【毎日王冠】サリオスがレコードで2年ぶりの復活V!オグリキャップ以来の同レース2勝目:サンスポZBAT!
第73回毎日王冠(3歳以上オープン、G2、芝・1800m)は、松山弘平騎手の1番人気サリオス(牡5、美浦・堀宣行厩舎)が2年ぶりの復活勝利で重賞4勝目。道中は中団のインで控えると、直線で馬群をこじ開けるように抜け出し先頭でゴール。1988・89年に連覇したオグリキャップ以来の同レース2勝目を挙げた。また、天皇賞・秋(30日、東京、G1、芝2000m)の優先出走権が与えられた。タイムは1分44秒1のコースレコード(良)。
1/2馬身差の2着は後方から直線で鋭く伸びたジャスティンカフェ(3番人気)、さらに3/4差の3着はダノンザキッド(4番人気)が入った。2番人気のレイパパレは4着に敗れている。
毎日王冠を勝ったサリオスは、父ハーツクライ、母サロミナ、母の父Lomitasという血統。通算成績は14戦5勝(うち海外1戦0勝)。重賞は2019年サウジアラビアRC(G3)、朝日杯FS(G1)、20年毎日王冠(G2)に次いで4勝目。毎日王冠は堀宣行調教師は10年アリゼオ、11年ダークシャドウ、20年サリオスに次いで4勝目、松山弘平騎手は初勝利。
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注目のG2・毎日王冠を制したのは1番人気のサリオスでした。
サリオスは3歳秋にこのレースを勝っていますが、なんとそれ以来勝ち星に恵まれておらず、気づけばこれが2年ぶりの勝利。もともとはコントレイルと好勝負を演じていた馬だけに、再び本来の能力に目覚めたとすれば今後も楽しみです。
と言いますか、ここを叩いて天皇賞・秋に向かうのだとすれば、パンサラッサにとって怖いライバルがまた一頭増えたことになりますね。。(まあ、こちらは迷わず行くだけなのでアレですけれど(^^ゞ)
そして、私が密かに注目していたレッドベルオーブは1000m通過57.9秒で逃げたものの、残り400mで後続につかまって最下位に。前走、小倉日経オープン(1000m通過57.6秒)ではセーフティリードを作って3馬身差の逃げ切り勝ちを収めたものの、毎日王冠ともなると相手もついてくるので、残念ながら同じ形を作ることができませんでした。
と言いますか、57秒台で逃げていても掛かりまくって頭を上げていましたし(パンサラッサは気分良く走っての57秒台なので…)、そのあたのコントロールが相変わらずの課題なんでしょうねぇ。。
ちなみにレッドベルオーブのペースについて行きながら、3、4着に残ったダノンザキッド、レイパパレの実力はさすがですね。もちろん中団後ろから差してきたサリオス、ジャスティンカフェも強かったですが、地力の高さを見せたという点では、ダノンザキッド、レイパパレも充分評価に値する競馬をしたと思います。
うーむ。。この中から何頭が天皇賞に来るかわかりませんが、どの馬もなかなか強そうに見えてしまいます。札幌記念で競り負けているジャックドールもいることですし、パンサラッサとしては、前走以上の状態で出走するのが大前提になりそうです(^^;)
**2022/10/9東京11R 毎日王冠(G2/芝1800m)・良**)
毎日王冠【2022年10月9日東京11R】出馬表、予想:競馬ラボ (keibalab.jp)
従来の表に、募集スケジュールが発表になった今年の追加募集馬を載せました。
**広尾TC 2023/2024年2歳募集馬ラインアップ**(太字太枠は出資済・残口は10/8時点)
キャッツアイ' 22の残口数が「残25口」となりました (10/08 10:00現在):広尾サラブレッド倶楽部
現時点で出資可能な21年産馬は6頭なので、今回追加の4頭を加えると10頭、22年産馬は土曜10時時点で残25口となったキャッツアイ’22に3頭が加わって合計4頭になりました。
21年産馬についてはこの顔触れで打ち止めでしょうから、現在牡馬3頭に出資済みの私としては、この中から牝馬を最低1頭選ぶつもりにしています。その上で、もう1頭か2頭は出資をしてもイイよなと…。世代あたりの出資頭数は5頭ぐらいにまとめたいですが、まあ、6頭までは誤差の範囲と言えなくもないですからね(^^ゞ
つまり、もともと前向きに検討中のデプロマトウショウ’21と、クエストフォーワンダー’21、ピオノフィオレ’21、ベネディーレ’21を比較検討するのを第一段階として、どうしても出資したい馬がさらに何頭出てくるかという。。
ちなみにクエストフォーワンダー’21はセントアイヴスの全妹ですし、ベネディーレ’21はアリシアンの半妹。本来サプライズになるべきピエノフィオレ’21についてはセレクションセール時の情報(税抜3600万円落札、熊癖、OCD手術歴あり)が出ていますので、多少の事前知識がある中での全容公開がどうなるか?といった興味もあります。
特にピエノフィオレ’21は厩舎がどこなのか、お値段は?といった点に加えて、OCD手術や熊癖の状況をどの程度詳しく説明してくれるのか、血統構成は大いに注目に値する馬だけに注目したいと思っています。
あとは、ミスペンバリー’21がどのぐらい大きくなったかなど、正直、既募集馬のさらなるフォロー情報も欲しいですね。。比較検討と言っても大したことをするわけではないのですが、やはり、(馬体重ではなく)サイズの情報はあった方が良い… いや、現地で実馬を見ることができない今、そのぐらい出してくれても良いんじゃないかと思います(^^;)
22年産馬については、まだディメンシオン’22やミスペンバリー’22がラインアップに加わっていませんので、個人的にはこの段階でガツガツ飛びつく心構えにはなっていません。ただ、リナーシェ半妹のヴェイパー’22やゴッドフロアーのモズアスコット産駒は気になる存在ですから、もしも馬のデキがビビッとくるほど良かったら…
もしもそういうことになったら、言うことがガラッと変わるかもしれませんが、その時はあえて深く突っ込まず、クラブの作戦にまんまとハマっていく私を暖かく見守って頂きたいと思いますm(_ _)m