【レトロクラシック】課題山積みも、将来を見据えて

美浦トレセン在厩のレトロクラシックは、まずは運動のみでレース後の様子を窺っています。

◇椎本助手のコメント
「（前走について）スタート良く流れに乗れたあたりは前進。ただ、まだ体と気持ちのバランスが取れていないようで、競馬が近くなると飼葉をあまり食べなくなり、レースが終わるとムシャムシャ。（気持ちが）後ろ向きでない分だけ助かりますが、根底にある我の強さというか、精神的な部分がさらに走る方向にむいて欲しいです。今は競馬終わりで免疫が落ちているのか、右トモ飛節の下部が皮膚荒れを起こしていますので、ひとまず週内はやっても軽く跨るまで。ほどなく治ると思いますし、レースを使ってきている牝馬でもありますので、コンディションさえ整えてあげれば大丈夫でしょう。目標は１２／２０中山４Ｒ ２歳未勝利・牝（芝１８００ｍ）。距離に関しては、短くするより延ばしていった方が今後のためですし、まだ決めつけない方がイイと思います。ディープの仔ですから、引き続き焦らず我慢の稽古でいきたいところです。」
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椎本助手のコメントを見ると、レトロクラシックがまだ成長途上で多くの課題を抱えているのがよく分かります。
でも、それは逆に言えば、レトロクラシックにはまだまだ大きな可能性が秘められているということですので、目先の事も大事ですが、本当は、将来を見据えた育成方法を考えて接した方がいいんでしょうね。
先日の展示会ツアーで社台の方が仰っていた、「ディープの仔は時間をかけた方がいいタイプも多い」という話、レトロクラシックはまさにそのパターンなのだと思います。

とは言え、それも最低ひとつは勝ってからの話です。
クラシック云々は別にしても、春先までに未勝利は脱してもらわないと、結局切羽詰まった使い方になってしまいますから、なるべく早い時期に結果を出して欲しいものです。
それが１２／２０のレースだったら、本当にすっきりした気分で来年が迎えられます(^_^)


【１１／３０東京３Ｒでのレトロクラシック　：　公式ＨＰより】
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【ダブルミッション】いずれは芝も！…の前に１勝を(^_^;)

美浦トレセン在厩のダブルミッションは、この中間も順調に追い切りを消化しています。

14.12.03 助 手 美南Ｄ良 5F 　-　-66.5-52.3-38.8-12.9(8) 馬ナリ余力
14.11.30 助 手 美南Ｗ重 半哩 　-　-　-54.8-39.0-12.9(8) 馬ナリ余力
ヘニースウィフト(二500万)馬ナリの外同入
14.11.27 助 手 美南Ｐ良 5F 　-　-69.4-53.3-39.0-11.8(8) 馬ナリ余力
シャラク(古1000万)馬ナリの外を0.8秒先行同入

◇篠原助手のコメント
「前回の入厩時よりもフレッシュな印象があり、今は具合が良さそう。ダートよりもポリトラックでの走りのほうが良かったところをみると、いずれは芝も試してみたいですね。ただ、当面は自由が利かない身ですから、まずは出走に漕ぎつけられるかどうかです。『（未勝利の身で）１２／１６川崎の ディセンバースター賞（ダ１６００ｍ）に入るのは難しい』（調教師）ため、目標は１２／１４中京７Ｒ ５００万下（ダ１８００ｍ）へ。ここがダメなら、その翌週の若手騎手戦へ向かいます。事前にジョッキーさえ押さえておけば、出走の余地があってもおかしくはないでしょう。」
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１２／１４の５００万下、またはその翌週の若手騎手限定戦に向けた調整が順調に進んでいます。
篠原助手の「いずれは芝も…」というコメントはまさにその通りですが、ひとつ勝たないことには芝を試すも何もありません。。まずは目先のレースで結果を出すしかないのがツラいところです。
（私もダブルミッションは芝でこそと思っていますが…）

と、嘆いていても始まりません。
自身の能力を存分に発揮する芝の舞台に立つためにも、多少適性外であろうが何だろうが、相手が強かろうがどうしようが、気合で勝利をもぎ取ってきて欲しいと思いますm(_ _)m


【１２／４、美浦トレセンでのダブルミッション　：　公式ＨＰより】
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