カナロアガールの調教見学については前の記事で書いた通りです。
ここまでとても順調に調整されていて、高木場長も確かな手応えを得ておられましたから、このあと競馬でどこまで頑張れるかは田村先生にお任せし、出資者としては一生懸命応援するだけです。
トレセンに入って追い切りを消化して、デビューは470kgを切るぐらい。
あと一ヶ月か一ヶ月半後には、その時が来るかもしれません。 楽しみに待ちたいと思います(^^)
そして、高木育成牧場をあとにした私たちが向かったのは、厚木のレンブラントホテル内にある中華料理のお店です。
チャイニーズダイニング トルファンというそのお店は、私が普段使っている街の中華屋さんとはひと味違う、なかなか落ち着いていて綺麗なお店でした。 なるほどチャイニーズダイニングと言うだけの事はありますね!
やはり、食事会の場としては、シロコロホルモン屋を選ばなくて正解だったかもしれません(^O^)
では早速、料理の紹介をしていきます。
まずは米山代表の無難なご挨拶と乾杯のあと、前菜の盛り合わせからスタートです。

乾杯は普通に瓶ビールで。
前菜はどれも無難な美味しさで、トルファンさんがしっかり安心の料理を出すお店なのが伝わってきました。
なんていうことは無いのですが、茹でピーナツとか、塩気が丁度良くて好きなタイプでしたし。
それからですね、ご挨拶を頂いた米山代表ですが、どうも若い頃のイメージが重なってしまい、ついつい普通に会話をしてしまうのですが、最近は代表としても一皮むけて、何やら頼もしげなお仕事もされているようで。。
なかなかお礼を言う機会もなく申し訳ないのですが、応援していますので頑張ってください(^^)
続いては、『豚肉とイカと彩り野菜の細切り炒め』です。

豚肉とイカという組み合わせは意外に珍しいかもです。
この手の炒め物だと青椒肉絲がメジャーですが、食材の違いとそれを活かす味付けの工夫により、こちらの方がマイルドで食べやすい仕上がりになっていたと思います。
青椒肉絲好きの方は分かりませんが、つまみにもおかずにもなりそうな料理、私は好きです。
こちらは、『海老とピーナッツと野菜のピリ辛炒め』です。

中華の炒め物だと、鶏とカシューナッツも有名ですが、こちらにはピーナッツが入っています。
確かにピーナッツもよく使われる食材ですが、個人的にはカシューナッツの方が好きかも。。 私の正面に座っていた超重鎮会員さんは、「そりゃあピーナッツの方が安いからだ!』と、夢も希望もないご発言をされていましたが…
いや、味付けはピリ辛と言うほど辛くなく、ふくろ茸やエビなど食材の味を活かした誰もが好きな中華味。 食材の使い方を見る限り、決して原価をケチったようには感じられない炒め物でした(^_^;
続いては、『鶏もも肉と彩り野菜の中華風トマトソース煮』です。

ちょっとわかりにくいので取り分け後の写真も。

こちらの料理については、私の隣に座っていた結果にコミットする会員さんが、「中華なのになぜイタリアンなんだ!」とひと言。。 トマト=イタリアンという刷り込みは、私も含めて日本人には浸透しているんですね。
料理としてはなかなかよく考えてあって、柔らかい鶏もも肉とブロッコリー、カリフラワーの食感が好対照。
トロッとしたトマトソースには中華風の甘み深みが加わっていて、ニンニクとオリーブオイルでお化粧されたイタリアンのトマトソースとは別物でした。(いや、イタリアンじゃないので当たり前ですが(^^ゞ)
ただですね、こちらの『揚げ焼売 バジルソース』が続いて出てきたので…

超重鎮会員さんと結果にコミットする会員さんが、声をそろえて、「やっぱイタリアンじゃん!!」と勢いに乗ったのは言うまでもありません。(料理をこの並びにしたのはお店側のミスだったか…)
まあ、バジルソースとは言っても、あくまでも味の中心は肉が主体の揚げシュウマイの方。 バジルはほんのり香るぐらいな感じで、一風変わった揚げシュウマイを控え目に演出してくれていました。
はい、この揚げシュウマイ、私は美味しいと思いました(^^)
食事の炭水化物は、『しそとシラスの炒飯』でした。

このチャーハンは無条件に美味しかった。
しらすの香りがフワッと広がるとても日本人向きのチャーハンで、王道系のパラパラタイプ。
味だけでなく量もしっかりとあり、トルファンさんが良心的なお店であることがよく理解できた逸品でした。
いやあ、何と言いますか、私の斜め前に座っていた、常にバズーカ砲を持ち歩く会員さんが、ことあるごとに可愛らしいスタッフさんに絡もうとするのを必死で止めて良かったと、心の底から思います。
何故って、こういう真面目な中華料理屋さんを敵に回しても、何ひとつイイ事はありませんから…
最後にデザートの杏仁豆腐です。

杏仁豆腐も、滑らかでしっとりとしたとても美味しいものでした。
最後の杏仁豆腐がダメだと、「それまでの料理が台無しになるのが中華料理のツライところ」、と言われるほど杏仁豆腐は重要で、その意味でもトルファンさんがちゃんとしたお店なのが確認できます。
どうやらお値段もそれなりにリーズナブルのようですし、厚木じゃなくて近くにあったら重宝しそうなお店です(^^)
ちなみにこの日も飲み放題。 乾杯ビールのあとは、ひたすら紹興酒を飲み続けていました(^^ゞ

ということで、カナロアガールの見学会から始まって、とても楽しい懇親会まで準備を頂き、米山代表はじめクラブスタッフの皆さんには大変お世話になりました。 ありがとうございましたm(_ _)m
電車のアクシデントとは言え、スケジュールが最初から遅れたこと、路線バスを大人数で占拠してしまい、結果的に地元の方にご迷惑をかけたことなど、例によって課題もあったイベントですが、古くからの会員も新しい会員もアットホームな雰囲気で遊べるのは、広尾TCの魅力のひとつだと思います。
準備から何からお手数だとは思いますが、こうした企画も出来る範囲で続けて頂きたいと思います。
それから、私の周りでお酒にお付き合い頂いた皆さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
次回はお師匠様にお伺いを立てたうえで、『デビルの会』開催をめざすかもしれません。
その際は、『本当のデビルとは何者なのか』、を確認するためにも、是非、怖いもの見たさでご参加頂ければと思います…
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
チャイニーズダイニング トルファン
厚木市中町2-13-1 レンブラントホテル厚木内
046-222-0360
ここまでとても順調に調整されていて、高木場長も確かな手応えを得ておられましたから、このあと競馬でどこまで頑張れるかは田村先生にお任せし、出資者としては一生懸命応援するだけです。
トレセンに入って追い切りを消化して、デビューは470kgを切るぐらい。
あと一ヶ月か一ヶ月半後には、その時が来るかもしれません。 楽しみに待ちたいと思います(^^)
そして、高木育成牧場をあとにした私たちが向かったのは、厚木のレンブラントホテル内にある中華料理のお店です。
チャイニーズダイニング トルファンというそのお店は、私が普段使っている街の中華屋さんとはひと味違う、なかなか落ち着いていて綺麗なお店でした。 なるほどチャイニーズダイニングと言うだけの事はありますね!
やはり、食事会の場としては、シロコロホルモン屋を選ばなくて正解だったかもしれません(^O^)
では早速、料理の紹介をしていきます。
まずは米山代表の無難なご挨拶と乾杯のあと、前菜の盛り合わせからスタートです。

乾杯は普通に瓶ビールで。
前菜はどれも無難な美味しさで、トルファンさんがしっかり安心の料理を出すお店なのが伝わってきました。
なんていうことは無いのですが、茹でピーナツとか、塩気が丁度良くて好きなタイプでしたし。
それからですね、ご挨拶を頂いた米山代表ですが、どうも若い頃のイメージが重なってしまい、ついつい普通に会話をしてしまうのですが、最近は代表としても一皮むけて、何やら頼もしげなお仕事もされているようで。。
なかなかお礼を言う機会もなく申し訳ないのですが、応援していますので頑張ってください(^^)
続いては、『豚肉とイカと彩り野菜の細切り炒め』です。

豚肉とイカという組み合わせは意外に珍しいかもです。
この手の炒め物だと青椒肉絲がメジャーですが、食材の違いとそれを活かす味付けの工夫により、こちらの方がマイルドで食べやすい仕上がりになっていたと思います。
青椒肉絲好きの方は分かりませんが、つまみにもおかずにもなりそうな料理、私は好きです。
こちらは、『海老とピーナッツと野菜のピリ辛炒め』です。

中華の炒め物だと、鶏とカシューナッツも有名ですが、こちらにはピーナッツが入っています。
確かにピーナッツもよく使われる食材ですが、個人的にはカシューナッツの方が好きかも。。 私の正面に座っていた超重鎮会員さんは、「そりゃあピーナッツの方が安いからだ!』と、夢も希望もないご発言をされていましたが…
いや、味付けはピリ辛と言うほど辛くなく、ふくろ茸やエビなど食材の味を活かした誰もが好きな中華味。 食材の使い方を見る限り、決して原価をケチったようには感じられない炒め物でした(^_^;
続いては、『鶏もも肉と彩り野菜の中華風トマトソース煮』です。

ちょっとわかりにくいので取り分け後の写真も。

こちらの料理については、私の隣に座っていた結果にコミットする会員さんが、「中華なのになぜイタリアンなんだ!」とひと言。。 トマト=イタリアンという刷り込みは、私も含めて日本人には浸透しているんですね。
料理としてはなかなかよく考えてあって、柔らかい鶏もも肉とブロッコリー、カリフラワーの食感が好対照。
トロッとしたトマトソースには中華風の甘み深みが加わっていて、ニンニクとオリーブオイルでお化粧されたイタリアンのトマトソースとは別物でした。(いや、イタリアンじゃないので当たり前ですが(^^ゞ)
ただですね、こちらの『揚げ焼売 バジルソース』が続いて出てきたので…

超重鎮会員さんと結果にコミットする会員さんが、声をそろえて、「やっぱイタリアンじゃん!!」と勢いに乗ったのは言うまでもありません。(料理をこの並びにしたのはお店側のミスだったか…)
まあ、バジルソースとは言っても、あくまでも味の中心は肉が主体の揚げシュウマイの方。 バジルはほんのり香るぐらいな感じで、一風変わった揚げシュウマイを控え目に演出してくれていました。
はい、この揚げシュウマイ、私は美味しいと思いました(^^)
食事の炭水化物は、『しそとシラスの炒飯』でした。

このチャーハンは無条件に美味しかった。
しらすの香りがフワッと広がるとても日本人向きのチャーハンで、王道系のパラパラタイプ。
味だけでなく量もしっかりとあり、トルファンさんが良心的なお店であることがよく理解できた逸品でした。
いやあ、何と言いますか、私の斜め前に座っていた、常にバズーカ砲を持ち歩く会員さんが、ことあるごとに可愛らしいスタッフさんに絡もうとするのを必死で止めて良かったと、心の底から思います。
何故って、こういう真面目な中華料理屋さんを敵に回しても、何ひとつイイ事はありませんから…
最後にデザートの杏仁豆腐です。

杏仁豆腐も、滑らかでしっとりとしたとても美味しいものでした。
最後の杏仁豆腐がダメだと、「それまでの料理が台無しになるのが中華料理のツライところ」、と言われるほど杏仁豆腐は重要で、その意味でもトルファンさんがちゃんとしたお店なのが確認できます。
どうやらお値段もそれなりにリーズナブルのようですし、厚木じゃなくて近くにあったら重宝しそうなお店です(^^)
ちなみにこの日も飲み放題。 乾杯ビールのあとは、ひたすら紹興酒を飲み続けていました(^^ゞ

ということで、カナロアガールの見学会から始まって、とても楽しい懇親会まで準備を頂き、米山代表はじめクラブスタッフの皆さんには大変お世話になりました。 ありがとうございましたm(_ _)m
電車のアクシデントとは言え、スケジュールが最初から遅れたこと、路線バスを大人数で占拠してしまい、結果的に地元の方にご迷惑をかけたことなど、例によって課題もあったイベントですが、古くからの会員も新しい会員もアットホームな雰囲気で遊べるのは、広尾TCの魅力のひとつだと思います。
準備から何からお手数だとは思いますが、こうした企画も出来る範囲で続けて頂きたいと思います。
それから、私の周りでお酒にお付き合い頂いた皆さん、本当にありがとうございましたm(_ _)m
次回はお師匠様にお伺いを立てたうえで、『デビルの会』開催をめざすかもしれません。
その際は、『本当のデビルとは何者なのか』、を確認するためにも、是非、怖いもの見たさでご参加頂ければと思います…
(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
チャイニーズダイニング トルファン
厚木市中町2-13-1 レンブラントホテル厚木内
046-222-0360

昨日、カナロアガールの調教見学会に参加してきました。
結論はタイトルに書いた通りで、とにかく順調のひと言。
高木競走馬育成牧場の高木場長は、「現時点で文句のつけどころはないです。調教を積んでも馬体は少しずつ増えていますし、ゲートもすごく速いのですぐに合格できるでしょう。普段は大人しくて調教では前向きになる、オンオフが上手なタイプですから苦労がありません。本当に課題が無いので、早めにトレセンに入れても大丈夫だと思います」と仰っていました。
ちなみに馬体重は、先週時点で486kgとのこと。
ただ、脚長でスラッとした体形故か、そこまであるようには見えず、もう少し幅があってもイイぐらいかと。
高木場長も、「背丈も含めてもう少し大きくなる感触がある」とのことでしたので、比較的完成度の高い牝馬ながら、実際にはまだ成長途上なのだと思います。(2歳のこの時季なので当たり前ではありますが)
早い時期から使うのが田村先生の方針ですが、個人的には少し待ってあげてもイイかな?とも感じました。
それはさて置き、こちらが高木競走馬育成牧場の厩舎です。 歴史と伝統(?)を感じますね。

馬房をのぞいたら、カナロアガールがマッタリ佇んでいました。

調教のための馬装が始まります。

キチンと鞍がついて、いよいよ馬房から出てきました。

乗り役さんが跨ると、表情もキリッとしてきます( ・`ー・')キリッ

これから周回コースに向かうのですが…

その前にパートナーと合流。 相手はなんと、エポカドーロの妹(父ロードカナロア)だそうです(°◇°;)

エポカドーロの妹について調べてみたら、名前はロンギングエレン、田村厩舎の期待馬ですね。
デビュー前の他人様の馬なので、あまりあれこれ書いてはいけませんが、(カナロアガールとタイプは違うものの)いかにもロードカナロア産駒らしいイイ馬でしたので、同厩舎のライバルとして応援してあげたいと思います。
ちなみにですが、カナロアガールは、「ロードカナロアより母系のサンデーが出ているのでは?」と高木場長が仰っていたように、実はあまりロードカナロアっぽくないかもしれません(^_^;
こちらがダート周回コースですが、結構な勾配の坂路になっています。

高木牧場のダート周回コースは一周が700m。
自然の傾斜を活かした坂路コースで、高木場長によれば、「美浦の坂路よりはキツイと思います。普通の馬だと頂上の手前でヘコタレて、止まってしまうぐらいですから」とのことでした。
コース脇の木は桜だそうで、春先には桜並木の下を走ることになるのだそうです。
先頭がカナロアガール、後ろがエポカドーロ妹(ロンギングエレン)です。

ここからは、みっちりとロードカナロア産駒2頭の調教を見学させて頂きました。

この日のメニューはウォーミングアップの常歩3周、ダク3周のあと、ハロン18~20秒のキャンターを4周でした。
調教を見て感じたことは、1周目より2周目、2周目より3周目と、周回を重ねるごとに動きが良くなったこと。
キャンターの入りが(おそらく)20秒程度で、最後の周回では18秒を切るぐらいが出ていたと考えると、きっと、速いところをやればやるほど良さが際立つタイプなのでしょう。
このあたり、大きな完歩で柔らかく駆ける馬の共通点ですが、広いコース、競馬場で走る姿を見てみたいと思いました。
調教を無事に終えて、洗い場で体を洗ってもらいます。

なんか、気持ちよさそうですね(^^)

脚元の無事を丁寧に確認しつつ、蹄の裏まで綺麗にしてもらいます。

タテガミを整えて、爪に油を塗っておめかし完了、改めて登場してくれました。




小田急線の遅延の所為とは言え、集合時間に間に合わないという大失態でスタートした私の見学会ですが、こうやって実際にカナロアガールを見る事が出来てとても安心しましたし、改めて期待感を高める事が出来ました。
今後のスケジュールは田村先生次第ですが、おそらく今週、遅くとも来週にはトレセンに入ってくれるでしょう。
で、高木場長の言葉通りなら、「普通は2週間3週間かかるゲート合格まで、この馬なら5日でいける」そうなので、状況によっては本当に6月デビューがあり得るかもしれません。
「跳びが大きくて、一瞬のスピードよりイイ脚を長く使うイメージ。マイルから中距離が合うのでは」(場長)とのことなので、間に合えば6/2東京5R(牝・芝1600m)が面白そうです。。
などなど、もう少し時間をかけてあげてもイイと書きながら、ついデビュー目標まで妄想してしまいました(^^ゞ
いや、でも、そんな話も決して妄想ではないのかも…
実際、調教ではパートナーのロンギングエレンに引けを取らない動きをしていましたし、本当の速めをやればさらに良さが出そうな雰囲気も感じましたから、入厩してから2週間の動向次第では、「よし、行こう!」となる可能性もありそう。
それもこれも、今の順調さを保ったままでの入厩が条件ですから、(残りわずかな期間かもしれませんが)高木牧場の皆さんには、引き続き万全の管理をお願いしたいと思います。
お忙しい中、大人数での見学に臨機応変にご対応頂き、本当にありがとうございましたm(_ _)m
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
結論はタイトルに書いた通りで、とにかく順調のひと言。
高木競走馬育成牧場の高木場長は、「現時点で文句のつけどころはないです。調教を積んでも馬体は少しずつ増えていますし、ゲートもすごく速いのですぐに合格できるでしょう。普段は大人しくて調教では前向きになる、オンオフが上手なタイプですから苦労がありません。本当に課題が無いので、早めにトレセンに入れても大丈夫だと思います」と仰っていました。
ちなみに馬体重は、先週時点で486kgとのこと。
ただ、脚長でスラッとした体形故か、そこまであるようには見えず、もう少し幅があってもイイぐらいかと。
高木場長も、「背丈も含めてもう少し大きくなる感触がある」とのことでしたので、比較的完成度の高い牝馬ながら、実際にはまだ成長途上なのだと思います。(2歳のこの時季なので当たり前ではありますが)
早い時期から使うのが田村先生の方針ですが、個人的には少し待ってあげてもイイかな?とも感じました。
それはさて置き、こちらが高木競走馬育成牧場の厩舎です。 歴史と伝統(?)を感じますね。

馬房をのぞいたら、カナロアガールがマッタリ佇んでいました。

調教のための馬装が始まります。

キチンと鞍がついて、いよいよ馬房から出てきました。

乗り役さんが跨ると、表情もキリッとしてきます( ・`ー・')キリッ

これから周回コースに向かうのですが…

その前にパートナーと合流。 相手はなんと、エポカドーロの妹(父ロードカナロア)だそうです(°◇°;)

エポカドーロの妹について調べてみたら、名前はロンギングエレン、田村厩舎の期待馬ですね。
デビュー前の他人様の馬なので、あまりあれこれ書いてはいけませんが、(カナロアガールとタイプは違うものの)いかにもロードカナロア産駒らしいイイ馬でしたので、同厩舎のライバルとして応援してあげたいと思います。
ちなみにですが、カナロアガールは、「ロードカナロアより母系のサンデーが出ているのでは?」と高木場長が仰っていたように、実はあまりロードカナロアっぽくないかもしれません(^_^;
こちらがダート周回コースですが、結構な勾配の坂路になっています。

高木牧場のダート周回コースは一周が700m。
自然の傾斜を活かした坂路コースで、高木場長によれば、「美浦の坂路よりはキツイと思います。普通の馬だと頂上の手前でヘコタレて、止まってしまうぐらいですから」とのことでした。
コース脇の木は桜だそうで、春先には桜並木の下を走ることになるのだそうです。
先頭がカナロアガール、後ろがエポカドーロ妹(ロンギングエレン)です。

ここからは、みっちりとロードカナロア産駒2頭の調教を見学させて頂きました。

この日のメニューはウォーミングアップの常歩3周、ダク3周のあと、ハロン18~20秒のキャンターを4周でした。
調教を見て感じたことは、1周目より2周目、2周目より3周目と、周回を重ねるごとに動きが良くなったこと。
キャンターの入りが(おそらく)20秒程度で、最後の周回では18秒を切るぐらいが出ていたと考えると、きっと、速いところをやればやるほど良さが際立つタイプなのでしょう。
このあたり、大きな完歩で柔らかく駆ける馬の共通点ですが、広いコース、競馬場で走る姿を見てみたいと思いました。
調教を無事に終えて、洗い場で体を洗ってもらいます。

なんか、気持ちよさそうですね(^^)

脚元の無事を丁寧に確認しつつ、蹄の裏まで綺麗にしてもらいます。

タテガミを整えて、爪に油を塗っておめかし完了、改めて登場してくれました。




小田急線の遅延の所為とは言え、集合時間に間に合わないという大失態でスタートした私の見学会ですが、こうやって実際にカナロアガールを見る事が出来てとても安心しましたし、改めて期待感を高める事が出来ました。
今後のスケジュールは田村先生次第ですが、おそらく今週、遅くとも来週にはトレセンに入ってくれるでしょう。
で、高木場長の言葉通りなら、「普通は2週間3週間かかるゲート合格まで、この馬なら5日でいける」そうなので、状況によっては本当に6月デビューがあり得るかもしれません。
「跳びが大きくて、一瞬のスピードよりイイ脚を長く使うイメージ。マイルから中距離が合うのでは」(場長)とのことなので、間に合えば6/2東京5R(牝・芝1600m)が面白そうです。。
などなど、もう少し時間をかけてあげてもイイと書きながら、ついデビュー目標まで妄想してしまいました(^^ゞ
いや、でも、そんな話も決して妄想ではないのかも…
実際、調教ではパートナーのロンギングエレンに引けを取らない動きをしていましたし、本当の速めをやればさらに良さが出そうな雰囲気も感じましたから、入厩してから2週間の動向次第では、「よし、行こう!」となる可能性もありそう。
それもこれも、今の順調さを保ったままでの入厩が条件ですから、(残りわずかな期間かもしれませんが)高木牧場の皆さんには、引き続き万全の管理をお願いしたいと思います。
お忙しい中、大人数での見学に臨機応変にご対応頂き、本当にありがとうございましたm(_ _)m
*文中の引用コメントは私の記憶に基づいて書いています。誤り、ニュアンスの違いなどは全て私の責任ですm(_ _)m
