、時間を急かしたりしないでほしいなあ。
っつか、これって主権者のわたしたちが、意見を合わせて陳情するべきことなんですよね。
票集めは創価学会をお手本に、陳情行動は日本会議をお手本に、わたしたちもわたしたちのための市民運動を、
すっかり遅れをとってしまった市民運動を、コツコツ気長にやっていかねばなりません。


外に出ると、歩美ちゃん親子とも合流。
わたしはその日、次男くんたちとランチに行く約束をしていたので、彼女たちとスタンディングはできなかったのですが、
写真だけ撮っとこうよというお誘いを受けて、厚かましくも並ばせてもらいました。

これじゃ、ピンポンダッシュならぬスタンディングダッシュだよ?!


二人はその後、こんなふうに、道行く人たちに投票を訴えてくれました。



まなっちゃんオススメのフードコートで、銘々好きなものを買ってランチ。







夏場は稼ぎが激減するのと、隣の土地を購入したのとで、今年の夏はすご〜くキュウキュウです。
でも、先週末は引越しの手伝いで長男くんと、そして今週末は選挙で次男くん&まなっちゃんとゆっくり会えて、なんだかウキウキなオカンなのでした。



*おまけ*

海くんのお散歩が、毎日続いています。


空くんはすごい怖がりで、だからハーネスすら付けることができず、でも、だからといって、海くんだけ毎日30分ほど外遊びしているのは不公平じゃないか?
と、別に、空くんに直接尋ねたわけではないんですが、試しに、勝手口のドアを開けたままにしてみました。

立ち止まった海くんの視線の先に…あらら、この仔、けっこう意地悪って評判なんです。


二匹がじわじわと近づこうとするのを、必死で止めていると、あっ!いつの間にか空くんが外に?!


んでもって、その空くんがガン見しているのは…、


あわわっ!
実は空くん、普段は大人しくて怖がりなくせに、獲物を見っけると人が、いや、ネコが変わったみたいになるんです。
だからうさぎさん、悪いことは言いません、逃げて逃げて!

わたしが手を振り上げたりブンブン振り回したりしてるのを見た空くん、な、なんだよぅ〜と後ずさり。


かあちゃん、頭、だいじょうぶ?


大混乱の真っ只中。
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7月10日は『一票一揆』!現行憲法を自民党改憲草案から守るぞ!

2016年07月06日 | 日本とわたし


表示が早いので、キャプチャーで残します。
猫のGENちゃんは、現行憲法の説明に、KAIちゃんは、自民党改憲草案の説明に、それぞれ登場します。

























































































































いかがでしたか?
とてもさっくり、きっぱり、わかりやすく説明してくれたと思います。

そして以下は、友人の幸雄さんが教えてくれた、この自民党による『日本国憲法改正草案』と、現行憲法との対照表。
すっごく読みやすいです!
わたしはプリントアウトして、どこに行くにも持ち歩いて読んでいます。
忙しい毎日だとは思いますが、ぜひ時間を見つけて、一項でもいいので、見比べてみてください。
自民党改憲草案が、どれほど恐ろしいものであるか、これが通されてしまったら、どのような社会が出来上がるのか、
ぜひ、投票をされる前に、読んでいただきたいと思います。
幸雄さんの解説メールも、どうぞ参考になさってください。

そして、投票に行ってください。
どうか、棄権などしないでください。
何度もしつこく言ってごめんなさい。
でも、この選挙は、本当に大切なのです。
そのことをどうか、知ってください。




https://onedrive.live.com/?authkey=%21APTN%2DvtnSlVxt9w&cid=92853EF71EA62619&id=92853EF71EA62619%21589&parId=92853EF71EA62619%21588&o=OneUp


しっかり読み込んだ幸雄さんから、こんなメールが届きました。
ここに転載させていただきます。

まうみさん、

以下、「『前夜』梓澤和幸・岩上安身・澤藤統一郎」という対談本を基に、私が感じた事を書きました。
 
当たり前の事ですが、前文は、憲法の基本的な理念が書かれている、重要なものです。
現行法では、主に、国民主権という事と、平和主義に則った普遍的な原理が謳われていますが、
それが自民党草案では、書き直されています
条文のようには、単純に比較出来ないので、書き出してみました。

「日本国憲法 前文」

******************************
●現行法(前文)
日本国民は、正当に選挙された、国会における代表者を通じて行動し、
われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて、自由のもたらす恵沢を確保し、
政府の行為によつて、再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、
ここに、主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
 
そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、
その権力は、国民の代表者がこれを行使し、その福利は、国民がこれを享受する。
これは、人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。
われらは、これに反する一切の憲法、法令、及び詔勅を排除する。
 
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する、崇高な理想を深く自覚するのであつて、
平和を愛する諸国民の公正と、信義に信頼して、われらの安全と生存を、保持しようと決意した。
われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を、地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。
われらは、全世界の国民が、ひとしく、恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を、有することを確認する。
 
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して、他国を無視してはならないのであつて、
政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする、各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげて、この崇高な理想と目的を、達成することを誓ふ。


******************************
■自民党改憲草案(前文)
日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって、
国民主権の下、立法、行政、及び司法の、三権分立に基づいて統治される。
 
我が国は、先の大戦による荒廃や、幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や、国際社会において重要な地位を占めており、
平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。
 
日本国民は、国と郷土を、誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、
和を尊び、家族や社会全体が、互いに助け合って、国家を形成する
 
我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて、国を成長させる
 
日本国民は、良き伝統と我々の国家を、末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。

******************************


日本は敗戦後に、この憲法を以て、「普遍的な平和な世界に変えるのだ」という宣言をしたのですが、
自民党草案からは、そう言うものが抜け落ちています

そして、その前文の先頭には、
「日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって」という、
嘗ての特殊な選民意識や、他を顧みない国体を想起させる文言があります
「天皇を戴く国家」の前に、「国民統合の象徴である」とありますが、寧ろ敗戦前の「統合された国民」を連想します
これに色濃く呼応しているのが、次の「第1章 天皇」です。
 

「第1章 天皇」

******************************
●現行法
第1章 天皇
第一条
天皇は、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。


******************************
■自民党改憲草案
第1章 天皇
第一条
天皇は、日本国の元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

******************************

 
明らかに、怪しいです。
「元首」とは、国の代表ですから、日本では内閣総理大臣です
民主国家において、「国民の総意に基づいて」とは、選挙を意味します
間接選挙という過程を経ていますが、元首は内閣総理大臣が最も相応しい。
嘗ては元首であり、国の全権を独裁する立場に居た天皇を、無害な形で残す過程において、何の権力も持たない存在として、「象徴」という言葉を使いました。
 
したがって、自民草案の、「主権の存する日本国民の総意に基づく」という部分は、
先頭にある「天皇は、日本国の元首であり」という文言によって、大きな矛盾を抱えています

 
対談の中でも、この部分が、「最初の一歩」になると語られています。


「第2章 戦争の放棄」

******************************
●現行法
第二章 戦争の放棄
第九条
① 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を、誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力による威嚇、又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海空軍、その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。


******************************
■自民党改憲草案
第二章 安全保障
(平和主義)
第九条
① 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を、誠実に希求し、
国権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇、及び武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては用いない
前項の規定は、自衛権の発動を、妨げるものではない

(国防軍)
第九条の二
① 我が国の平和と独立、並びに、国及び国民の安全を確保するため、内閣総理大臣を最高指揮官とする、国防軍を保持する
② 国防軍は、前項の規定による任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認、その他の統制に服する。
③ 国防軍は、第一項に規定する任務を、遂行するための活動のほか、
法律の定めるところにより、国際社会の平和と安全を確保するために、国際的に協調して行われる活動、及び公の秩序を維持し、
又は、国民の生命、若しくは自由を守るための活動を、行うことができる。
④ 前二項に定めるもののほか、国防軍の組織、統制、及び機密の保持に関する事項は、法律で定める。
⑤ 国防軍に属する軍人、その他の公務員が、その職務の実施に伴う罪、
又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。
この場合においては、被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない。

(領土等の保全等)
第九条の三
国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない。
******************************

 
まず、自民党草案では、第2条の名称が「戦争の放棄」から「安全保障」へ、変わっています
 
そして現行法には、
「国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」、とある部分が、
「国際紛争を解決する手段としては用いない」、に変わっています

 
また、自民草案に、「国権の発動としての戦争を放棄し」という部分が残っているにせよ、
去年の集団的自衛権が成立した現在では、
「② 前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。」の1行で、骨抜きになります

 
その後に続く「国防軍」は、お笑い草です。
「我が国の平和と独立」を本気で目指すなら、まず米軍の撤退でしょう
敗戦時のまま基地に居座り、首都上空の制空権や、優位な地位を持ち、殆どの事は何処でも治外法権・・・こんな独立国家などあり得ません
(そしてもし、国防軍を持ったなら、その最高指揮官が内閣総理大臣だとありますが、これが米軍最高司令官なのは、この前FBに書いた通りです)。
 
また、②では、
「任務を遂行する際は、法律の定めるところにより、国会の承認その他の統制に服する。」とありますが、
掟破りの強行採決を平気でするような内閣に、全権など任せられないのは、自明の理です
 
③には、
「国際社会の平和と安全を確保するために、国際的に協調して行われる活動、及び公の秩序を維持し、
又は、国民の生命、若しくは自由を守るための活動を、行うことができる」と、国連安保理に従属するような事を書いていますが、
国連安保理の決め事には、暫定的な抜け穴があります

「国連安保理が正常に機能するまでの間~」という但し書きで、加盟国が、集団的自衛権を行使できるのです。
つまり、常任理事国が賛同しなければ、「国連安保理が正常に機能する」事の無い状況が、作りだせるわけです。
この抜け穴は、国連が、創立直後の世界情勢を鑑みて作られたのですが、色々と都合が良いので、未だに残っているようです。
 
⑤には、軍事裁判所の存在が、書かれています。
 
第九条の三では、既に、「国と国民」どちらに主権が在るのか、あやふやな表現になっています。

なかなか解かりにくいですが、もう一つ大事なこと。


「第三章 国民の権利及び義務」

******************************
●現行法
第二十一条
集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。


******************************
■自民党改憲草案
(表現の自由)
第二十一条
① 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、保障する。
前項の規定にかかわらず、公益及び公の秩序を害することを目的とした活動を行い、
並びに、それを目的として結社をすることは、認められない

******************************

 
自民草案の第二十一条には、②の条文が加えられました。
これは、トンデモナイ人権侵害です。
以下に、梓澤氏の発言を引用します。


★以下引用開始
『特に大事なことは、ある時代における多数者というのは、そのときの政治権力を握っているわけですから、
こんなことをわざわざ言う必要はないのです。
では、これが誰のための人権かといえば、多数者が取っている権力に、モノ申す権利、人権なのです
 
自民党案は、「公益及び公の秩序を害することを目的とした」表現の自由は認められない、と言うのですけれども、
表現の自由とは、先ほど述べたように、多数者が取った権力を、批判する自由です。
これを、公の秩序に反するから認めない、と言ってしまうことは
此処の第①項では保証すると言いながら、その表現の自由を、第②項で根本から否定しているわけです。
これはひどい』
★以上引用終了

 
だいぶ、堅い内容になりました。
しかし、30枚に渡る自民党草案は、突っ込みどころ満載です。

最後にもうひとつ、決定的な〆を。


「第十章 最高法規」
******************************
●現行法
第九十七条
この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、
これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として、信託されたものである。

******************************
■自民党改憲草案
「削除」
******************************

幸雄
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まずは自民党の改憲草案をボツにした後に、新しい国会を作ろう!そこに三宅洋平を送り込もう!

2016年07月05日 | 日本とわたし
いよいよあと4日です。
なのに、テレビは選挙のことをほとんど伝えていない?!のですよね。
例えばこんなふうに。



これは、NHKの『おはよう日本』の放映中に提示された、今週の予定表パネルです。
なんと、10日の予定欄に、参院選の投票日であることが書かれていません
投票に行かれると困る人に、伝えるな、黙ってろとでも言われているのでしょうか。
でも、そんなことを言われたからって、それに従っている報道って、いったい何なのでしょうか?
前に、保育園に落ちたお母さんが、ちっとも改善されない日本の社会に憤怒して、「日本死ね!」って書いて、大騒ぎになりました。
わたしは今回、「テレビ死ね!」「新聞死ね!」って言いたいです。
『緊急事態条項』や『家族条項』がねじ込まれて、憲法がボロボロに破壊されようとしています。
憲法がボロボロに破壊されるということは、わたしたち市民の根を枯らす毒を撒かれるということです。
毒がじわじわと効いてきたら、根は弱り、枯れていきます。
そんな毒にも負けない、あるいは、毒をうまく避けることができる人の根っこだけが生き残ります。
わたしたち民草が、天に向かって活き活きと伸び、生い茂ることができる国を実現させたい。
どんなに違いがあっても、草は草、根は根、それぞれが生き易い社会を、みんなで話し合って作っていきたい。
そんな願いを強く心に持つ男、三宅洋平は今、窮地に立たされています。


成人人口が1億人の日本。
前回の選挙では、
そのうちの、たった1765万人が、自民党に投票しました。
そのうちの、なんと4922万人が、どこにも投票しませんでした。

あなたは投票しましたか?投票しませんでしたか?自民党ではない党に投票しましたか?
4922万人のうちのひとりでしたか?

現在出ている最終の予想では、なぜか自民党が一人勝ちしています。
立会演説での聴衆の数と雰囲気からすると、???な予想結果です。
組織票がなんといっても強みの自民党と公明党は、開票を前に、またこれでうまくいくはずと、ほくそ笑んでいるかもしれません。
でも!
でももし、選挙に行ったことがない人や、これまであんまり行かなかった人が、よし、今回はちょいと行こうかなと思ったら…。
これが、政府が、一番恐れていることです。

一票一揆

投票では、
🔴自民党
🔴公明党
🔴大阪維新
🔴新党改革
🔴日本のこころを大切にする党
🔴支持政党なし党には、
絶対に入れないでください!

これらの党は、憲法破壊を実行しようとしています。
わたしたち市民が意見を交わし合い、現実の状況(例えば環境破壊など)を鑑みた条項などを加えるという改正が一切できなくなるばかりか、
国のために働き、行動し、場合によっては死に、家族の問題は自己責任という、世にもおぞましい社会が、ひっそりと、じわじわと、作り上げられていきます。
この選挙がその境目です。
だから政府が圧力をかけて、報道統制をしています。
報道が死んでいる、死んだふりをしているのなら、わたしたちが報道を担うしかありません。
報道を担うといっても、難しいことではありません。
投票に行こう。
でも、自公、お維新、新党、こころ、支持政党なしには、絶対に入れないでね。
足がなかったら送っていくよ。
家族の人にも伝えてね。
LINEで、フェイスブックで、知り合いや友だちに伝えてね。
Eメールだけは違反になるから、使わないでね。



さて、先日の2日、三宅洋平候補の選挙フェス第11日目、渋谷ハチ公前の舞台に、創価学会の学会員の若者が立ちました。
その時のビデオと文字起こしを、ここに転載させていただきます。



文字起こし文は、我らの味方、死んだふりしている報道に代わり、必死の報道を続けてくださるIWJさんからお借りしました。
↓↓↓
【スピーチ全文掲載!】
「これが池田大作先生が思い描いた世界なのか」
三宅洋平の選挙フェスで、創価学会員が、安倍政権と公明党に怒りのスピーチ!

【IWJ】2016.7.2
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/314096

竹原弘樹さん:
こんばんは。
僕は、安全保障関連法に反対する創価大学、創価女子短期大学関係者有志の会の、呼びかけ人の竹原弘樹と申します。
よろしくお願いします。

創価学会男子部のニューリーダーとして、活動しています。
ひいばあちゃんからの信心で、学会4世です。

本来なら、公明党支持者なんですけれども、ちょっと無理です。
こんなことを言うと、まずいんですけど、怖いんですけど、友達減るんですけど、指をくわえて権力を暴走させているわけにはいかないんですよ!

僕の出身大学、創価大学の創立者池田大作先生は、自衛権の増強に、反対の立場をとっています。
発言を紹介します。

しかし、この国際社会に存在する戦力に対応して、〝自衛〟できるだけの戦力をもとうとすれば、
それはますます、強大なものにならざるをえません。
それゆえ、武力による自衛の方向は、すでに行き詰ってきているといえましょう


池田大作先生は、自衛権を強くして平和を守ろうなんて、一言も言っていないんです。
というか、そもそも、創価学会の初代会長の牧口常三郎先生は、戦時中の宗教団体への国家弾圧によって、獄死しているんですよ。

なんで今、創価学会は、公明党は、安倍さんとグルになって、好き勝手やっているんでしょうか。
権力を批判しない宗教は、宗教じゃない。

ただ、私たちの闘いは、非常に険しいものがありました。
『安保を批判すると、地獄に落ちるぞ』って、幹部から言われました
『安保に、イエスともノーとも言ってはいけない』と、創価大学の学生は、箝口令が敷かれているところもあります
創価大学、創価学会は、学問の自由とか、言論の自由とは程遠い、思想統制の世界に変わってきています


それは、きっと、創価の世界に、政治権力との癒着構造とか、利害構造があるからだと思います。

でも、それって、僕のひいばあちゃんが望んだ世界なんでしょうか。
信仰をダシに、政治的判断を制限されて、反対意見を何も言えなくて、池田大作先生が思い描いた世界って、そんな感じなんでしょうか。

私は、創価学会を分裂させることなど、全く意図していません。
現在も、創価学会男子部として、一員として活動しています。
ただ、今も熱心に支援活動に動いておられる、全国827万人世帯の学会員さんに、伝えたい。

自分の信仰を、自分の人生を、自分の幸せを、組織の意思だけに任せるのは終わりにしましょう

僕らはかつて、『貧乏人と病人の集まり』だってふうに馬鹿にされて、いじめられてきた。
でも今、馬鹿にする側にまわっているんじゃないでしょうか。
組織とか、しがらみとか、功徳とか、そういう狭い殻に閉じこもっていないで、ユナイト(unite※)していきましょう。
ありがとうございました」
(※)unite=合同する・結束する・団結する

↑以上、転載おわり



同じ日の、三宅洋平候補のスピーチです。
字幕入りですので、文字を読みながら、じっくりとお聞きください。
そしてできたら、彼の目を見てください。
ウソの無い、全身全霊で紡ぎ出してきた言葉を、全身全霊で伝えようとしている人の目です。
自分をとても大切にし、だから他人をとても大切にできる、個であることの厳しさ、尊さ、辛さ、嬉しさを、身をもって知る人の言葉には、魂が、力がこもっています。

とても大切なこと、知っておかなければならないことがてんこ盛りのスピーチなので、
やっぱり書き起こすことにしました。

↓以下、書き起こしはじめ



ヤーマン!
東京選挙区、無所属立候補、ミュージシャン、三宅洋平です。

日本のみならず、世界が大きく動き出しています。
僕たちは常に、どん詰まりまで追い込まれないと、動き出しません。
それが人間です。
だから、今起きている、いろんなネガティブなこと、その全てが、僕らにとって糧になっているということ。
ここまで追い詰められて、初めて僕らが気づくこと。
そしてそこから湧き上がること。
そして周りを見渡した時に、同じことを思う人たちが、たくさんいるということ。
それを、こうやって、選挙という場所で、確認できる自由があることを、
まだまだ日本は、捨てた国じゃないっていうことを、
確認させていただいております、ありがとう!


ついに創価学会が動き出しましたね。
Revolution!
あらゆる思い込み、先入観を打ち破り、僕たちが僕たちの世界を作る時が、やって来たようですよ。
1978年、イギリスで、PUNKという音楽が生まれました。
そのPUNKの中心にいたのは、THE CLASH と SEX PISTOLS と THE DAMNED でした。
SEX PISTOLS は皆さん、名前は知ってますよね。
その SEX PISTOLS のファッションを、全てコーディネートした、
その後、世界のPUNKの精神とファッションを引っ張って来たリーダーの一人、
ヴィヴィアン・ウエストウッドが、UKから僕に、僕らに、メッセージを送って来てくれています。


"Young citizens of Japan,"
日本の若い皆さん、心の若い皆さん、

"Please take this opportunity to do something revolutionary in your life."
お願いですから、この機会を、あなたの人生においての革命を起こすために使ってください。

"Get a Life"
しっかり生きましょうって事ですね。"Get a Life."

"Make the whole world a better place."
全世界を、より良い場所にするのです。

"Vote Yohei Miyake."
三宅洋平に投票しましょう。

"Vivienne Westwood"
ヴィヴィアン・ウエストウッド。


Thank you so much! Vivienne!
ヴィヴィアン・ウエストウッドは、この間、シュールガス発掘に関して、
それはちっとも環境に良くないってことを抗議するために、英国首相官邸に、白い戦車に乗って乗り付けました。
今、世界で一番気合いが入っている、グランドマザーの一人です。
後に続きましょう。


さあ、ご通行中の皆さん、選挙のキャンペーンです。
アメリカで、バーニー・サンダースを、Red Hot Chili Peppers が応援しています。
あるいは、スペインでは、"PODEMOS"「俺たちはできる」、
"PODEMOS"という名の第3政党が、大きな力を持ち始めています。
その党首、パブロ・イグレシアス、俺のツインソウルか?っていうぐらい、そっくりです。
インターネットで、家帰ったら、"PODEMOS"、調べてみてください。
あるいは、南米や中南米では、まるで山本太郎のような、コメディアンやタレント出身の議員が、どんどん誕生しています。

ムヒカ前大統領、彼はこう言いました。
「8時間働き、8時間遊び、8時間眠れる社会をちゃんと作ろう」


1966年、ゆとりある家庭と、蓄えある企業という言葉の名のもとに、
福田赳夫大蔵大臣が、日本で最初の、赤字国債を刷りました。
およそ1900億円。
これが、今、1000兆円に至る、日本の赤字国債の始まりでした。
当然ながら、国家の歳出、支出、そして国家の家計の中から、赤字をしないようにするという原則は、当時存在していたんです。
にも関わらず、それを打ち破って、赤字国債を刷り始めたのが、1966年でした。

さて、これをやった政党は、何党でしょうか?
自らの事を、「責任政党」「責任与党」と言っている、自民党じゃないですか?


僕らは、彼らを責め立てて、追いやって、クーデターを起こしたいわけではありません。
だから、この巨大なデモンストレーションも、最大限秩序を守り、警察の皆さんの協力を借りて、
こうやって、皆さんの動線をなんとか確保しながら、そこを行き交う車の邪魔もしないように、
「だけどこれは選挙だから、ごめん、けどここまでは許して」という範囲で、やらせていただいています。

僕たちは、安倍さんや麻生さんを、彼らが政治的に犯したミステイクを、許したいんです。

革命という言葉は、「上が下になり、下が上になる」という定義が存在します。
違う!
俺がやりたいのは、じゃあ革命じゃない。
上も下もない世界を作りたいんです。
「アベ政治を許さない」ではなくて、「アベ政治を許さニャイ」ぐらいでいたいんです。

もちろん、動物殺処分はゼロです。
人間のことだけを規定した憲法だって、全生態系の権利を、人権を等しく規定するような、エクアドルの新憲法のような、
環境を第一に考えた憲法を、創る必要があると思ってるんです。

しかし、政治的に誰かを許そうという時には、まず一度、歴史を検証する必要があります。
そして、彼らに、政治責任を取ってもらう必要があるんです。
そうじゃないと、許すことができません。
「政治責任を取る」とは、どういうことか?
そういうことです。
今、大きな声をあげてくださった方が、最前列にいます。
「責任与党」と言っている方々に、責任を取ってもらうためには、選挙という名の国民の付託で、
彼らに政権を代わってもらうことが、責任を取る、ということなんです!


今日、タクシーに乗ったんです。
僕は電話口で、TURTLE ISLANDの愛樹君と、電話してました。
「洋平、”アーティストが政治を語らないのなんかダサい”って、演説で言うのやめてくれ」
「俺たちみたいに、選挙権も投票権も無いアーティストも、日本にはいるんだ」って。
さっき、CHOZEN LEE君も、出てきてくれました。
「そういうこと言われると、俺たちは辛い」
「洋平、お前の演説は充分素晴らしいから、もう誰のこともdisらなくていいんだよ」
「もったいない」
「わかった」
そういうことを、タクシーの中で、大きな声で話してたんです。

「でも、改憲はヤバイよ、愛樹」
「今回、78議席を、自民・公明・おおさか維新・元気・こころに取られたら、日本の法律変えられちゃうよ」
「個人の尊厳、平和主義、国民主権、基本的人権、全部蔑ろにされるって、言ってるんだぜ、あいつら」

「洋平、わかってる、そんなことは」
「でも、お前はもっと、素晴らしい演説ができるから、disらなくていい」

そんなことを、大きな声で話して電話を切った後、タクシーの運転手さんに、
「あ、大きな声で失礼しました。僕、今回の参議院選挙に出てるんです。よろしくお願いします」って言ったら、
「私も反自民党なんですよ、頑張ってください」って、言ってくれたんです。

非暴力コミュニケーション。
共感コミュニケーション。
ギリギリまで対話を続ける、民主主義の基本。
それが Democracy。
言葉の粋(すい)を尽くした、アイヌの言葉で言えば、”チャランケ”。
そのポリシーを、国会に取り戻すために、
三宅洋平を、山本太郎に続く、2議席目のトンデモ議員として、国会に送り込んで欲しいんです。

ご通行中の皆さんも、聞いてください。
「なんか自民党おかしいぞ」

すでに、今日出てきて頂いた、創価学会の皆さんも、揺れ始めています。
そこに付き従う公明党って、一体何なんだ?
自分たちが学んできた教えは、何なんだ?

遅れをとらないでください。
この時代の潮流に、世界が大きく動き出したんです。
超大企業が、あるいは株や為替が、国家の枠組みを越えて、人々を蔑ろにしていく世界を、
もう俺たちが止めるんだっていうことを、ここで約束して欲しいんです!


ご通行中の皆さん、
僕は、ここに立つために、300万円払いました。
選挙の表記がある限り、僕は、東京都選挙区の中で、公の場所では、いくらでも街頭演説をする権利を買ったんです。
みんなが出してくれたカンパで。
だから、少し大きな音でしゃべるのを、許してください。

「それにつけてもこのスットコドッコイ、安倍自民党、なんかおかしいぞ」って思ってる皆さんは、
今回の東京都選挙区で、誰がちゃんと憲法を守ろうとしている人かを、見極めて欲しいんです。
そして、自分の性格や好み、あるいは見てくれに合う人をちゃんと選んで、
最低限4議席、マックス(最大)6議席を、護憲勢力で取って欲しいんです。


さらにさらに、その中でも、野党の皆さんも、どうもいろんなしがらみがあるようだ、歯切れが悪い。
政治家ってのは、命を懸けて、本当のことを、皆さんに伝えるのが仕事なんじゃないんですか?
「どうしてあの時、安保法制が通る時に、牛歩したのが山本太郎一人なんだ?」って、僕は思ったんです。
牛歩は一人より、二人の方がいいですよね?

藪をかき分けかき分け、僕らがこじ開けてきた、この細い道の後に、
「あーなんか、政治家ってかっこいいじゃないか」って思った若い人たちが、
僕や山本太郎の後に、続いてくれると信じてます。
この11日間だけでも、東京中の街頭演説に、けっこう若い人が来てくれてます。
18歳から、選挙権があるんですよね。

投票率を、60%、70%まで押し上げれば、固定票、組織票で固まってる自公の計算が、大きく狂うんです。
なぜなら、彼らは、組織で(票を)固めてるから、今からこれ以上、票を積み増すことができないんです。
街頭演説を見てください。
3人とか5人しか、人が立ってないんです。
誰も人の心を動かせてません。
お金だけ動かしてるんですよ。

だから、今回は、
「投票に今まで行ってない人たちが、投票に行ってしまうこと」が、彼らが一番恐れていることなんです。

前回の国政選挙、自民党に投票した人、1765万人。
投票に行かなかった人、つまり、センスが良すぎて政治が耐えられない、そういうイケてる人々、
つまり、今、ここにいるほとんど全員ですね。
4922万人!
日本で最大の政党は、
「政治なんかダサくて見てらんねえよ」っていう、そんな皆さんなんです。
そのおよそ5000万人の気持ちを、今回の選挙にはブチ込んでほしいんだよ!


家に帰って調べて欲しいのは、『自民党憲法改正草案』。
1時間リサーチするだけで、分かりやすいサイトがいっぱい出てきます。
憲法13条、ここには、
「あなたを”個人”として尊重する」、と書いてあります。
ところが、自民党が練りに練ってきた、憲法改正草案では、
「あなたを”人”として尊重する」、としか書いていないんです。
”個”、という一文字が、取れてるんです。


舛添さんは、この自民党憲法改正草案の、初期段階に携わってました。
実は、彼は、こう言ってるらしいです。
「俺たちが最初に手がけてたやつと、今のやつが、全然違ってきてる」と。

安倍さんは、ガリガリくん一本、政治資金で買ってたわけですよね?
山本太郎議員が、TBSで、きっちり証明してくれた。
舛添さんがやってることとあんまり変わんないのに、なんで舛添さんだけが、あんなにマスコミで叩かれたのか?
常に、情報は、スピン、コントロール、スピン、コントロール…。
そう、それがファシズム。
人々を騙してでも、自分たちの行きたい方向へ持って行こうとする。
麻生さん、言いましたよね?
「ナチスの手口でも見習ったらいいんだ」って。
だけど麻生さん、多分あなたは、あなたの拙い英語力で、マイケル・グリーンやアーミテージに、騙されてませんか?
だけどもし、彼の心の中にも、国を想う気持ちがカケラでもあるなら、今からでも引き戻せますよ。
俺んちに晩飯食いに来たら、大歓迎します。
どうも、国会議員の皆さんは、東京に長く居るので、この5年間で、多少被曝してると思いますよ。
美味しい酵素玄米とか、俺の手作りの味噌とか、マジで効きますから。
いつでも歓迎します。
晋三さん、昭恵さん、確か皆さん、代々木の方に住んでますよね?
聞こえますかー!?

ナマ(イキ)言ってる三宅洋平という若造を、許してください。
僕も、あなた方のミステイクを許します。
そこから、同じ対話のテーブルに、着いてくれませんか?

日本会議の皆さん、
創価学会の皆さんも、すでに気づいて、立ち上がりましたよ。
あなたたち自身が、一番騙されてるっていうことに、そろそろ気づいて欲しいんです。
利用されないでください、戦争で儲ける人たちに。
それは日本人ですらない。
日本円の65%は、日本人じゃない人たちが持ってます。

というよりも、世界の富の99%を買い占めた、1%の人々というのは、多分、国家意識持ってません。
国家意識を持っていない人たちが、戦争で儲けるために使うのが、国家意識なんです。
人々を、ナショナリズムで煽り立てて、中国では抗日運動、日本では中国の脅威論。
日本を中国を仲悪くさせて、儲かる奴らがいるんですよ。
軍需、金融、IMF、その中枢。

オーケー、その人たちのことも、”許さニャイ”、”許したい”、そして”許してほしい”。
そんな地球を作りたい。

気候変動、Climate change。
レオナルド・ディカプリオが先頭に立って、30万人のデモが繰り広げられたり、世界ではそういうことが起きている時に、
まだ日本では、天皇陛下を元首に掲げるという、自民党憲法改正草案が、押し通されようとしてるんです。

気づいてください。
騙されないでください。
自信を持ってください。
自覚を持ってください。

あなたは、不景気の下で、低賃金で、仕事があるだけマシだ、なんていう精神状態で働かされるほど、矮小な、小さな存在ではないということを。

自信を持ってください。
あなたが夢見ることは、実原できるということを。
ビジョンを持ってください。
恥ずかしがらずに語ってください。
Imagine(想像)してください。
ジョン・レノンのように。


だから、少し前に、スペインで起きたあの運動は、こう叫んだんです。
" Podemos, Podemos"
「俺たちはできる!俺たちはできる!俺たちはできるんだ!」って、口にして欲しいんです。

まだ熱くなれてない皆さん、
選挙はあと1週間(7月2日現在)。
どうか、熱くなってください。
「どうにも頑張れない」
わかります。
僕も、前回3年前、選挙フェスが終わってから、選挙鬱になりました。
なぜか曲が書けない。
言いたいことがデカ過ぎて、言葉にならない。
自信が無くなっていく。
落選候補のこの3年間、また辛酸舐めてきましたけど、
やっぱりここに立って思うのは、こういう仲間たち(会場の聴衆)を背中に背負って、こういう仲間たち(舞台のスタッフ)を背中に背負って、
「俺はできる!俺たちはできる!」ということなんです。

国会議員が717人います。
今回、山本太郎議員が、僕を大推薦して、すべての力を貸してくれたおかげで、
短い選挙準備の期間も、僕は、議員会館で、いろんな仕事ができました。
いろんな議員さんの、部屋の前を通るんですけど、まだ誰も、僕のこと知らないんですよね。
今回、皆さんが、50万票から100万票、ここに集めてくれたら、
この1週間で、あなたの一票を、10票、100票、1000票に積み重ねてくれたら、
多分、僕はそこに行って、すべてのドアをノックするでしょう。
そして、すべての議員のハートを、ノックするでしょう。
「国民の声を届けに来たよ」
「愛される国会議員になって欲しいから、俺の話を聞いてくれないか」って。
そこに、”右”も”左”も無いんですよ。

真の保守とは、国家の暴走から国を守ることだ。
じゃあ、国って誰だ?
国体か?皇家か?経済か?経団連か?
違う。
国とは、そこに生える民草。
この土壌の上に生える民草。
あなただ!あなただ!あなたなんだ!俺なんだ!

I and I and I and I and I and I.
”アイ”と”アイ”が循環する、この”アイ”の循環社会。
「俺たちが国なんだ!」っていうことを、彼らに思い出してもらうんです。

「三宅くん、君は脱原発だの、自然再生エネルギーだの、地方分権だの、あるいは外国人参政権だの、理想的なことをやたらと口にするが、
一体、日本の一般会計100兆円で、どうやってそれをやるんだ?
しかも、そのうちの半分は、借金だぞ」と。

騙されないでください。
そして、共に学習していきましょう。

日本銀行のサイトを開くと、そこにはこう書いてある。
『家庭の金融資産 1740兆円』
消費税ってのがありますよね?
そこのお母さんが、子どもにご飯を食べさせるために買う、ご飯代、野菜代、そこにかかる消費税と、
少しお金に余裕がある人が買う、2台目のベンツ。
なぜか消費税は、そこに、一律にかけられている


税金の世界では、『応能負担原則』という言葉があります。
能力に応じて、持っている人が少し頑張る。
消費税は、応能負担原則を、完全に無視してます。
にも関わらず、この金融資産には、その配当と一年の利益に対して、分離課税が20%かかっているだけなんです。
一律の総合課税にもなっていない。
これを、ちゃんと、累進課税にする。


頭悩まして、まるで山本太郎のようにハゲを作りながら、毎日デイトレードして、なんとか1000万円稼いでる人と、そんなあなたと、
家で寝っ転がっている間に、部下やなんかがいろいろやって、何億円もすぐに稼げる人とが、同じ税率なんです。
“消費税やめて、富裕税を”
1000万から、5000万から、そのぐらいの小金持ちの皆さん、この言葉に過剰反応します。
「なんだよ、俺こんなに頑張ってるのに、まだ俺から税金取るのか?」
違います。
公認会計士の皆さん、弁護士の皆さん、開業医の皆さん、
何人かのスタッフを食べさせるために、皆さんが頑張っていることは、よくわかってます。
「あなたたちが一番損をしている」と、僕は言いたいんです。
ちゃんと、大金持ちから税金を払ってもらうという、税制を作る。
そういう政治家が今、必要なんです。
なぜなら、あまりに偏っているからです。

1% people。
もしくは、その中の、さらに1% people。
「地球が破滅したって、俺だけはロケットに乗って、宇宙に逃げられる」って思ってるような人たちですよ。

さて、この超富裕層の皆さんに言いたい。
「寂しくありませんか?」
麻雀の一人勝ち、朝の5時頃、なんだか気まずくなってくる。
一人勝ちって、誰も幸せになんないんですよ。
選挙に出る前に、代々木の鳩森神社で、おみくじ引いたんです。
大吉が出ました。
そこにはこう書いてある。
『争い事任せてよし』

託しますよ。
任せますよ、皆さんの動きに、この1週間。
俺と山本太郎が、いくら駆けずり回っても、100万票は集まらない。
皆さんが声を枯らして、100人や300人の友人、知人、家族に声をかけて、
「あいつに入れた方がいいよ」
「三宅洋平に入れてくれ!今回は俺を信じてくれ!」って、
そうやって運動すること。
これは、どんなデモより、強い力。
どんな暴動よりも、大きな力。
そして、最も平和なやり方。
それが、政治の素晴らしさを取り戻す、"Democracy"ですよ。


よろしくお願いします。
三宅洋平を、よろしくお願いします。

さて、平均5%の課税を、例えば、その1740兆円のうちの500兆円を握る、1%の人たちに課したとします。
25兆円の財源が取れるんです。
基礎控除は今、年間38万円。
これを、120万円に上げる。
そんなことも可能になるんです。

夢みたいな話でしょ?
だけど、騙されないでください。
信じてください。
できるんです。
ロジックをしっかりと語って、僕らが運動すれば、それはできるんです。

公明党を押し上げてきた、創価学会の力。
今の自民党を作ってきた、あるいは民進党にもいる、280人の議員を抱えてきた、日本会議の力。
それは、想いの力。
そして、運動の力なんです。

想いは違えど、Respect(尊敬)
その先にあるのは?

「ここには、俺たちっていう声もあるんだ!」っていうことを、証明する力です

さあ、新しい国会を作ろう!
まずは、自民党の改憲草案を”ボツ”にした後に、
「すべての意見が尊く、等しく語られる」
そんなテーブルを、国会に作りましょう!

そしてそこに、三宅洋平を送り込んでください!
よろしくお願いします!

あと1週間(まうみ注・現在でいうとあと4日)、時間が許されてます。
まだ熱くなれてない友だちに、
「7月10日、選挙に行くんだ」っていうことを、語りかけてください。
若い皆さん、若年層の投票率が1%下がる毎に、あなたは13万5千円損をしている、という調査が出ました
東北大学の調査です。
2%下がると、27万円、損をしているんです。
なぜなら、予算の配分が、投票率の高い高齢層向けの政策に、偏るからです
ぜひ投票に行って、国会と国家予算に、ログインしてください

さあ、あと1週間(4日)。
三宅洋平が、そして山本太郎が、どんな話を東京都で展開するか、
Webの皆さん、リアルの皆さん、ぜひご注目ください。

山本太郎が、この3年で見せた伸びしろ。
同じように、三宅洋平に、政治家として成長する、6年間のチャンスを、与えてください。
選挙です。大きな声で言わせてもらいます。

東京選挙区、無所属立候補、ミュージシャン、三宅洋平をよろしくお願いします!
ありがとうございました!

↑以上、書き起こし終わり



投票一揆
これはとても静かな一揆です。
10日じゃなくてもできます。
今日でも明日でも明後日でも明々後日でもできます。
10日の、投票所が閉まる時間まで、いつでもできる一揆です。
好みのボールペンやサインペンで、実行してください。




三宅洋平・新橋駅SL前広場の選挙フェスより
コメント (4)
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