【菊花賞】アスクビクターモアがクラシック最後の1冠をコースレコードで制す!:サンスポZBAT!
第83回菊花賞(3歳牡・牝、G1、芝3000メートル)は、田辺裕信騎手の2番人気アスクビクターモア(牡、美浦・田村康仁厩舎)が2番手追走から抜け出し、最後ボルドグフーシュの追撃を振り切ってG1初制覇。65年ぶりに皐月賞&ダービー連対馬不在の混戦を断ち、クラシック最後の1冠を制した。同馬の父であるディープインパクトは、歴代単独トップとなる同レース5勝目&クラシック競走24勝目。タイムは3分2秒4(良)のコースレコード。
ハナ差の2着にはボルドグフーシュ(7番人気)、さらに半馬身遅れた3着にジャスティンパレス(4番人気)が入った。なお、1番人気のガイアフォースは8着に敗れた。
◆田辺裕信騎手(1着 アスクビクターモア)「目標とされる立場ということで、馬の力を信じて動かしていった部分もありますが、よく凌ぎ切ってくれました。抑え込むよりマイペースでいたいと思い、ちょっとペースは速いと思いましたが、馬が力まないように気をつけて走りました。瞬発力より持久力勝負で分がある馬だと思うので、そろそろ行っても凌げると思い動きました。自分でポジションを取り、自分で勝ちに行ったので、最後は脚が上がり気味でしたが、なんとか凌いでくれという思いでした。最後の一冠、獲ることができました。まだまだ若い馬ですし、これから強い馬と戦うことも多々あると思いますが、パワーアップしてもっともっとG1を勝ってほしいです」
菊花賞を勝ったアスクビクターモアは、父ディープインパクト、母カルティカ、母の父Rainbow Questという血統。通算成績は9戦4勝。重賞は今年の弥生賞ディープインパクト記念(G2)に次いで2勝目。菊花賞は田村康仁調教師、田辺裕信騎手ともに初勝利。
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クラシック最後の一冠、菊花賞を制したのはダービー3着、ディープインパクト産駒のアスクビクターモアでした。
ダービー馬のドウデュースが凱旋門賞、2着馬のイクイノックスが天皇賞・秋に向かう中、アスクビクターモアは春の実績最上位馬として最後の一環に挑んだわけですが、1000m通過58秒台で流れる展開を2番手追走、3角過ぎから早めのスパートで後続を振り切った内容は、まさに自ら勝ちにいった素晴らしいものだったと思います。
今年の菊花賞は『やや小粒なメンバー』などと言われていましたが、前に行って底力で勝負する(全くディープインパクト産駒らしくない(^^;))スタイルは、今後、経験を積む中で完成された時には無類の強さにつながる可能性がありますからね。母父Rainbow Questが利いているのかいないのか、結果はまだまだ分かりませんが、これからも注目していきたいところです。(春の戦績など、ちょっとタイトルホルダーっぽいところがあったりしますので(^^ゞ)
さてさて、菊花賞が終われば次は古馬の王道・天皇賞です!
クラシックは大いに盛り上がる3歳馬の祭典として、これからも重要なレースであり続けるでしょうが、古馬の一線級と3歳馬が激突する天皇賞・秋は、春の天皇賞とは違った意味で非常に注目されるレースです。今からイレ込んでは身が持たないかもしれませんが、ここまでくるとそうも言っていられないですからね。兎にも角にもパンサラッサ頑張れ!!です( ・`ー・')キリッ
**2022/10/23阪神11R 菊花賞(G1/芝3000m)・良**
菊花賞【2022年10月23日阪神11R】出馬表、予想:競馬ラボ
ジャンダルムが香港スプリント招待受諾 日本馬11頭選出/競馬:レース/デイリースポーツ online
今年のスプリンターズS覇者ジャンダルム(牡7歳、栗東・池江)に香港スプリント・G1(12月11日・シャティン、芝1200メートル)の招待が届き、22日に関係者が受諾した。
また、以下の馬も香港国際競走の各レースに選出された(出否は現時点で未定)。
【香港C・G1】(芝2000メートル)
ジオグリフ(牡3歳、美浦・木村)、ジャックドール(牡4歳、栗東・藤岡)、パンサラッサ(牡5歳、栗東・矢作)、ダノンザキッド(牡4歳、栗東・安田隆)
【香港マイル・G1】(芝1600メートル)
ダノンスコーピオン(牡3歳、栗東・安田隆)、ソングライン(牝4歳、美浦・林)
【香港スプリント・G1】(芝1200メートル)
ナランフレグ(牡6歳、美浦・宗像)
【香港ヴァーズ・G1】(芝2400メートル)
シャフリヤール(牡4歳、栗東・藤原英)、ステイフーリッシュ(牡7歳、栗東・矢作)、グローリーヴェイズ(牡7歳、美浦・尾関)
香港国際競走にジャックドール、パンサラッサなど日本馬11頭が選出:スポニチ Sponichi Annex
12月11日の香港国際競走(シャティン)に日本馬11頭が選出された。香港カップ(芝2000メートル)はダノンザキッド(牡4=安田隆)、ジャックドール(牡4=藤岡)、パンサラッサ(牡5=矢作)、ジオグリフ(牡3=木村)の4頭。香港マイル(芝1600メートル)はダノンスコーピオン(牡3=安田隆)、ソングライン(牝4=林)が選出された。
香港スプリント(芝1200メートル)はジャンダルム(牡7=池江)、ナランフレグ(牡6=宗像)が選出され、ジャンダルムは既に陣営が招待を受諾。香港ヴァーズ(芝2400メートル)はシャフリヤール(牡4=藤原)、ステイフーリッシュ(牡7=矢作)、グローリーヴェイズ(牡7=尾関)が選出された。
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パンサラッサが第一希望の香港カップ(12/11シャティン)に無事選出されました。
同レースにはパンサラッサの他にダノンザキッド、ジャックドール、ジオグリフが選出されていますが、大阪杯勝ち馬のレイパパレや秋華賞馬スタニングローズなどは落選していますし、やはり、ドバイターフ勝ちの勲章は大きいんですねぇ。。(逆に言えば、ジャックドールの選出は札幌記念でパンサラッサに勝ったから…かな(^^;))
一方でマイルとスプリントに登録していたバスラットレオンとキングエルメスは選出されず。。まあ、キングエルメスは最初から厳しかったですが、バスラットレオンについては『ひょっとしたら…』と思っていたんですけれど…。ただ、そもそもマイルは外国勢のが厚く、ヴァンドギャルド、グレナディアガーズ、サリオスなども選ばれませんでしたからね。
いずれにしても、まずは天皇賞・秋でジャックドール、ジオグリフらに先着したい! 来週の府中は内ラチ沿いが仮柵でカバーされるBコースになりますから、前が止まらないレースが増えておかしくないはずですし、ここ数年のは府中はずっと前有利、内を通った馬有利の流れだったはずで…
と、すっかり香港ではなく天皇賞の話になってしまいましたが、パンサラッサにとっては府中の2000mよりシャティンの方がやりやすい気もしますので、天皇賞を勝てば一気のG1連勝だってあるんじゃね!?…という夢を見たいと思いますm(_ _)m