栗東トレセン在厩のパンサラッサは、19日、Cウッドを3頭併せで追い切られています。
- 22.10.19 助 手 栗CW良 6F 79.9-65.0-50.9-37.2-12.1(7) 稍一杯追う
ラヴェル(二歳1勝)一杯の内0.4秒追走0.1秒先着
- 22.10.16 助 手 栗東坂良 1回 56.2-40.7-26.2-12.9 馬ナリ余力
- 22.10.13 助 手 栗東坂良 1回 53.1-38.2-24.8-12.2 馬ナリ余力
◇矢作調教師のコメント 「一番後ろから行って、終いは2頭を交わしての先着。一週前追い切りということもあって、しっかりやりました。時計、動き、調教後の息の入り、いずれも悪くありませんが、現時点ではまだ良くなる余地があるといったところでしょうか。テンションはいつもよりも落ち着いている様子。元気が良すぎるくらいの方がいいのか判断が難しいところですが、飼葉喰い、体つきなども問題ありませんので、今週ある程度の時計を出したことで、さらに良くなってくれればと思います。あと一週間で仕上げて、ベストな状態で本番10月30日(日)東京11R 天皇賞・秋(G1・芝2000m)を迎えたいものです」
-----
どうせ本番では頑張ってくれる…と思っているので、あえて心配なことから書いてしまいますが、矢作先生から「まだ良くなる余地がある」というコメントが出るのは、現時点ではベストの状態とまでは言えないからでしょう。もちろん、このひと追いで気合が入り、一段上の状態になることを信じていますが、天皇賞を勝つってのはそう簡単なことではないですからね。
スポニチさんの記事によれば、メンコを外すタイミングを工夫してみたりと細かいところまで気を遣う様子が伝わってきますが、あと一週間でどこまで上昇できるのか、何となく期待と不安を感じるこの瞬間こそが一口馬主の醍醐味なのかもしれません(^^;)
いやぁ、どうなんでしょうねぇ。。どうせ思い切り逃げることは決まっているわけですし、今からやれることは限られていますから、腹をくくって応援するだけなんですけどね…。こういう時には、やっぱりこれですかね!
この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
【天皇賞・秋1週前追い】パンサラッサ 半馬身先着の好時計、陣営「上出来」:スポニチ Sponichi Annex
パンサラッサ(牡5=矢作)はCWコースで僚馬ラヴェル(2歳1勝クラス)と併せ馬。追走から直線は追われ、6F79秒9~1F12秒1で半馬身先着した。池田厩務員は「1週前追いであれだけの時計をマークしたら上出来やな」と納得の笑み。ここ2走はスタート後の行きっぷりがひと息ながら、前走・札幌記念は首差2着。「宝塚記念(8着)と前走はゲート裏でメンコを外し、妙におとなしすぎた。今回は以前のように馬場入り前にメンコを外す。少しイレ込んでいるぐらいがちょうどいい」と話した。
CWコースにて3頭併せで追い切るパンサラッサ(左)(撮影・亀井直樹)Photo by スポニチ
注目の香港国際競争(12/11香港)についてですが、パンサラッサはカップ(2000m)とヴァーズ(2400m)に登録。カップに登録した日本馬は33頭、ヴァーズには23頭が登録していますが、さすがに現状でもドバイターフ勝ちのパンサラッサが選ばれないことはないでしょう。でも、天皇賞を勝って名実ともに日本代表として参戦したいかなぁ(^^ゞ
ちなみにカップかヴァーズかについては、おそらく矢作先生は芝2000mの世界最高賞金レースであるカップに出したいはずなので、ヴァーズはいわゆるスベリ止めでしょうが、そのあたりも順次明らかになってくると思います。(ヴァーズの距離2400mは、昨年走った中山の2500mより香港の2400mが良い…という感じでしょうか)
いずれにしても、巷でいろいろ言われている円安の破壊力を再び実感する日が来て欲しいですし、そのためにも『ゴマカシの利かない府中の2000mで強い競馬をして欲しい』との気持ちがさらに高まってきました!